オキシトシンの放出「人を動かす」
本日は、子育てを楽しむための「人を動かす」について、書いて行きたいと思います。
①人を動かす
「ヴィジョンを形で示せる」力があれば将来、人を動かせる人間になれます。
また、リーダーの果たすべき責任の三つ目は「目標」を示すことなのです。
ですから、子ども達に人を動かせる人間、世界のリーダーになって欲しいのならば、
「ヴィジョン」を形で示し、「ワクワクドキドキ」で人々を感動させることができる人に育ててあげてください。そんな人間こそがリーダーだからなのです。
ところで、人を動かすためには、どこへ向かっていくのか、その方向性と「ヴィジヨン」を示さねばなりません。 「ヴィジヨン」は目に見えないので、「ヴィジヨン」を誰もが目で見える形で示さなければなりません。
もし人々が、その「ヴィジヨン」に感動し、心が動けば、行動となってついてきます。
ですから「ヴィジヨン」は人々がワクワクドキドキし、感動するものであることが要求されるのです。
また、人々を感動させるには、人の心が読めなければなりません。
人の心も、目に見えないので、満面の笑顔や表情、発言から心を読むのです。見えないモノが見えないモノを動かすのですが、その結果を多くの人が目に見える形で表せば、大成功なのです。
子ども達がそのようなリーダーとなれるよう、人の心の痛みが分かるような人間に育てたいです。
人の心の痛みが分かれば、人の心の動きにも関心が持てるからです。人の心を動かせるような人間になることは一つの大事な理想です。そして、その方向性とそこへ向かう理由も納得させなければなりません。そういう意味では、未来の様子や広い世界を見渡せる視野を持った人材がリーダーとなる必要があります。人々に大きな夢とヴィジョンを堂々と語れることも重要な役割です。
そのためには、日頃から1分間スピーチなどで自分の意見を簡潔にまとめて発表し、人々の共感を得られるよう訓練しておかなければなりません。1分間と言う時間は、実際にスピーチをするととても長く感じられます。一方では、たったの1分間で言いたいことを全てわかりやすく発表するのも、難しいことなのです。もし1分間スピーチが上手にできれば、10分間のプレゼンテ-ションもできるようになり、それができれば、1時間であろうと、大勢の聴衆の前で講演をすることも難しいことではなくなります。
しかしながら、人々の共感を得ることは簡単ではありません。ポジティブ思考で、人々の心が振動するようなスピーチができるようになることが最も大切なの大切です。
子ども達に人を動かせる人間になってもらう為にも、ヴィジョンとはどういうものなのかを、幼い頃から実感させて育ててあげてください。
ヴィジョンが実感出来れば、子ども達もそれを実行しようと前進し続けることが出来るようになるからなのです。
②ポジティブ思考
子ども達の人を動かす力を育てる為には、ポジティブ思考をさせてあげてください。
「私には存在価値がある、必要な人間だ、大切な存在だ、自分は自分でいいんだ、という気持ちを持つこと」が自己肯定感なのです。これは要するに「自分のことを愛してあげる」ということなのです。
人間として生まれてきたのですから、何でもプラス思考で、人生を楽しく過ごしていきたいと願うのは、みんな同じ筈なのです。
子ども達は、幼い頃には「自己肯定感」をどんどん増やしていくことができますが、それには父親と母親の愛情が必要になるのです。「あなたのこと大好き!」「愛してる!」そう言われて嬉しいと思わない子ども達はいませんよね。本当に心の底からの両親からの愛情は、気持ちを安定させることにもなりますし、「愛されてる」という気持ちで満たされることでしょう。そういう気持ちが増えることで、ますます「自己肯定感」を高めていくことができるようになるのです。
ポジティブ思考のメリットは、
①暗い気持ちで過ごす時間が無い
ポジティブ思考ができるようになれば、ネガティブな思考や感情を長く引きずりにくくなります。
たとえ落ち込むことがあったときでも、嫌な気分を家庭に持ち込まずに済むのです。ポジティブ思考とは、「楽観的」「前向き」といったイメージなのです。過ぎ去ったことにくよくよしたり、起こってもいないことを不必要に恐れたりしません。
もしも失敗したならば「次、また頑張ろう」、これから起こることに対しては「何とかなるさ」と気楽に考えられるようになります。ネガティブな思考に時間を費やすよりは、さっと気持ち切り替えて次に進みましょう。
②モチベーションが維持できる
ポジティブ思考が身に付けば、自信を持って物事に取り組めるようになります。例えば大仕事を任されたとき、他の人なら不安に感じたりプレッシャーに苦しんだりするような場合でも、前向きな思考から「自分なら大丈夫」と考えられるようになります。前向きに考えて、不安なく仕事に集中できれば、きっと良い結果がついてくる筈なのです。
一方で思考がネガティブになっているときは、些細なことでも敏感になりがちです。家族と生活していると、つい嫌みや小言を言ってしまうことがあるかもしれません。
しかしポジティブ思考ができるようになれば、細かいことが気にならなくなったり、気になることがあってもプラス思考に考えられるようになります。
家族のあら探しをせずに済み、自分自身の気持ちが楽になっていくことで「家族のために頑張ろう」というモチベーションも保ちやすくなるのです。
