アドレナリンの放出「経験と事例」
本日は、子育てを楽しむための「経験と事例」について、書いて行きたいと思います。
①経験記憶から判断できる
経験と事例(はしご型発想)「経験記憶から判断できる」力があれば将来、コンサルタントになれます。
『反射・はしご型発想』…過去の経験・記憶から、直観的に答えを引っ張り出してくる能力です。
七田式教室では、ウノリンという碁盤上のマスの上に並べた絵の描かれたチップの配列を全て覚えさせることで、記憶力を養うゲームがあり、教室でよく遊んだり、大会にも出場した経験がありました。
私の息子にも圧倒的な記憶力が身に着いていましたので、他の七田式の生徒と同様に勉強では苦労しませんでした。
七田式を習って成長した子ども達のほとんどが、この圧倒的な写真記憶力を身につけています。
ところが本人たちに聞いても、なかなか実感がありません。
なぜならば、記憶できるのが当たり前で日常生活を送っているので、それがどういうメリットとなっているかということ自体に気付いていないからなのです。
記憶が得意な人にとっては、記憶力は特別な能力ではありません。ですから、記憶できなくて困っている人の気持ち自体が分からないのです。そして記憶についての質問をしてみると、「そういえば記憶で困ったことが今までなく、勉強でも困ったことがなく、記憶が難しいことだと思わなかった」という返事でした。
記憶力のある子と、ない子では勉強の成績に違いが出るのは当然です。それならば、子ども達の圧倒的な記憶能力を鍛えるのが父親の役割だと思います。
子ども達に経験や事例を学ばせたいのであれば、とにかく週末は子ども達を外に連れ出して、ワクワクドキドキを感じるチャンスを与えてあげてください。
コロナ禍だから出来ないと言うのは、単なる言い訳に過ぎません。人が群れない場所を選んで連れ出してあげれば良いだけの話なのです。人の少ない場所は都会でも沢山あるのです。ちょっとした公園や公共施設、神社仏閣の杜ならば、意外に空いているのに、思いっきり良い空気とパワーに預かることが出来るからなのです。
そこで貰ったパワーを、探究や調査に使うことで、更なるエネルギーが生まれる筈だからなのです。
②コンサルタント
子ども達に経験と事例を学ばせたいのであれば、コンサルタントと言う職業があることを教えてあげてください。
コンサルタントとは、もともと「相談する人」といった意味の言葉から来ています。これがビジネス用語と定着するようになり、コンサルタントの業務をコンサルティング、在籍している会社をコンサルティング会社などと呼ばれるようになっています。
コンサルタントの仕事内容は、課題を抱えている企業や機関等から依頼を受け、その解決に向けた支援活動を行うことです。業界によって、どのような課題を解決していくかは異なるものの、どのように課題を解決していくか、依頼されている「課題」を細分化し、それに対する改善策をチームで提案・実施していくのが仕事になります。つまりは、「情報を提供する、解決のためのサポートをする」のがコンサルタントの主な役割となっています。
現代のビジネスでは、情報にお金を払うことが重要と言われていますが、コンサルタントはまさにその象徴ともいえる職業なのです。
技術変化の激しいIT業界においては、最新の技術が出てきた際に、最初から全てを理解しているコンサルタントなど、存在する訳ないですから、その時点での知識はなくとも仕事を始めなければならないケースもあります。しかしながら、決められた納期までにそれらの技術や知識を自分のものとし、顧客に提供できれば、それで役割と責任は充分に果たせるのです。
コンサルタントになる為の学び方や顧客に対しての対応は、日米で大きく異なります。例えば欧米の顧客に対して、日本式の手取り足取り教えながら進めていく方法で対応していては、彼らの要求にはとても間に合わないのです。
しかしながら、コンサルタントは絶えずヒトの半歩先を歩いていなければならない仕事」だと言う点については世界共通の常識になっています。
子ども達にコンサルタントの仕事を教えたいのであれば、新しいことに自分の力で挑戦させてみてください。
誰もやった事がない事に挑戦するのは、さぞかし不安が付き纏うでしょうが、先ずは人より先に経験して、自分の五感全体で感じることで、答えが見出せるようになるのです。また、今までの事例や経験を調査することで、解決策のヒントが分かるかも知れません。
