オキシトシンの放出「気は優しくて力持ち」

本日は、子育てを楽しむための「気は優しくて力持ち」について、書いて行きたいと思います。

①弱者を助けられる

気は優しくて力持ちで、「弱いものを助けられる」力があれば将来、心豊かな人になれます。
リーダーの果たすべき責任の十番目は「支援」をすることです。
「気は優しくて力持ち」は、私が理想とする父親像です。昔話に出て来る金太郎や、アニメのドカベン山田太郎のように、弱いものを助けられるからこそ、自分が強いものと認められ、尊敬、信頼されるのです。ですからリーダーは弱いものを助けなければならなりません。
 私は息子に対しても、「気は優しくて力持ち」になるようにしつけてきました。そして、私立小学校から入学させたことも、笑顔あふれる人間として成長するための大きなプラス要因でした。
 「気は優しくて力持ち」を学ぶには、運動部で練習についていけなくなった者、怪我をしている者を労り、遠足に行けば、遅れがちの仲間をサポートしたり、山登りでは、急な山道で仲間を労わったり等の経験がとても役立ちます。
また宴会などで人の悩みを聞いてあげられること、困っている人を助け、励ましてあげられること、誕生日パーティーなどでは、人を祝ったり、相手の気持ちになって気を使えることがとても重要です。
 子ども達を「気は優しくて力持ち」に育てる為にも、遠足、登山、宴会、遊びなどの経験を沢山させることで、弱いものを助けることを経験させ、将来リーダーになるときに、それらの振る舞いがしっかりできる子に育てて欲しいのです。  

②金太郎

子ども達を気は優しくて力持ちに鍛える為には、金太郎を理想に掲げることをお薦め致します。
 金太郎は日本人なら誰でも知っている、国民的なヒーローです。どこで切っても断面が金太郎の顔になる金太郎飴や、テレビCMのキャラクターとしても国民に広く認知されています。また理想的な人間像でもあり、子ども達が金太郎のように、強くかつ優しい人間に育つように親は考えるものなのです。
 現代で言えば、お相撲さんのような存在で、体は大きく、強いけれど、心は優しく、体は柔軟であり、人々からは尊敬される存在なのです。
 金太郎が日本ではこんなにも愛されているにも関わらず、本当の金太郎像は意外に知られていません。昔は幼稚園などでも必ず歌を教わったので、名前は知っていても、金太郎の詳しいお話は意外に知られていないのです。
 金太郎の昔話を簡単におさらいしてみると、
むかしむかし金太郎という赤い服を着た力持ちの男の子がいて、だいすきなお母さんや山の動物たちと毎日たのしくすごしていました。
ある日、源頼光という立派なお侍さんがやって来て、金太郎は頼光の家来と勝負をし、すべて勝ちました。
頼光は金太郎のものすごい強さにおどろき、金太郎を都へ連れていくことにしました。
『さかたきんとき』という新しい名前をもらった金太郎は、四天王のひとりとして立派なお侍さんになりました。
以上のように、金太郎はお相撲さんでは無く、源氏のお侍さんになったのでした。
 金太郎を祀る神社に金時神社があるようですが、残念ながらあまり知られておりませんし、私もまだ参拝しておりません。
 子ども達を金太郎のような人間に育てる為には、運動を通じて柔軟で強靭な体を作るようにしてあげてください。人間、最後は体力が勝負になりますので、怪我や病気、そしてコロナウイルス学にも負けずに、生き残る為の体を作っておくことが何よりも重要だと考えます。
 その体で人を助け、自分も守れる強い人間に育ってくれる筈だからなのです。

③鬼ごっこ 

子ども達を、気は優しくて力持ちに育てる為にも、鬼ごっこは沢山やらせてあげてください。
 鬼ごっこは、お金も掛からずに、脳や体やコミュニケーション能力を鍛える最強のトレーニングになるからなのです
鬼ごっこのメリットは、
1、基礎的体力の向上
2、助け合い、チームワークの向上
3、ぶつからないよう にするバランス能力の向上4、方向転換する能力の向上
5、判断能力のUP 
6、想像力の向上などが上げられます。 
単なる遊びと思われるかもしれませんが、その運動量たるは想像をはるかに超えてしまいます。
 実際に子ども達の鬼ごっこに加わってみると、子ども達も必死に走って逃げたり、追いかけてくるので、普通の大人ならば、直ぐに捕まってしまったり、追いかけてもスルリと逃げられてしまいます。
 短時間でも、子ども達の走行距離は数キロメートル単位でどんどん走り続けるので、かなり強度の高いトレーニングになってしまいます。
 普通の陸上トレーニングで1kmから5km走れと言われたなら、絶対に嫌がる子ども達も、鬼ごっことなると知らない間に簡単に走ってしまうのです。
 ですから鬼ごっこを侮ってはなりません。
子ども達にとっては絶好のトレーニングになっているのです。
 子ども達に、鬼ごっこをさせてあげるには、先ずは公園等の外に出してあげることから始まります。とかく子ども達を家の中に居させた方が、安全で、また汚れたり、喧嘩をして問題を起こさないと言うメリットがあるように思われがちなのですが、それこそが大きな間違いなのです。公園での鬼ごっここそが、子ども達を成長させる最も大切な機会になるからなのです。
 気は優しくて力持ちの心を育てる為にも、鬼ごっこを沢山やらせてあげてください。
 力持ちの基本は体力です。そして体づくりの基本は走ることだからなのです。
 子ども達は、鬼ごっこを通じて他人を助けたり、思い遣ったりすることも自然に身に付けて行く筈なのです。

