アドレナリンの放出「ITリテラシー」

本日は、子育てを楽しむための「ITリテラシー」について、書いて行きたいと思います。

①ITの技術で見つけ出せる

 ITリテラシー(しらみつぶし型思考)「ITの技術で見つけ出せる」力があれば将来、ITスペシャリストになれます。
『しらみつぶし型思考』とは、ルールを作って、もれなくひとつずつ確認しながら解いていく方法です。
私も自分の息子には国際性とITリテラシーは必須科目と考えて、幼い頃から教育をしました。
小学校の高学年になる頃には、自然にブラインドタッチでPCを操れるようになり、インターネット上で必要な作業ができるようになりました。TVについては、時間が無かったこともあり、必ず録画をして、倍速や早送りで観させる習慣としました。
TVの正しい観方は、受身になって見させられるのが絶対にダメだからなのです。
「答えはCMの後で」に付き合っている受身型人間になったらおしまいなのです。やはりビデオ録画して倍速で必要な場面だけを短時間で観るのが正解です。
ところで、ITリテラシーは父親が一番の先生になれる分野です。
会社などで当たり前のように行っている、パソコン入力・ワープロ・エクセル・パワーポイントなどは、できるだけ早い時期に、父親が一緒に教えることが大切です。
 小学校の高学年になれば、自分の欲しいものもインターネット検索で、どんな特別品がお手頃価格で、どこで買えるのか、といった情報を自分から必死になって探し出せるようになります。
そして、自分が死んでも子ども達が自分1人で生きて行けるようにと考えると、ITリテラシーは私にとっては外すことのできない項目です。
AI時代だからこそ、目に見えない物を形にする能力が必要ですが、見えない情報を取りに行く際、またそれを目に見える形にする上で、最も重要なツールがITツールです。
ですから自分の息子には早い時期から、コンピューターで検索する事を覚えさせました。辞書や図鑑で検索する方法も低学年の内に基本を覚えさせますが、高学年になってくると、必要な情報や要求するレベルが格段に高くなるので、コンピユ―ターでないと追いつけません。
特に力を入れたのは、「検索のコツ」で、それらを色々とアドバイスしました。まるで連想ゲームのように、どのような情報源を使うのか、どのような検索キーワードと関連事項を組み合わせるか、という発想の展開がとても重要です。
また、自分で考えトライアンドエラーで答えに辿り着くことが、最も大切で教えなければならないポイントでした。
もしも期待した答えが出てこなかったときには、なぜ答えが出てこないのか、何が悪かったのかということを必ず考え直して、次のアクションに「繋げて行く方法」を覚える経験が貴重です。
ところで、情報化社会においては、ITリテラシーが高く、IT技術を使って問題を解決する場面が一層増えます。
ですから、早くからIT技術を身に着け、対処できるような人間へと、子ども達を育てておかなければなりません。
 昔は辞書や図鑑や電子辞書でわからないことを調べるのが当たり前でしたが、今やインターネット検索が最も早く正確に大量の情報から必要な情報をゲットできる時代になりました。
インターネットで検索することを「ググる」と言う時代なのです。
 情報が莫大でカオスの時代に、必要な情報を的確に引き出す技術こそが大切です。
 まずは、どのような「キーワード」の組合せで、知りたい情報が浮かび上がるかを検索検証し、より短い時間で本当に必要な情報に辿り着けるようになります。
 もしこの技術が無ければ、永遠に大海原を漂流し続けなければなりません。引き出した情報はそのまま使うのもヨシ、また、分析手法を使って分析することで、さらに奥深い情報へと姿を変えることも可能です。
子ども達の学習方法もスタディサプリ等のネット事業形式にどんどん置き換わっていくので、ネットを使いこなせる者達が次世代を優位に動かして行くのです。
 ネット検索・SNS・プログラミングといった、ITリテラシー教育を早いうちからやるべきです。
 よく、アダルトサイトにアクセスしたり、接続してはいけない情報にアクセスするのが心配で、使わせないという家庭もありますが、子ども達と使う上でのルールをしっかりと取り決めて、約束を交わした上で始めれば、大きな問題にならないと考えます。 

