オキシトシンの放出「有言実行」

本日は、子育てを楽しむための「有言実行」について、書いて行きたいと思います。

有言実行

①有言実行

「やれる仕組みを示せる」力があれば将来、社長にふさわしい人間になれます。

子ども達に有言実行の力を持たせる為には、先ずは目標を明確にして、紙に書いて家の目立つ所に貼らせてみましょう。ある程度の実績が出たならば、対外的に目立つ掲示板やネット上でも目標を公表させてあげましょう。
「実際にやれる仕組みを示せる」力があれば将来、社長になれます。
リーダーの果たすべき責任の四つ目は「手段」を示すことなのです。
具体的な手段を示すことは、リーダーに強く求められる能力です。
  私の息子の場合には、高校野球時代には練習のメニュー、大学時代には偵察班として、具体策な攻略対策方法の提示、そしてメディア企業の運営については、社員へは経営計画実現「手段」の具体的な提示、各メディアやクライアントへのプレゼンテーションを通じて消費者からの支持を得る具体的な「手段」の提示を日夜行って来ました。
ところで、「無言実行」が、昔の日本人の理想でしたが、今の子どもたちには、「有言実行」できるリーダーへと育って欲しいです。
リーダーに対しての期待や評価が厳しい時代となって来た今、結果を出すことも重要ですが、あらかじめ目標を公言しておいて、その上で公言を実行し、結果を出すことが求められています。
ですから、現代のリーダーの条件は昔よりずっと難しくなってきており、それなりの訓練が幼少期から必要なのです。
 子ども達には、先生役となって他人を教え、下級生の面倒を見る練習を通して、リーダー役の責任と結果を出すことの責任をしっかりと学べる経験機会を用意したいです。
リーダーとして素晴らしい姿は、「自分の発言したことに責任をもって実践する姿」であり、それこそが有言実行の意味なのです。
ただ言ったことをやればいいというのではなく、「責任をもって」実践するということが大事な点です。
発言するというのは思考を相手に伝える行動だからなのです。
また責任をもつというのは精神面のありようが重要なのです。
そして、実践するというのは行動面の言葉なのです。
24時間365日を全て完璧にこなすことは、たとえ聖人君子であっても難しいのです。けれども、今の時点よりも少しだけ「有言実行」できている、という状態ならどうでしょうか。それならできそうな気がしてくると思います。少しというのは、何か1つのことでも良いですし、1つにも満たないような小さなことでも大丈夫です。塵も積もれば山となるという諺にもあるように、少しずつ前に進めてみましょう。  
 子ども達に有言実行の力を付けさせる為には、先ずは両親が目標を明確にして、紙に書いて家の中の目立つ所に貼り、実践する様子を子ども達に見せていきましょう。子ども達は、そうする事が当たり前として、自分の目標を公言することに抵抗が無くなり、また公然と目標に取り組んでいくことが出来るようになる筈だからです。

②先生役

子ども達に有言実行の力を付けさせたいのならば、先生役を経験させてあげてください。
ものごとを、しっかり理解するためには、先生役を経験させてみて、責任感を感じながら実践してみることこそが、骨身に染みて一番分かりやすい方法だからなのです。

先生役になるメリットは、
①子ども達がやる気になる
誰でも「先生!」って言われると、優越感が沸き、とても嬉しい気持ちになれます。

②声に出して言うことで、記憶力が増す
声に出して読むには、視覚や聴覚を使うので、
覚えるスピードが速くなります。
何度も繰り返すうちに、全てを覚えてさしまいます。

③積極的に予習する
 人に教えるためには、しっかりと準備をしなければなりません。間違ったら恥ずかしいので必死に調べます。
問題をより掘り下げて考えるので、問題のポイントが明らかになり、また分かりやすく教えるために、関連知識や周辺知識を調べることが要求されるため、幅広い勉強をせざるを得なくなり、自然と学力があがるのです。 
 子ども達に有言実行の力を身につけさせる為にも、両親こそが有言実行を実践して、子ども達に生の感覚を身に付けさせてください。
そして、子ども達をおだてて、先生役を任せてみましょう。きっと有言実行できるようになる筈だからです。