④逆立ち

子ども達の気は優しくて力持ちの心を育てたいのならば、逆立ちをさせてあげてください。
 全国のヨコミネ幼稚園では、びっくりするほど園児達が逆立ちを見せてくれます。
逆立ちのメリット8つは、
①逆さまの視点から世界を観れるようになる。
実はこれが最大のメリットです。
世界を反対から観ることで、弱者の立場や常識とは反対の視点から観る習慣が身に付くのです。
②筋トレになる
特に上半身の肩から腕にかけての筋力が付きます
③パンチ力が上がる
同じ筋力でもパンチ力と瞬発力が身に付きます。
④血液循環効果
血が頭に下がることで、体全体の血流がとても良くなります
⑤ストレス解消
血流が良くなることで、頭がスッキリしてモヤモヤ感も解消されます。悩みがある時に逆立ちはお薦めです。
⑥美肌、ダイエット
体のバランス調整機能が促進されることで、結果として美肌やダイエットの効果が促進されるので、子ども達に限らず大人もやるべきなのです。
⑦アンチエイジング
さらにシニア世代も、逆立ちでアンチエイジングの効果を期待出来る筈です。お金も広い場所も必要としない屋内でも出来るトレーニングなのです。
 子ども達に逆立ちの習慣を付けさせる為には、子ども達がひとりで逆立ち出来るまで両親が一緒に指導をしてあげてください。
 最初は補助付きの三角倒立から始めて、壁に向かっての倒立、そして壁を使わない独自の倒立、最後には倒立歩きが自由に出来るまでサポートしてあげてください。ある程度出来るようになれば、子ども達はひとりで勝手に毎日のルーティンに出来るようになる筈だからなのです。
特に逆立ちで歩けるようになると、面白いくらい距離を伸ばせるようになるので観ているだけで面白くなります。自分の全体重を支えて歩くので、短時間でも物凄いエネルギーを消費し、筋力をつけることが出来る、最高のトレーニングとなる筈なのです。

⑤宴会

子ども達の心を、気は優しくて力持ちに育てたいと考えるならば、宴会を企画したり、盛り上げられるように育ててあげてください。
 私の息子も運動部だったので、宴会芸は必須でした。歴代の監督さんにも口火を切る為のトップバッターに指名されて、躊躇なく直ぐに芸を披露出来ていました。
 今でこそコロナの問題で、宴会や集会に自粛規制が掛かっていますが、本来は宴会は人と人との貴重なコミュニケーションの場で有り、人との繋がりを築く為の大切な機会だからなのです。
 そして、宴会の席を盛り上げる為のパーティゲームや宴会芸の企画や披露も重要な要素で、社会人のたしなみとも言えるのです。
 結婚式、社員旅行、グループ旅行、忘新年会、合コンなどなどの宴会・パーティーを盛り上げるには、ゲームが一番だからなのです。
宴会で盛り上がるゲームと言えばら
①ビンゴゲーム
②山手線ゲーム(古今東西ゲーム)
③輪ゴムリレー
④100円総取りゲーム
⑤内輪ネタクイズ
⑥お絞り
⑦じゃんけん
⑧体内時計ゲーム
⑨最後の数字を言わせるゲーム
⑩ジェスチャーゲーム
①①お絵描きゲーム
①②トランプゲーム
①③新聞紙ちぎりゲーム
①④表面張力コップゲーム
ゲームの他にも、宴会芸としては、モノマネ、手品、歌、コスプレ、漫談等があり、それぞれ人々を楽しませる要素が満載です。
 人と仲良くなるには、恥ずかしさを抑えて、勇気を出して踏み出すことが必要です。ですから、時には開き直って馬鹿になることも大切だと言うことを、子ども達に教えてあげてください。
 おなじ阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らにゃ損、損と言う阿波踊りのくだりと同様に、率先して馬鹿になることも必要なのです。
 恥ずかしさが無くなれば、隣にいる困った人にも声を掛けられる人間になれます。
 人々が互いに声をかけ合える社会こそが、皆をお互いに支え合える理想的な社会なのです。
この小さな一言が、その些細な行動が、積り積もって拡散していくことで、大きなチャリティにもつながっていくからなのです。 
 子ども達が率先して、宴会を企画したり、盛り上げられたり出来るようにさせる為にも、両親が宴会やお祭りに積極的に関与して、子ども達にもその経験を沢山させてあげてください。
 将来は会社や地域の集会やお祭りを企画して、リーダーシップを発揮出来る人間になれる筈だからなのです。

⑥心豊かな人

気は優しくて力持ちで、「弱いものを助けられる」力があれば将来、心豊かな人になれます。

自分のことよりも他人の心配が出来て、特に弱いものを助けられる余裕がある人は、本当に心豊かな人なのです。

 もしも自分の生活もままならず、毎日生きるだけで精一杯な状況に有れば、中々心の余裕は生まれ辛いものです。

 しかしながら日本では、東日本大震災の時であれ、皆が助け合い、キチンとルールを守って生活する様子が、海外からも驚きと共に讃えられたのです。

 厳し時だからこそ、自分のことより他人のことまで心配出来るのは、日本人の大和魂そのものであり、本当に日本人として誇りに思える精神なのです。

 子ども達にも、そんな日本人の心の豊かさを、是非とも教えてあげてください。

そんな日本人の財産は、誰も奪うことが出来ない世界で最も価値のある財産だと私は信じているからなのです。

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