②プログラミング

子ども達にITリテラシーを付けさせたいのであれば、プログラミングを習得させてあげてください。
プログラミング教育において身に付く5つの能力は、
①物事を抽象化して捉える能力
②物事を分解して理解する能力
③やるべきことを順序立てて考える能力
④ベストな方法かどうかを分析する能力
⑤方法をほかに置き換えて一般化する能力
と言われており、これが『プログラミング的思考』(=論理的に考えていく力)です。
ものごとの全体的に見れる、プログラミング的思考により課題を発見・解決できる力、創造力が鍛えられます。これまで無いような全く新しい能力ではなく、今までも重視されてきた能力が、よりしっかりと発揮できるようになります。
またプログラミング教室での教育効果は、
①作ったロボットをプログラミングして動かすことで、結果がわかりやすく、論理的思考を育むとともに、課題に何度もチャレンジすることで失敗から成功に導く課題解決能力の向上が期待できます。
②自ら考えた工夫でチャレンジすることで、創造力や自分が作り上げたロボットやプログラミングについてお互い発表することで、自己表現力も磨かれます。
③継続して学習することで、毎年行われる、ロボット競技大会(WRO)にチャレンジすることができ、人前で学習の成果を披露する機会もあります。 
 子ども達のプログラミング能力を鍛えるのは、基本練習だと考えてください。その先にあるデザイン構築能力こそが最終的に求める能力であり、今後の社会発展に貢献出来る可能性が高いからなのです。

③倍速

子ども達にITリテラシーを付けさせたいのであれば、倍速の活用方法を教えてあげてください。
 ラジオやTVやyoutubeを倍速で再生した音声を聴くと、普段は聴かない速度の音声を聴くことにより脳の様々な部分が刺激され、脳の様々な部分が連鎖的に活性化されます。特に、側頭連合野にウェルニッケ野という言語を理解するための部分を活性化することで、その近くにある記憶・認識・理解・知覚の各領域が活性するからです。 
 子ども達が倍速を活用出来るようにするには、倍速機能の操作方法を両親が子ども達に教えてあげてください。youtubeには標準機能として準備されていますので、パソコンであれば画面の右下にある歯車マーク⚙をクリックし、スマートフォンであれば右上はじの三つの点を右クリックすると設定画面が表示されます。
次に再生速度をクリックすれば、お好みの速度を選択することが出来るので、状況に応じて2倍速や1.5倍速、1.25倍速等を選んで調整してみてください。
 TV録画のレコーダーにも1.5倍速等の機能が付いている筈なので、その操作方法を教えてあげてください。
 時間が短縮される分、これからの人生の時間を有効に使えるようになることは間違いありません。
 これからの世の中は、タイムイズモアザンマネーなのですから、その貴重な時間と言う財産を増やすことが出来るようになる筈だからなのです。
 普段の学習においても、倍速を活用することで、速読、速聴、速記が出来るようになるので活用してみてください。最初に8倍速、次に4倍速で速聴すると、その後の2倍速がスローに聞こえてしまうので、人間の脳はとても不思議に出来ているです。

④TV録画

子ども達にITリテラシーを付けさせたいのであれは、TV番組は放送時間通りに観るのでは無く、必ず録画して後から観せるようにしてあげてください。
 例えば普通の1時間番組では、オープニングからエンディングまでCMまで含めてフルに1時間を使ってしまいますが、録画を2倍速で再生し、オープニングや繰り返し部分やCMをスキップ機能を使って飛ばして観る操作を覚えて習慣化すれば、約20分程で番組を観ることが出来ます。これを1年間続けた時間で換算すると怖しい程の時間節約になり、それらの時間を必要なコトに振り替えることが出来る筈なのです。
 ラジオやyoutubeについても、全く同じことがはてハマるので録音したりアプリを使って倍速再生で聴くようにしてください。youtubeの場合に通常では、強制的にCMを見させられてしまうので、もし可能であれば、premium会員になってCMを見させられないようにしてあげてください。
 子ども達にTV録画をさせる前には、先ず1週間のスケジュールを細かく決めることです。TVは何気無く観るのでは無く、どうしても観たい番組だけを選んで録画予約をしてあげてください。
 倍速再生の方法は、機種やリモコンによって異なりますので、マニュアルを良く読んで、その機種での対応を覚えてください。自分でマニュアルを読んで理解する能力は、新しいことを始める上で必ず必要な能力になります。ITの分野では次々に新しい技術や製品が出てきますので、マニュアルを理解する力は必須なのです。
ある程度、ポピュラーになればyoutubeでの解説動画がアップされますが、それよりも早く自分の力でノウハウを習得することが、これからの時代を生き抜くコツにもなるのです。

