オキシトシンの放出「聞く力」

本日は、子育てを楽しむための「聞く力」について、書いて行きたいと思います。

①多くの意見を聞きまとめられる

 多くの人の意見を聞き、「答えをまとめられる」力があれば、将来、本物のリーダーになれます。
リーダーの果たすべき責任の六つ目は「統制」をすることです。
 聖徳太子のように、一遍に十人の言うことを聞き分けられるような能力が、本当に必要な時代になって来たからなのです。
十人十色と言いますが、バラバラの意見を一つにまとめるのは非常に難しいことなのです。本当に皆の意見をまとめたいのならば、時には喧嘩をすることも必要になります。特に言葉の違う英語などの言語を使って激しくやり合うことも必要となります。  その結果として、多くの意見を調整して一つの大きな結論としてまとめ上げることができれば、全ての関係者にとって、それほど嬉しいことはありません。
 一方で、最近のネットの世界では、なにか切掛けとなる事件が起これば、ここぞとばかりに、「挙げ足を取」って、「梯子を外そう」とする輩が、徘徊しており、炎上を招き易いとても危険な世界となっています。
 そのような環境で、多くの人々の意見を纏めて、統制する能力はとても重要な能力になっています。
 私の息子の場合には、中学生の頃から、いつも一歩引いて裏キャプテンとしてチームを纏めることを心掛けてきました。
本当に組織を纏める為には、トップダウンでは無く、横の繋がりでチームを纏めて行かなければならないのですが、もし自分がキャプテンになってしまうと、公平な立場で横の連携の調整ができなくなってしまうことまで考えての行動が必要だったのだと考えます。
 仲間のメンバー達と同じ目線に立って、一緒に馬鹿もしながら組織を統率して行くことこそが、これからのリーダーに求められる姿なのです。
 例えば、チームメンバー全員の意見を聞いて、リーダーが話を纏める場合には、まずは全員の意見をしっかりと聞くことが重要なのです。
意見を聞いてもらうことで、安心をするメンバーもいれば、本当の意見を言えないメンバーも中にはいるかもしれないのです。だからこそリーダーは、メンバー全員の心を読み取った上で、言えないこと、見えないことも含めて拾い上げて、メンバーの意見を纏め上げなければならないのです。
人は、信頼をしている人でないと本当のことを言えなかったりするので、そのようなリーダーが意見を聞くことが大事になるのです。
 日本では、会社などの組織では、宴会席を設けて、お酒が入った状態で、日頃は言えないことを聞き出す習慣もありましたが、最近では、コロナの問題も有り、そのような機会も減少してきていることから、リーダーの能力に頼る比重が益々高まるのです。
 子ども達においても、皆からの信頼を得て相談を受けられるような心の広い人間となって欲しいのです。
そして、今後本物のリーダーに求められていることとは、世界中が尊敬している武士道精神を、世界に広げて「平和で支え合う世界」を築くことなのです。
 日本の「武士道精神」とは、自分自身の心と向き合う「自己規律」・「精神」の強さを表す言葉であり、他者を力ずくで圧倒し、外界に見せびらかすパフォーマンスではありません。
これは日本の美学であり、「心の姿勢」を表す「道徳心」の集大成です。私は武士道精神を「大和魂」と言う言葉に置き換えて使用しています。
ですから、「ワクワクドキドキ」を通じて世界の人々の心を動かし、この「大和魂」を伝えていくことこそが、本物のリーダー仕事なのです。
 このような役割を担う、真のリーダー達が日本から育っていくことを、是非とも応援したいのです。
 父親達にも、自分の子ども達を、そのようなリーダーに育て上げて頂きたいと、切に願っています。 