人より先に挑戦し、その後から付いてくる人々を導くリーダーの必要性が今後は、益々高まるでしょうから、子ども達がリーダーとして育つように、沢山の経験を積ませてあげてください。
③朗読書写
子ども達に経験や事例を学ばせたいのであれば、本や筆に囲まれた生活環境を与えてあげてください。
子ども達にとって、本や筆に囲まれた生活はとても大切だからなのです。読んだ本かどうかに関わらず、家にたくさん本がある家庭の子ども達の方が優秀で、将来成功している確率が高いことが、統計調査からも明らかになっているのです。
父親が、出かけるときにもいつも本を持っている、また父親がいつも家で本を読んでいると、子ども達も自然に真似をします。
父親は、子ども達にお父さんはインテリだと思わせる工夫も必要なのです。それを学んだ子ども達は、人にも同じ影響を与えられるのです。
先ずは学校の図書館で自分の好きな本を自分で選んで借りてくることが大切です。
また、声を出して本を朗読すると、以下のようなメリットが得られます。
①記憶力アップ
②コミュニケーション能力が高まる
③頭の回転が早くなる
④考える力・アイディアを生み出す力・思考力発想力アップする
⑤学習した知識や技術を生かす力・応用力がアップする
⑥感情のコントロール(穏やかになりキレにくくなる・イライラしにくくなる)が出来るようになる
⑦状況に合わせた判断力(人間らしい行動を取れる・問題行動の抑制)が身に付くのです。
さらに、読むだけは無く、書写をするとさらに効果が高まります。
『書写』とは文字通り「書き写すこと」なのです。
小・中学校の国語の科目のひとつでもあります。
書写のメリットは、
①正しい字がかける
②文章力が身につく
③脳が鍛えられる
④集中力が身につくことなのです。
子ども達に読書と朗読と書写をさせたいのであれば、家庭環境を整えてあげてください。すなわち、本に囲まれた生活と何気なく本を買ったり、借りてくる習慣。
また、書初めの宿題等をきっかけにして、時には自分で筆を取り、好きな文章を書き写す習慣へと両親が自ら率先して子ども達に見せてあげることが大切なのです。
本を生活の一部にして、いつも持ち歩くような人間に成長する筈だからなのです。
④図鑑
子ども達に経験と事例を学ばせたいのならば、図鑑を買い与えてあげてください。
虫網、虫メガネ、図鑑は子ども達を大きく成長させる為に欠かせない三大ツールだからなのです。
図鑑のメリットは、
①自分自身で調べる力
図鑑の子ども達への本当の効果とは、分からないこと、疑問に感じたことを自分自身の力で調べることなのです。
自分自身で図鑑を手に取り、自分が知りたい情報を探し出すことが出来るようになります。
また、調べる癖がつくと、今後の学習にも役立ちます。
②自分で物事を解決していく力
自分の疑問を、自分自身で調べて解決していく事が身に付くと、図鑑だけに関せず、他のことでも、自分で解決する行動がとれるようになります。この習慣をつけることで、その時に得た知識がしっかり定着する効果があります。自分自身で物事を解決していく力を身に付けることが出来るのです。
③知る喜びを感じ、知識を広げる
自分の疑問を解決し、そこでドーパミンが溢れ、喜びを感じます。そのページにまた、知らないことが載っていたならば、また好奇心が刺激されて、どんどん学びにハマって行くのです。図鑑は思考と知識を広げると同時に、知る喜びを教えてくれるので、今後の学習も繋がって行くのです。
④自信が付く
調べた結果が出ることで、自分に自信が付いて行きます。学校での受身の勉強とは正反対に、自分から能動的、かつ積極的に動いて行うので、その習慣を体で覚えることになるのです。自信が主体的な人間になることを後押ししてくれます。
⑤学習能力が伸びる
後から気付いた時には、結果として学習能力が自然に付いているので、勉強をしたと言うよりも、自分の好きな事をしたと言う気持ちになれるので、継続が出来るし、勉強嫌いにもならないのです。学力が伸びる一方になるのです。
子ども達が図鑑で調べられるようになる為には、両親が子ども達に、図鑑を買い与えてあげてください。
子ども達が公園等で興味を持ったモノ、また図書館や本屋さんで図鑑を見て興味を持ったモノを買ってあげてください。子ども達は何回も何回も図鑑を読み直し、また次の図鑑を欲しがるようになる筈だからなのです。
