未来を創る教育

 開成中学校・高等学校の葛西太郎教諭が保護者にお願い「経験泥棒だけはしないでください」他にも親が子ども達から奪ってしまうものは、

体験泥棒、時間泥棒、好奇心泥棒、人権泥棒があるのです。子ども達を1人の人格者として大人扱いをしてください。

 そして、子ども達には好きな事を徹底的にやらせてあげてください。

理想はさかなくんの様な特定分野に詳しい博士ちゃんが育つことなのです。

カルガリー大学の研究では、1歳の子供が興味を持ったものに、親が一緒に関わった場合と無視した場合では、子供の集中力に4倍の差が出たのです。

 体験学習を通じて、発見、可能性を引き出すことで、自分で考えイメージし発表出来る子に育ててあげてください。

 教育熱心過ぎて、小学校の低学年から習い事を沢山やり過ぎる子供は、4年生頃には潰れてさそまいます。

 メタバースの時代には、クリエイターに育てなければならないので、今までの様な労働者育成の教育を受けても無駄なのです。

単純労働は機械に置き代わり無くなります。

自分で考えるクリティカルシンキング、イメージデザインに繋がるワーキングメモリーの強化、スピードと記憶能力を鍛える必要もあるのです。

 教育は学校で教わるより先に、家庭で基礎を固めておかなけれなりません。

 つまり、親から学ぶので、家庭内対話と読書読み聞かせを一緒にすることが基本なのです。

 また親は子どもに取っての最大の先生なので、親が子供に嘘を付かないこと、面倒でも正しく説明してあげる、調べる方法を教えてあげることが必要なのです。

 教育における最大の問題は、親が子どもを教育出来ないことなのです。

外遊び、運動させる、読み聞かせをする、対話をする、しつけをする、早寝早起き規則正しい生活をする、嘘を付かない、先生や他人の悪口を言わない、好奇心を引き出す、好き嫌いせず残さないことを身を持って教える必要があるのです。

 また日本人らしさを伝承することも必要です。

平和主義、落とし物でも人のものは取らない、譲り合う助け合う、場を読んで協調出来る、侘び寂び匠の感覚を是非教えてあげて欲しいのです。

 メタバースの時代には、新たな仕事や発明付加価値を産み出せる人財が必要ですが、親の情報力が格差を生んでしまいます。放置も服従もダメ、

親は子供達を外に連れ出し、好奇心を育て、ドーパミンサイクルを強化し探究させ、ITお金国際リテラシーを鍛え、言葉、情報、自然、運動のシャワーを浴びせてあげてください。

その際には、言葉を覚えるのでは無く、いつもストーリーにして(お話)覚えることが大切になります。

 子どもに取っては、やりたい事が無いのが一番不幸なので、やりたい事探しに付き合ってあげるのが親の役割でもあります。

大人の会話をちゃんと理解しているか、あらゆる方法でドーパミンサイクルを刺激しているか、

スピードと運動量で刺激しているか、論理的な質問を投げかけて必ず答えさせているか、飴と鞭で集中力を持続させているか、個性を生かしつつ周りも認めて協調しているかが重要になります。

 メタバースの時代は、圧倒的な格差が生まれる社会でもあり、子ども達は、自分だけの1度だけの人生をそこで過ごさなければならないのです。

その為の教育、金融、ITリテラシー、付加価値を生み出し、目標、問題提起→仮説→分析探究→問題解決→発表しクリエイターが輝く時代へと導いてあげなければなりません。

 親に取っては、一度今までの教育論を白紙にリセットしてみることも必要です。

 その際にヒントとなる格言は、レオナルドダビンチの言った「最も高貴な娯楽は理解する喜びである」となります。

クリエイティブな子ども達を是非とも育ててあげてください。

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