②喧嘩する勇気

子ども達に聞く力を付けさせたいのならば、逆に喧嘩する勇気を教えてあげてください、特に世界を目指して、英語でも喧嘩出来るように教育をしてあげてください。
喧嘩と言っても殴り合いの喧嘩では無く、ディベートのような激しい口論を想像してみてください。
 仲間を調整するには、時として激論も必要です。特に欧米圏の人々との議論の際には、喧嘩さながらの議論が展開されることがよくあるので、それらに対応することが必要になるのです。つまり喧嘩する覚悟で挑まなければ、ディベートにも勝てません。議論が終われば、遺恨は残さずに綺麗さっぱりノーサイドというのが、彼らの考え方でもあるので、慣れてしまえば、そんなに難しいことではありません。そして、ディベートに勝つ為には、まずは相手の話をよく聞いて、どんな発言をしたかを一字一句聞き漏らさずに、相手の論理を分析して頭の中で整理しておく事が重要になるのです。
 「敵を知り己を知れば百戦危うからず」のことわざのごとく、相手の発言を聞いて相手の情報を分析することが勝敗の明暗を分けることになるからなのです。そして、たとえ喧嘩しても良いのだと考えて、積極的に道を切り開く覚悟と勇気を持つことが必要になるのです。
 日本人は平和好きな国民性を持ち、お互いに協力し、支え合って生きる習慣が根付いて来たので、厄介なトラブルは、誰もが嫌なことなので、なるべく避けたいという気持ちはよくわかります。
しかしながら、問題を解決する為には、敢えて火中の栗を拾う勇気も必要なのです。自ら率先して、嫌なことを引き受けるのもリーダーには必要な行動のひとつだからなのです。その為にも、敢えて喧嘩をする勇気を持って貰いたいのです。
 子ども達に、聞く力を付けさせる為には、日頃から家庭でしっかりと両親の話を聞く習慣を付けさせてください。しっかりと聞くことに慣れる為には、長めの話、哲学のように奥の深い話でもしっかりと理解出来るようにしておかなければなりません。
 逆に言えば、そのような話を聞く時間を、毎日の生活の中に当たり前のように組み入れて行くことを心掛けて生活をしなければならないと言うことなのです。

③ディベート

 子ども達の聞く力を育てる為には、ディベートする機会を沢山与えてあげてください。
ディベートは、
 ディベートをする際には、事前に役割を決める場合もあれば、また自然に役割が分かれて決まってしまうケースが良くあります。
シックスハットという考え方で、6色の帽子の色ごとに役割分担をする方法があります。
たとえば白帽子のひとは、客観的な視点に立ち、MC/進行役になり、具体的な数値や不変の事実を引き合いに出すことで、議論を整理する役割を担います。
黄帽子のひとは、肯定的な視点で賛成役になり、賛成を声に出すことで、大きな推進力が生み意見の出しやすい場づくりをする役割を担います。
黒帽子のひとは、否定的な視点で反対役となり問題点を指摘したうえで代替案を出せることで問題点の修正につなげる役割を担います。
赤帽子のひとは、感情的な視点で刺激役になり、好き嫌いの心の動きを表現し、閉塞感のある議論やアイディアに活力を与える役割を担います。
緑帽子のひとは、創造的な視点で転換役となり、これまでの見方とは視点を変えて大胆な発想を行い、次の案の着想を得る役割を担います。
青帽子のひとが、管理的な視点でまとめ役となり、全体の流れをまとめて方向性を調整し、スムーズな合意に到達できるようにする役割を担うのです。
リーダーには青帽子のような役割を期待したいのです。役割分担をする事で、様々な場面での対応の仕方を体験することが出来るようになり、どんな状況においてもディベートを上手く展開出来るようになるのです。
 子ども達に聞く力を付けさせる為にも、ディベートする機会を沢山与えてあげましょう。
先ずは家庭内のコミュニケーションの際にも、しっかりと論理的な会話が出来るようになるまでは、両親がしっかりと指導をしてあげてください。
「お腹が空いた」とだけ言ったならば、「それで?」と聞き返し、袋を持ったまま「開けて」と言われたならば、大きく口を開けてあげてください。子ども達は、直ぐに正しい文章になるように言い直す筈だからなのです。

④裏方役

 子ども達に聞く力を付けさせたいのならば、裏方役を経験させてあげてください。
 裏方役は、「縁の下の力持ち」と言う表現に置き換えることも出来ます。「縁の下の力持ち」は、目立たないところで、他人や周囲のために働き、骨を折って仕事をしてくれる人物を表しています。
目立たないけれどもなくてはならない存在といった感じです。
 たとえば、チームの調整役すなわち裏方役は、視野が広くチーム全体をよく見渡しています。
そのために必要な要素は「目配り」「気配り」「心配り」の3つなのです。
 目配りとは、周囲の人の行動を観察することです。
気配りとは、チームの中で発生しそうな問題を予想して、事前に対処することです。
 心配りとは、チームのモチベーションを高める行動をすることです。
 このように、調整役はリーダーにとっては「背中を任せられる相手」、メンバーにとっては「頼れる存在」になることで、リーダーやメンバーの力を引き出す役目を果たします。
 チームで仕事をしていると、ついつい目立つリーダーや、頭のキレる優秀なメンバーなどに目がいってしまいがちです。
しかし、彼らの力も調整役、つまりは裏方役なしには十分に発揮できません。チームでより良い成果を出すには、調整役の存在が不可欠なのです。
 「チームでの仕事がなかなかうまくいかないな」と思ったら、まずは周りの人を気にかけてみる、そんなことから始めてみてはいかがでしょうか。 
 物事には表と裏が必ず有り、表面的には表しかスポットがあたりませんが、本質的には裏からの指示で機能していることが多いのです。
 本質が見えるようになると、モノの見方も変わり、自分の行動の仕方も180度変わって来るのです。
 子ども達に聞く力を付けさせる為には、裏方役の経験をさせてあげてください。それには、日頃の家庭生活でも裏方役になる仕事を任せて、その様子をじっくりと観察してあげてください。裏方役を通じて、やがては本当に重要な声を拾い上げることが出来るようになるので、チームが一気にに引き締まり、パワーを増大することが出来るようになるからなのです。