⑤イマージェリー
子ども達に経験と事例を学ばせたいのであれば、先にイマージェリーで右脳記憶を鍛えてあげてください。
『イマージェリー』とは、七田式教室での取組教材のことです。イマージェリーの最大のポイントは、 右脳記憶が身につくという点です。
右脳記憶とは、 意識して覚えるのではなく、見たこと、聞いたことを、 そのまま記憶してしまうことなです。 見たものをそのまま再現するので、 「イメージ性の記憶」とも言われています。
「Imagery」は、より効果的に右脳記憶を身につけるためのセットです。 「円周率の記憶」、「1000コマのイラストの記憶」の2種類の記憶訓練が、2倍速、4倍速の音声で収録されています。
通常の2倍、4倍のスピードで流す高速視・聴・読トレーニングにより、低速で働く左脳ではなく、高速で働く右脳で記憶するようになり、次第に暗唱できるようになります。
以下、説明文の引用。
DISC1:円周率記憶 ●イメージトレーニング ●100ペグ記憶 ●円周率記憶(1000桁/2倍速、4倍速) DISC2:1000コマ記憶 ●イメージトレーニング ●1000コマ記憶(2倍速、4倍速) ●CD2枚(円周率記憶用、1000コマ記憶用)h ●手引き書 ●100ペグシート ●子マージェリー(1000コマ記憶用) ●子マージェリー2(円周率記憶用)
1000コマフラッシュ
右脳は高速で刺激を与えたときに、働きます。
高速フラッシュには、右脳の能力を目覚めさせる働きがあるのです。
DVDは、1コマ約0.8秒の速さで映し出されます。
また、50コマごとに頭出しができるので、手軽に取り組むことができます。
<右脳と左脳の違い>
左脳は「言語で記憶し、理解を求める脳」であるのに対し、右脳は「イメージで記憶し、理解を求めない脳」です。
高速大量にインプットすることで、脳の質をより高いものに変えることができます。
「1000コマ記憶」は、その目的に最適な教材です。
「右脳開発プログラムImagery~右脳記憶編~」と合わせて学習することで効果がアップします。
1コマ1コマ脈略のない絵が1ページで50コマ書いてあり、物語にして50コマを暗記するというものです。全部で20ページあり、1000コマ覚えます。
1ページ50コマを30秒以内で言える「早口暗唱」。。。はっきりいって、口がまわらず、一度、「えーっと」と言った時点でタイムアウト。一度成功しなかった(お兄ちゃんは時間がかかったができるようになった)。非常に脳の刺激に良いものです。
子ども達にイマージェリーをやらせてあげたいのならば、七田式教室に通わせるか、七田教育研究所の通販サイトでイマージェリーを購入して、イマージェリーのお話記憶に挑戦させてあげてください。
100個の独立した言葉をいっぺんに覚えるのは大変だと思われるかも知れませんが、子ども達の潜在能力を侮ってはなりません。子ども達はいとも簡単に、スラスラと覚えられるようになり、しかもその記憶能力が一生持続できるのですから、こんなに役に立つ教育はありません。将来は、記憶力が良いことに気が付かないほど、頭を使える人間になっている筈だからなのです。
⑥ウノリン
子ども達に経験と事例を学ばせたいのであれば、七田式教材のウノリンで遊ばせてあげてください。
七田式では、ウノリンという碁盤上のマスの上に並べた絵の描かれたチップの配列を全て覚えさせることで、記憶力を養う右脳記憶遊びのゲームがあり、教室でよく遊んだり、大会にも出場した経験がありました。
遊ぶ方法はとても簡単で、イラストが貼ってあるチップを並べて行き、その配列を記憶したら一旦バラしてから、記憶をもとに正確に並べ直すゲームなのです。
最初はたて4つ✖️横4つの16個ぐらいから始めて行き、少しずつ枚数を増やして記憶力を高めて行くゲームなのです。最終的にはたて8列✖️横8列の合計64個を覚えられるように練習をして行くのです。
本当に64個も覚えられるものなのか、疑心暗鬼になる方も多いと思いますが、子ども達の能力を疑ってはなりません。訓練次第でほとんどの子ども達が出来るようになるのです。
それらを覚えるコツは一つ一つ順番に覚えるのでは無く、写真で写す様に全体を把握し、それに加えて個々の関係をストーリーにして頭の中に格納してしまうのです。一旦64個を覚えられるようになったなら、僅か10数秒間の短い時間で64個を記憶出来るようになってしまうのですから驚くしかありません。
