教育業界の問題点

 日本人のIQ値やOECDの教育総合ランキングの調査では、日本はかつて世界でもトップクラスだったのですが、OECDの2022年の調査で日本は、21位 と大きく順位を落としています。

実際の教育現場でも日本人の教育レベルが落ちて来ていると強く感じてしまうのです。

学力と同時に躾もされていない、かつ無気力な子ども達が増えてしまっているのです。

具体的には、

①学力の二極化

大学全入時代に突入し日本人の学力が大きく二極化しているように感じます。

既に半数以上の大学生がペーパー試験無しで大学に推薦入試で進学しています。

英語、日本語、算数が嫌いで、本当に出来ない学生が半数近くに増えているのかも知れません。

②親も子にも気高い目標が無い

東大に入ること、大企業に就職することは真の目標とは言えません。

ハッキリとした将来の目標を持たずに、皆が行くから自分も塾に行く、皆がするから自分も受験をすると言う、目標の無い優柔不断の考え方が増えてしまっているようなのです。

③レベルの高い学校が足りない

東京の人口集中に比べて国立や私立小学校が特に少なすぎる。

世田谷区や文京区等の東京中心部の募集定員が限られているので、全体の2割程度しか私立中学には進めない為に、私立中学校受験が激化しているのです。

④先取り学習

先取り学習が最善策だと勘違いしている

受験戦争で勝ち抜く為には、計算や暗記を人より先に沢山進めることが良いとだと真剣に信じて塾に早期から通わせている家庭が多すぎます。

それが結果として私立中学校の過激な受験戦争に繋がっているのです。

⑤体験学習が足りない

将来の推薦入試や就職に必要な能力は、主体性、創造性、コミュニケーション等の能力なのです。

主体性、創造性、コミュニケーション能力を高めるには机上学習では無く、キャンプ等の体験学習が必要になります。

それらの時間を確保する方が重要なのに、受験勉強で時間を潰してしまえば、必要な能力が育ちません。

⑥大手塾の戦略

大手受験塾が少子化対応で、先取り学習を強調して、幼児期や低学年生徒の確保に動いています。

四谷大塚が1年生準備クラスをやっているように、

作られた受験戦争に乗ってはなりません。

本当に子ども達の能力を伸ばす体験をさせる必要があるのです。

⑦質よりも量で勝負

大手受験塾では、勉強する量を数倍に増やすパターン教育の強化と言う間違った戦略に傾いていますが、半分以上の生徒はついて行けてません。

受験を勝ち抜ける勝組は一部だけで、その他はお金と時間を無駄遣いしたことになるのです。

⑧日本語が読めない

家庭での幼児期の基本教育が足りていないので、

全体的に日本人の語学レベルが下がっています。

なんちゃってインタースクール生活では日本語が読めません。

家庭での読み聞かせも足りません。

家庭には本が無く、本を読む習慣が無いので語学力が付きません。

⑨家庭間格差が拡大している

年収格差があると教育にお金を掛けられません。

体験学習にも時間やお金を掛けられません。

結果として学力に格差が生まれます。

また、IT情報格差で真の情報を掴めないと、井戸端会議の情報を鵜呑みにして適切な判断や行動が取れません。

⑩メタバース時代

メタバース時代には、IT技術を駆使したイベント企画、コンテンツを作成するクリエイター、イベントを円滑に進めるMCの様な柔軟性の高い人財が必要となります。

 今迄の様に、頭に知識を沢山詰め込んでも、それを上手に形に出来なければ意味が無い時代になるのです。

そんな時代でも生き抜ける人間に子ども達を育てるのが、親の責任と言えるのかも知れません。

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