③他人に教える

子ども達の有言実行の力を伸ばしたいのならば、兄弟や他人に教えさせることが重要です。
 たとえ先生役をやる迄には至らない場合でも、他人に教えることならば、直ぐにでも出来る筈だからなのです。
 調査によると、学習定着率が最も高い方法(約90%)は、他人に教えることだったのです。
資格試験に合格する最善の方法も、家に籠って独学するよりも、仲間同士で教え合うことの方が、成果が高かったのです。
 わからない問題が発生したら教えるという、その場限りの指導でもかまいません。また、先生役のように講義をしても勿論かまいません。
勉強会を開き、お互い教え合うことを実践するのが特に効果的です。
 その中でも、お互いに問題を出し合ってテストし合う方法が、最も効果的なようです。もし、わからない部分はお互いに教え合うと、お互いの気持ちもわかるので、より相手の立場になってわかりやすく説明をしてもらえて理解が高まります。
もし同じ志望校の者同士で教え合いを行えば、特に相乗効果があります。 
他人に教える7つのメリット
①自分を大きく成長させる
人の為に教えてはいるものの、自分にとってのプラスが大きく、他人を通じて自分が成長出来ます。
②言語化することで理解が深まる
頭の中で考えたことを一旦言語することで、自分な考えが精査され、間違いに気づいたり、新たな発見をすることが出来ます。
③客観的な視線を学べる
自分からの視線だけで無く、外から自分を見た時の視線をリアルに体験することが出来ます。
④記憶として定着しやすくなる
事前に何度調べたり、確認したり、声に出したりすることで、自然に記憶に深く定着してしまいます。
⑤興味を持つ人が増える
教えられ人がワクワクドキドキして、その話題にハマるかも知れません。そうなるとその人がさらに仲間に拡げていくので、興味の輪が拡がって行きます。
⑥成長している姿を見てモチベーションが高まる
教えた相手が成長して行く姿を見て、もっと教えたい、また自分も成長したいという気持ちが沸いて来ます。
⑦感謝される
教えて貰った人から、感謝、尊敬されることで、
自分も満足感の喜びを味わうことがます。
 子ども達に有言実行の力を付けさせたいのであれば、親が子ども達に何事もわかり易く教えてあげることなのです。わかり易く教えられた経験が豊かな子ども達は、自分もわかり易く教えるコツを覚えて、他人に教えることが出来るようになる筈だからなのです。

④アクティブラーニング

子ども達に有言実行の力を付けさせる為には、アクティブラーニングのような体験学習を沢山させてあげてください。アクティブラーニングを通じて、
「社会に出て必要となる生きる力」も身に付きます。アクティブラーニングとは、学修者(「新しい学習指導要領の考え方」ではこの字を使用しています。)の積極的な授業への参加を促す授業や学習法の総称のことをアクティブ・ラーニングと呼びます。簡単に言うと従来の「受動的な授業・学習」とは真逆の「積極的・能動的な授業・学習」のことです。
課題を設定し、仮説を立て、それを検証するのは、知的な社会生活では必要不可欠の活動です。
実際にやって見せることこそが重要なのです。
また、他者との協同学習や学び合いによって、コミュニケーション能力を向上させることも可能です。

アクティブ・ラーニング実施時の3つのポイント
①主体的な学び
1つ目の「主体的な学び」では、学ぶことに興味や関心を持ち、自分のキャリアの方向性と学習との関連性を意識し学ぶこと、また将来の見通しを持って粘り強く取り組むことが何よりも大切なことだとされています。また、学んだらそこで終わりなのではなく、自分の学習活動を振り返り次の学習つなげることができているのかも、主体的な学びができているかの判断基準となっています。
②対話的な学び
2つ目の「対話的な学び」とは、学修者である子供同士での対話や、学修者と教職員や地域の人と対話をすること、または先人の考え方を手掛かりにして考えることにより、自分の考え方に囚われてしまうのではなく、自分の考えを広げて深める対話的な学びをすることを意味します。こういった対話的な学びが実践できているかどうかも、アクティブ・ラーニングの評価の一つとなります。
③深い学び
3つ目の「深い学び」とは、物事を学ぶ過程で、それぞれの特性・特質に合わせた見方や考え方を踏まえながら、さまざまな別の知識と関連づけることで、学びをさらに深めていくことをいいます。
学んだ情報を確かめながら自分の考えを形成したり、問題を自ら見つけてその解決策を考えたり、アイデアを想像することが深い学びといえます。多様な社会になり、答えのない問題が増えているからこそ、学びを学びで終わらせるのではなく、創造的に学びを深めていくことが求められています。
自ら主体的に学ぶ好奇心を育てるアクティブラーニングの理念は、激動の時代を生き抜く学習者の将来には大切なことです。
人は好奇心があれば、生きていけます。
生徒指導と進路指導にもつながります。
 教育の目的とは、言うまでもなく、「人格の形成」だからなのです。 
子ども達に有言実行の力を身につけさせる為には、アクティブラーニングを経験させる機会を与えてあげてください。アクティブラーニングは、その殆どが屋外での活動や出向いての活動となりますので、とにかく家の外に出してやることから始まるのです。自ら外に出て、人と対話をし、自ら探究して行くことがアクティブラーニングの本質だからなのです。外に出ることで子ども達は大きく成長することでしょう。