その能力は速読にも応用出来るようになるので、短時間で本をパラパラ読みで読破したり、記憶すべく事柄をあっと言う間に覚えられるようになってしまうので、勉強に活かせれば、正に鬼に金棒の威力を発揮してしまうのです。
子ども達にウノリンをマスターさせたいのであれば、ウノリンを購入し、子ども達と一緒になってゲームを楽しんでください。クリスマスプレゼントで与えたり、お誕生日会の余興で遊んだりしても盛り上がる筈です。
もしウノリンに飽きたなら、同時にオセロゲームにも使えるので、遊びながら記憶力を高めてあげてみてください。将来は、ビッグデータを一瞬で処理して、重要なデータを引き出せることにも繋がって行く筈だからなのです。
⑦辞書
子ども達に経験と事例を学ばせたいのであれば、辞書引きを教えてあげてください。
子ども達は、好奇心の塊です。 そして辞書は知識の泉だからなのです。好奇心と知識を結びつけることで、子ども達の教養が飛躍的に高まるからなのです。
教室でも低学年の生徒達には、辞書引きを毎回やっているのですが、なかなか素早く辞書引きすることが出来ない子ども達が多いことに驚いてしまいます。
たった一つの言葉の意味を探すのに、無駄な時間が掛かってしまうようでは、本人に取っても、めんどくさい作業になってしまい、辞書を引かなくなってしまうのも当然だと感じてしまいます。
例えば、「こうじ」という言葉を調べるのならば、工事、公示、麹など、たくさんの言葉があるので、しっかりと意味を考えて探さないと正解にはたどり着けないことを、辞書引きからは学ぶことができます。
辞書を引くことによって、普段は気付くことのない言葉の存在を知ることが出来るのです。
辞書引き学習は、最初のうちは「付箋が増えることの喜び」に目が行ってしまいますが、調べ続けていくうちに言語そのものに対しての興味が大きくなります。
その頃には、自分で分からないことは調べるといった自主学習の姿勢も増して来るため、そこまで継続して行うことが大切なのです。
辞書引きのメリットは、
①「受け身」の姿勢から脱することができる
②小学校時代に一番大事な「言葉の力」が付く
③「言葉の力」で思考力、 コミュニケーション能力が育つ
④好奇心を伸ばしてくれる
⑤スピード力が付くことなのです。
子ども達に辞書を使わせるには、先ずは家庭内に辞書が置いてなければなりません。特に子ども達の机の上に置いてあることが理想です。子ども達の机ひとつに一冊ずつ辞書が置いてあるのが理想なのです。また、自分が調べた言葉にラインマーカーで色を付けるか、付箋を貼って行くと、商品を獲得したような感覚が生まれて、辞書引きをするモチベーションが高まります。
今はネット検索が便利になり、秒速で調べたい言葉の答えが出せてしまいますが、基本はあくまでも辞書引きなのです。なぜならば、「辞書引き学習」は単に知らない言葉を調べるのが目的ではなく、 知っている言葉を深めることが更に重要だからなのです。
辞書引きを練習することで、将来社会に出た時に、机上で解決出来ない問題の調査をして、問題解決を達成する為には、調べようとする意欲と習慣が必要になります。それらの原動力は、辞書引きの経験が土台となってこそ生まれくる筈だからなのです。
⑧コンサルタントになれる人
経験と事例(はしご型発想)「経験記憶から判断できる」力があれば将来、コンサルタントになれます。
コンサルタントは人の半歩先を歩き、人々にアドバイスをして正しい方向に導くことが仕事になります。
的確なアドバイスをするには、沢山の経験や調査を通じて、事例を積み重ねておく必要があるのです。
ある分野に特化して、沢山の経験や事例を積み重ねられるようになるには、幼い頃から夢中になるモノを見つけて、とことん調べまくるような経験を必要とするのです。
子ども達には、とことんのめり込めれ好きなモノを見つけてあげてください。
自分の子どもが何にのめり込むのかは、親でも中々想像するのは難しいのですが、子ども達は正直なのです。
好きなモノを見つけた瞬間には、眼をギラギラさせて、興奮した口調で親にも語りかけて来るからなのです。
そんな子ども達のギラギラを見逃さずに、また興味を持った対象を否定せずに、子ども達を応援してあげてください。
将来は、きっとコンサルタントにもなれる筈だからなのです。