⑤youtuber

子ども達にITリテラシーを身に付けさせたいのであれば、youtuberに挑戦させてみるのも良い方法の1つなのです。小中学生の将来就きたい仕事ランキングでは、年々順位を伸ばしており、子ども達の憧れの職業になっている反面、親の立場からするとむしろなって欲しくない仕事の上位とも言えるのかも知れません。
 しかしながら、youtuberに憧れる小学生達は、時代の流れを的確に感じているからこそであり、正しい選択なのだと言えそうです。
 もはやiPhoneを1台持っていれば、高価な撮影機材や編集ソフトも要りません。自分で撮影して自分で簡易編集して、アップロードするだけなので、一人で今直ぐにでも始められるのです。
 youtuberになる為に必要なスキルは、
①動画発信を継続する力
継続は力なりで、毎日発信することが求められます。
ネタ切れや時間不足で壁にぶつかってもめげない忍耐力こそが求められる、実はかなり地味な世界なのです。
②上質なコンテンツを作るITリテラシーと編集能力
自分ひとりで編集をし、字幕を付けたり音楽も選んで行くので、一通りのIT知識や技術が要求されるのです。
③わかりやすく言語化する能力
youtuberの強みは簡単で分かり易いことなのです。
十人が見たら十人か誤解する事なく、正解に理解出来るように、正しく論理的な言語で説明出来る能力が求められるのです。
④方向性を決めるマーケティング能力
視聴者が観たいモノ、求めているモノを敏感に察知し、未来を予知するような感覚で、テーマやタイトルを見つけ出して行く能力が非常に重要になるのです。
⑤人を楽しませ魅了する能力
年齢を飛び越えて、どんな年代の様々な人々に対しても、好感を得て、皆んなが楽しくなれるキャラクターになれる人間力こそが最も必要な能力となります。
   子ども達にyoutuberのスキルを身に付けさせる為には、今まで説明して来た子ども達に必要な7つの能力の全てが要求されるのです。
 先ずは自分の力で自ら発信する為の「主体性」、斬新なアイディアで人々を魅了する「創造力」、正しいコンテンツだと認知される為の「信頼性」、人々が抱えている疑問点や悩みを解決する「問題解決力」、コンテンツやコミュニケーションを通じて人々を正しい方向性に導いて行く「リーダーシップ」、そして毎日コツコツと作製しアップロード出来る「忍耐力」、
最後に作品の中を貫いている最も核となる魂でもある「大志」が要求されるのです。
つまり、youtuberに必要とされる能力は、社会で生きて行くための能力そのものなので、将来どんな道や職業に進んだとしても、必ず役に立つ能力だと言うことが出来るのです。

⑥スタディサプリ

子ども達にITリテラシーを身に付けさせたいのであれば、スダディサプリを活用した勉強方法をお薦め致します。
 スダディサプリは、リクルートマーケティングパートナーズが運営している、インターネット予備校なのです。ベーシックコースでは、月額2,178円で小学4年生~高校3年生までのすべての授業を受けることが出来ます。
 スタディサプリなら、小中高校生向けに、4万本以上のプロ講師の授業動画が見放題!分かりやすいと評判の「神授業」だから短時間でギュッと効率的に成績アップが目指せるのです。
 コロナ禍もあって、旧来型のような大教室に大勢が集まって、授業をうける教室型の授業は大きなリスクが伴います。先日も千葉県船橋市の某学習塾では、一つの教室で感染者72名を出す、コロナクラスターが発生しています。
 スタディサプリなら、そんなリスクも無く、出掛けて行く通学時間も節約が出来ます。24時間365日、いつでも好きな時間に好きな場所で、やりたい放題授業を受けることが出来るのです。スタディサプリを進める上では、ITリテラシーを活かした効率的な操作や運用の力が学習効果を更に高めてくれるので、ただ決められた時間に教室に出掛けて行き座っているのとは、全く違う自ら計画し実行する主体性が要求されて来るのです。
 もし子ども達が主体性をしっかりと持ち、自立出来ていれば、お得な料金で質の高い効果的な学習が可能になるのです。
 子ども達にスタディサプリを受けさせる為には、先ずは子ども達専用のPCかiPadを用意してあげる必要があります。また、操作方法などの基本的なITリテラシーの知識を両親から子ども達にしっかりと教え込むことで、効率的に進めることが出来るようになる筈なのです。
 一度自分でスケジュールを立てて勉強する習慣が身に付いてしまえば、後は大学受験まで、自分の力で勉強を進められるようになるので、こんなに有難いことは無いのです。時代の流れと共に、ITリテラシーは無くてはならない技術となって来ているからなのです。