⑤協調性

 子ども達に聞く力を付けさせる為には、協調性を育ててあげてください。協調性とはその文字通り「協力して調和する力」を意味します。いろんな価値観や考えを持つ人たちと折り合いをつけ、時に周囲を説得しながら、一つの目標に向かっていく力を指します。
「協調性」は、日本の多くの企業が新卒採用の選考に当たって特に重視する点の項目として、「コミュニケーション能力」「主体性」「チャレンジ精神」などとともに重要視している能力なのです。
 従来型のリーダーが、職務上の権限を用いて統制的に部下をコントロールしていたことに 比べ、「サーバントリーダーシップ」や「オープンリーダーシップ」は信頼関係のもと部下が 自律的に行動できる力を与え、可視化を重視して情報共有します。
そして、 部下の能力や才能に敬意を払い、 信頼関係のもと自律的に行動する力を与えているところは、「サーバントリーダーシップ」 や「オープンリーダーシップ」とあまり変わらないのではないでしょうか。参加型で、 リーダーシップについて理解を深め、意思決定のための戦略を作り、説得力のある コミュニケーション力を強化し、組織にイノベーションを起こすオーナーシップを発揮するようなリーダーを目指して欲しいです。
協調性のある人の特徴                                ①社交的 
人懐こく、直ぐに打ち解けることが出来、
周囲の人間関係を良好にできる。
②いつも笑顔で心に余裕がある
いつでも、何処でも、誰にでも気楽に笑顔で接することが出来る。
③洞察力が高く人の感情に敏感
よく気が付き、相手に気を使うことが出来る。
④個人よりもチームワークを重視する
広い視野に立ち全体をまとめることが出来る。
⑤説明が上手い
相手の立場に立ってわかり易く、具体的な事例も交えて説明をすることが出来る。
⑥不満や悪口を言わない  
 他人を傷つけたり、やる気を削ぐようなネガティヴワードは使わない。いつも前向きな言葉と姿勢で、仲間達を引っ張って行ける。
 以上のように、子ども達の協調性を育てる為には、協力して物事を進める習慣を家庭内でも育ててあげてください。          
 もしもひとりで、自分勝手に動こうとした時には、家族というチームに上手に引き戻して、チームワークの大切さを、体で覚えられるように指導をしてあげてください。

⑥本物のリーダー

多くの人の意見を聞き、「答えをまとめられる」力があれば、将来、本物のリーダーになれます。

 一人っ子で、我儘に育てられる子ども達が増えており、またリモート学習等のオンラインでコミュニケーションする機会が増えることで、チームやグループの意見を纏めることが難しい世の中になって来ているのです。

 そんな世の中だからこそ、リーダーが益々必要になり、全体を繋いで纏める役割が求められるのです。

 そんな世の中だからこそ、子ども達のリーダーシップを育ててあげて欲しいのです。

 子ども達のリーダーシップは、先ずは公園遊びから始まります。そして幼稚園や小学校での団体生活、また野球やサッカー等のクラブ活動でのスキンシップを通じて、リーダーシップの精神が鍛えられて行くのです。それらを経験しておくと、オンラインやバーチャルリアリティの世界でもリーダーシップを発揮出来るようになる筈なのです。

 また家庭でも両親が、家庭と言う組織でのリーダーシップの見本を見せることで、子ども達はリーダーシップについて自然に覚えることが出来るようになるのです。

 メタバース時代に、より必要とされる本物のリーダーシップを子ども達に身に付けさせてあげて欲しいのです。

 

 

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