⑤仲間遊び

子ども達に有言実行の力を付けさせたいのならば、仲間遊びを沢山させてあげてください。
 子ども達は、仲間遊びを通じて社会で必要なスキルや自分をコントロールする方法を学ぶからなのです。最近の母親は、子ども達を自宅に留めたがり、仲間遊びをさせないので、社会性の無い子どもになり易く、小学校に入学するとトラブルを起こしてしまう子ども達が増えてしまっているのです。
仲間遊びから学ぶこと
①コミュニケーション
仲間達に自分から話しかける、話しに応える等、
一人遊びでは必要が無く、最初は恥ずかしいことも勇気を持ってしなければなりません。話し方もハキハキわかり易く喋らないと相手には伝わりません。
②協調性
仲間達と連携を取って、同じように振る舞わなければなりません。一人遊びのような我儘では通用しないのです。
③喧嘩
仲間達とぶつかることで、喧嘩も起きがちですが、
喧嘩を経験しておくことで、次からの喧嘩を防ぐことも覚えて行くのです。
④仲直り
喧嘩を収める方法を学ぶこともとても重要です。
感情的になった相手をいかにクールダウンさせて、
解決するかが重要なのです。
⑤我慢
集団生活を上手くやるには、自分が我慢しなければならないこが沢山あります。
我慢が出来れば出来るほど、成長のスピードも高まります。
⑥ルールを守る
集団生活では、ルールを守ることが必須です。
もしルールを破れば、ペナルティを受けたり、仲間外れにされてしまうので、ルールを守ることを体で覚えることになります。
⑦自己管理
すべての面で、自分自身をコントロールすることを覚え無ければなりません。感情のコントロールやルールを守るこど、また時間を守ることを覚えていかなければなりません。
⑧思いやり
集団生活を通じて、自分中心の視点や生活から、相手の立場に視点を移して、思いやることを覚えて行きます。世の中を見る目が180度変えることを覚えるのです。
⑨体力
仲間遊びをやっていると、無意識に走り回ることになるので、その運動量はとてつもなく大きなものぬり、遊びだからと言って馬鹿に出来ないほど、体力をつけてくれることになります。
⑩失敗
仲間遊びで怪我をしたり、負けたり、喧嘩をしたりの失敗や悔しい思いを通じて、反省をし、次なる意欲や調整に繋がります。

仲間遊びの種類には、
①広い場所・大勢でやる遊び
あみなげた、いけとこい、石けり、色オニ、うそほんと、Sケン、王様陣取り、おーちたおちた、おにごっこ、開戦ドン、かかし、かたちオニ、ガッチャン、角オニ、カモン、カラコン、缶けり、木オニ、キックベース、木とリス、くつとり、クローバータッチ、けいどろ、ケンケンオニ、げんばく、氷オニ、さかなとり、シェーハ、しっぽとり、島オニ、じゃんけんキャッチ、じゃんけん関所、集合ゲーム、十字オニ、水雷艦長、ステレオ、座りオニ、高オニ、だるまさんがころんだ、団結やぶり、つなげつなげ、つるとかめ、手打ち野球、手つなぎオニ、てんか、どこいき、人間知恵の輪、8の字、はないちもんめ、人とり、ひまわり、ヘイカモン、ぼうはてい、ポコペン、むちゃぶつけ、命令ゲーム、もちものマラソン、ヨイヤサのヨイヤサ、ラケットベース、ろくむし
②バスの中でやる遊び
いっぱいあくしゅ、おおかみがきたぞ、しりとり歌合戦、タオルなげ、伝言ゲーム、連想ゲーム
③部屋の中・少人数でやる遊び
あっちむいてホイ、イスとりゲーム、ウインク殺人、事件、押し相撲、お手玉、おはじき、外人さんジャンケン、キャッチ、魚・鳥・木、コイン送り、ジェスチャーゲーム、少年探偵団、じゃんけん王様、じゃんけん剣道、じゃんけんブルドッグ、進化じゃんけん、震源地、人口過密、対戦じゃんけんいろいろ、動物じゃんけん、でしでし、となりのとなり、人間スイカ割り、発電所、ハンカチ落とし、ハンカチとり、引き相撲、ピコピコ、フルーツバスケット、もぐらたたき、ものしり博学ゲーム等があります。
 子ども達に有言実行の力を付けさせるには、仲間遊びが出来る子に育ててあげてください。
 それには、公園で遊ばせることが絶対に必要になります。子ども達の成長の機会を親が奪うようなことは、絶対にしないでください。

⑥社長にふさわしい人

「やれる仕組みを示せる」力があれば将来、社長にふさわしい人間になれます。

社長は、その会社のリーダーであり、強い志と目標を持って、社員達を導いて行く存在なのです。

 社員がこの人なら信頼できる、この人について行きたいと思わせる人物像が望まれる存在なのです。

 その強い志と目標を、社員が納得する為には、わかりやすく社員に何故それが可能で、どのように進めて行くのかを、具体的に「やれる仕組み」として示してあげる必要があるのです。

 なるほど、それなら自分にでも出来るから、頑張って会社や仕事に貢献したいと言う気持ちが、会社の推進力となり、社員が一致団結して目標に向かって行けるのです。

 子ども達を社長にもふさわしいリーダーに育てる為にも、両親は「やれる仕組み」を子ども達に示してあげて欲しいのです。

実際に両親が行動で示すことで、子ども達は当たり前のように自分のモノにして実践出来るようになる筈だからなのです。

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