満員電車を無くす方法
日本の満員電車は、世界の恥としか言いようがありません。人と人とのカラダが触れた状態で電車に乗る苦痛は拷問にも匹敵する仕業と言えるのでは無いでしょうか。
日本人のサラリーマンや学生達が氾濫も起こさずに我慢して通勤、通学するのを見逃している日本の政治家や官僚にも「喝!」を入れたいです。
本日は、どうしたら満員電車の問題を解決出来るか考えてみたいと思います。
①首都を移転する
明治維新の際に天皇陛下が東京に移られましたが、正式な遷都ではありませんでした。
今でも東京を首都として定めた文書や法律は無く、事実上の認識として東京が首都になっているのです。天皇陛下には京都にお戻り頂き、国会議事堂や総理官邸は滋賀県辺りに移転し、各省庁は全国に分散すると霞ヶ関一帯がスッキリするのです。
そもそも約3500万人もの人口が関東平野に密集していること自体が、世界でも最も過密で不思議極まりない都市を形成しているのです。
政府は首都を東京から移転し、道州制を導入するべきですし、企業は本社を郊外に移転するべきなのです。道州制によって魅力的な地域が出て来れば、企業がメリットを感じて本社を移転する動機にも繋がる筈なのです。
しかしながら、見本を示す立場の官僚自体が東京を離れたく無いので、遷都の話しは一向に進まないのです。
②始業時間を早める
直ぐに首都を移転できないのならば、政策を変更するしかありません。
始業時間を早めたりサマータイムの導入を行って、時差通勤や省エネの政策を実行すべきなのです。またフレックスタイムの導入によっても通勤時間を分散化することが出来る筈なのです。
③在宅ワークを増やす
企業は在宅ワークを増やし、普段は地方で生活してもらう。行政は印鑑や紙面書類の記入を廃止し、ネットでのやりとりにすることで、実際に事務所へ出所する機会を減らすことが必要です。
最近はリモートワークが社会的にも認められて来ているので、企業もリモートワークを上手に利用して、地方の人材を活用するスタイルをさらに広げて行くべきなのです。
また、鉄道会社が行える対策は、
④電車の本数を増やす
特急を増やす、追い抜き駅を増やす
一車両編成を長くする、全車両2階建にする
1等2等3等車を作り運賃をあげることが必要になります。運賃上げる代わりに、飲み食い出来るようにすることで、飲食代も稼げるようになるのです。
⑤設備の自動化、人件費削減策として、
自動運転、自動ドア開閉を促進することが考えられます。人件費が下がれば増発することが出来るようになり、スムーズな流れを作ることが出来るからなのです。
⑥インフラの改善点
新宿や池袋駅が混雑するのは私鉄の終点駅になっており、JRや地下鉄に乗り換えなければならないからなので、乗り換えを減らす為には、異なる路線が相互乗り入れ出来るように提携を促進し、インフラの改築を行わなければなりません。
各会社が連携出来るように行政がリーダーシップを持って動くべきなのです。
⑦自動車やバスへの分散化と連携接続
自動車やバスとの連携をスムーズに行うことにより、鉄道以外の船舶等の交通手段にも分散化出来るような仕組みを行政がデザインするべきなのです。
⑧メタバース
東京の魅力は約3500万人が集まって切磋琢磨する、競争と刺激とパワーなのだと思います。
メタバースの時代になると、物理的にカラダごと集まる必要は無くなるので、バーチャル空間上で3500万人以上が集まれば、同じ競争と刺激とパワーが生まれる筈なのです。
一刻も早くメタバース上に新たな東京が出来ることで、東京の満員電車は無くなる筈なのです。
むしろ現実の東京以上の盛り上がりが期待出来るのではないでしょうか。
以上のように、満員電車問題を解決することで、東京が今後も世界で誇れる街、メタバースの時代には世界の中心になれるような未来を期待しているのです。