⑦mikan

子ども達にITリテラシーを身に付けさせたいのであれば、mikanで学ばせてあげてください。
mikanとは、英単語学習のアプリのことです。
①東京大学の学生が開発し、②無料で使える
③シンプルで使いやすいというので大きな話題をよんでいます。
 私の教室でも生徒に薦めて使っておりますが、幼稚園園児からでも楽しく、ゲーム感覚で学べます。
 普通は、英単語を覚えるのは面倒くさく、時間が掛かってしまうものなのですが、mikanならば短時間で驚く量の単語が覚えられるので、テキスト1冊終わるのがあっと言う間で、次々に新しいテキストに進んで行けるのです。
 英語を学ぶのに、どのアプリにしようか迷っている人には、無料英単語学習アプリ【mikan】を絶対にお勧め致します。さらにmikanには、月額1000円の有料版mikanPROが有ります。
有料版のmikanでは、以下の機能や有利版限定のテキストが全て使えるようになります。
①学習履歴のグラフ化
②日本語→英語のテスト
③リスニングテスト
④my単語帳
⑤暗記シート
⑥わからないボタンの追加
有料会員になればオプションで学習機能が追加されて効率が更に上がります。
最初は、無料のmikanでも不便を感じることはありませんので、無料版から試してみてください。
 もう一つのお勧めiKnow! (アイノウ) は、200万人を越える登録ユーザーをもつ英語学習アプリで400以上 の法人で導入済みです。もともとは、2007年から提供されており、当初は無料の学習サービスだったのですが、2011年に有料化され、現在は1,510円/月の有料アプリとなります。もしオンライン英会話「DMM英会話」に入会していれば、なんと無料で利用できます。
 TOEICスコアが平均116点アップ ※英語公用化推進企業 における3ヶ月試験導入 ▷学習アプリ詳細 
①iKnow! – 身につく英語学習アプリ・スキマ 時間にコツコツ学習・継続できる! ・単語やフレーズなど語彙力を強化! 
②センテンス クイズ – リスニングと文章構成力が同時に身につく・ゲーム感覚で書き取りに挑戦! ・ 難易度を上げてリスニング力UP 
③ブレインスピード – 瞬発力が求められる2択クイズで おさらい学習ができます。 
 子ども達にmikanで学ばせたいのであれば、学習用のiPadを用意してあげてください。
 学習するテキストの選択をしてあげて、使い方を実演して見せれば、後は子ども達が勝手に進めて行くでしょう。
 両親は進捗の管理とテキストの設定を手助けさえしてあげれば、知らないうちに英語名人になっている筈だからなのです。

⑧ITスペシャリスト

ITリテラシー(しらみつぶし型思考)「ITの技術で見つけ出せる」力があれば将来、ITスペシャリストになれます。

 今やiPhone一台を持てば、殆ど全ての生活が快適に過ごせる時代となりつつあります。

 逆に言えば、iPhoneを使いこなせる高度なITリテラシーが要求される時代となりました。

 検索機能を利用すれば、24時間365日いつでも何処からでも必要な最新情報を得られるので、絶えず最前線に立つことが出来るのです。

 ITスペシャリストととしての仕事、投資や金儲け、支払いや請求等も全て出来てしまうので、生活に困ることがありません。

むしろ無駄な移動や待ち時間、面倒な手続きや余計な会話も無くなるので、自分の時間を増やすことに繋がるのです。

 子ども達には、幼い頃から、端末の操作入力方法、検索の仕方、繋がり方、トラブル回避方法等のITリテラシーを教えてあげてください。

子ども達は頭が柔らかいので、やり方を一度教えれば、後は自分でどんどんと上達して行くものだからなのです。

早い時期から、最新の端末を手にすることで、将来のITスペシャリストに近づくことが出来るのならば、安い投資と考えても良いのではないでしょうか。

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