自信をつけるには、自分と向き合うことが大切なのです。
③人生が楽しくなる
ネガティブなことばかり考えてしまう人は、未来を心配したり憂鬱になったりしがちです。楽しいことがあったとしても常にどこか不安や心配事があり、心からなかなか楽しめません。しかしそれでは本当はやってみたい事ができなかったり、自分の人生を全うできずに時間ばかりが過ぎてしまいます。
もしポジティブ思考ができるようになれば、物事に対して不安になるようなことは減っていき、不安な要素があっても「そのときにどうするか考えよう」と気楽に構えられます。楽しいことに正面から向き合い、小さな出来事にも楽しみを見出せるようになります。人生がつまらないなど悲観的な感情に苦しむことなく充実した日々を送れる筈なのです。
子ども達の人を動かす力を育てる為にも、ポジティブ思考で生活する習慣を定着させてください。
1番多くの時間を過ごす家庭内がポジティブ思考で溢れていれば、1日中ポジティブで過ごせる可能性が高まります。自分から率先して、周りの雰囲気をポジティブに変えてくれるようになれる筈だからなのです。
③共有出来る夢
子ども達が人を動かせようになる為には、子ども達に大きな夢を持たせることが重要になります。
夢はお金には代えられませんが、父親がいくらお金を掛けても惜しくないほど大切なのは、子ども達に「大きな夢」を持たせることなのです。
大きな夢と目標がなければ人は、やる気が出ずに動き出すことも出来ません。
大きな夢を持つことのメリットは、
①魅力的な夢には人々が付いて来る
夢に感動し、自分もその夢を追いかけたいと感じた仲間達が、自分に協力してくれるので、協力することで夢の実現可能性がどんどんと高まるのです。
②夢を持つと主体的になれる
夢の実現の為に、自然と人から何かを指示される前に自分で行動を起こすようになれるのです。
③夢が目標になるので具体的に動ける
具体的な目標から逆算して、やらなければならないことがハッキリするので、明確なスケジュールが立て易くなり、スケジュールが決まれば、スケジュールの達成が成功に直結するのです。
④年収が億単位で増える
与えられた仕事では無く、自ら仕事を切り開くことで、結果として生涯収入が億単位で増えて行くと予想されます。
⑤楽しい人生になる
自分が決めたこと、すなわち大好きな事に思う存分取り組めるので、そのこと自体が仕事になるので、結果がどうなろうと楽しいことをやり続けることになるので、振り返った時には楽しい人生だったと思えるようになる筈なのです、
子ども達が人を動かせるような人間にさせる為にも、子ども達には大きな夢を持たせてあげてください。もし両親が大きな夢を持って、人生を歩んでいれば、それを観ながら育っている子ども達も、自然に自分の夢を見つけるようになれる筈なのです。
子ども達が大きな夢を見つけられるように、縁の下の力持ちとなって、是非とも子ども達を応援し続けてください。
④TED
子ども達に人を動かす力を付けさせる為には、TEDのような舞台でプレゼンテ-ションをする経験をさせてあげてください。プレゼンテーションが上手でなければ、人々の魂を動かせないからです。
また、大きく羽ばたくためのチャンスも掴めません。
プレゼンテーションが上手くなりたければ、先ずはTEDのプレゼンテーションを見ることからです。
TED(Technology Entertainment Design)とは、世界中の著名人によるさまざまな講演会を開催・配信している非営利団体のことです。
マイクロソフトの創業者のひとり・ビル・ゲイツ氏や、アップルの生みの親であるスティーブ・ジョブズ氏も登壇したことある高レベルの講演会としても有名です。TED開催のイベントでは、毎回プレゼンテーションの達人たちが、人の魂に響くプレゼンテーションを魅せてくれるのです。
単なるプレゼンテーションでは無く、エンターテイメントと言って良いほど、人々を笑わせ、感動させ、心を掴んで引き込んでしまうのです。
それは漫才のM-Iグランプリを見るよりも、ずっと感動し、自分の人生の役にも立つからなのです。
ジュリアン・トレジャー氏のスーパープレゼンテーションから、7つの大罪とは、
①うわさ話
その場にいない人の悪口を言うことです。
悪口を聞いて5分後には、その悪口を言っていた人は私たちのことを噂しています。
②批評
思い当たる人いますよね!聞く気になりませんよねね!自分が批評の対象となりダメ出しをされているのですから。
③ネガティブ
後ろ向きになることもありますね。
たとえは、当たり前の質問に対して、「そう最悪だ」なんて後ろ向きに答えてしまったなら、聞くに耐えませんね。
④不平
イギリスではお国芸ですが国技でもあります。
天気やスポーツ、政治など何にでも不平をこぼします。でも 不平なんて 不幸をまき散らすだけで世界に温かさや光を もたらしてはくれません。
⑤言い訳がましい人
身に覚えもあるでしょうか?責任転嫁ばかりする人もいます。他人に責任をなすりつけ、自らの行動に責任をとらないのです。
そんな人の話は やはり聞いていられません。
⑥脚色、誇張
時に 言葉の格を落とします「すごい」を連発していたらいざ何か本当に「すごい」ものを見ても、それを表現する言葉がないでしょう?
当然この誇張は 嘘にもつながります。
嘘ばかりでは やがて誰も耳を貸さなくなります。
⑦事実と意見を混同すること
この二つをごっちゃにしてしまうと、何も耳に入ってきません。誰かに自分の意見をさも事実かのようにぶつけられても聞けたものではないでしょう。
以上を参考にして、子ども達に人を動かす力を付けさせたいのであれば、子ども達の心を動かすようなプレゼンテーションを家庭内でも行ってください。
かしこまった形でなくとも、毎日の何気ない会話の中で、プレゼンテーションをしてあげてみてください。また、子ども達が自然に発言し、プレゼンテーションに発展出来るように、親が会話を誘導して、子ども達が発表する機会を増やしてあげてみてください。きっと知らない間にプレゼンテーション出来るようになる筈だからなのです。
⑤白熱教室
子ども達に人を動かす力を付けさせたければ、白熱教室を参考に、愛について考える機会を与えてください。
白熱教室とは、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が、さまざまな背景を持った世界の若者たちと、現代社会の難問をテーマに白熱の議論を展開する番組で、NHKで放送されていました。
白熱教室は、普段はハーバード大学の学生にしか受けられない授業を擬似体験できる、大変お得な授業だったのです。もしハーバード大学へ正規に通うのには学費だけで年間500万円以上かかり、生活費や諸費用を含めると年間1000万円単位の費用が掛かると言われていますので、それを無料で受けられることを、有り難い幸せだと感じなければいけません。
サンデル教授は「多くの人がリーダーシップについて全く誤解していると述べています。
またリーダーシップは、日々の暮らしの中で誰もが実践できるとも述べています。リーダーシップとは、変化する社会、自然界の中で私たちがどう生き延びるのかを考えるときに不可欠のものであるのです。
白熱授業の中で教えられた重要なエッセンスをいくつかあげて行きますと、
①リーダーシップは愛する人のためになることをしたい、という気持ちから始まる。
②何かを変えるときに一番重要なことは変えないものを特定すること。
②変革への原動力は多様性を求めること。
③人は違った視点に触れて学ぶもの。
④違いが何かを引き起こす。
⑤複数の人が同時にリーダーシップを発揮できる。
⑥自分の内側と向き合わなければならない。
⑦行動を起こすには忠誠を尽くす人と向き合わなければならない。
⑨よい行いは数値化することはできない。
⑩一つの命を救うことは世界を救うこと。
①①失敗は善を数値化と思うこと。
①②実践は、人々に対して愛情を注ぐ行動にとどまる。
①③小さな善を行うことを嬉しく思うこと。
子ども達に人を動かす力を付けさせる為にも、両親が愛する子ども達の為に、何かをしてあげたいと思う気持ちこそが重要と言えるのです。
⑥ ヴィジョンを形で示せる
「ヴィジョンを形で示せる」力があれば将来、人を動かせる人間になれます。
人の決断は、実は95%が直感、つまりは潜在意識で意思決定を行なっていることが、研究で明らかになって来ました。
それなので、いくら理性に訴えても受け入れて貰えないのは当たり前なのです。
それを厄介にしているのは、人間の脳が潜在意識で判断したものを、自分の理性で正しく判断したと書き換えて認識してしまうことなのです。
これが「意識」なのだそうです。
ですから、人々に受け入れられるには、潜在意識にアプローチする必要があるのです。
そして、スムーズに潜在意識にアプローチする為に、ヴィジョンを形にして示してあげる必要があると言う訳なのです。
潜在意識と言うのは、幼少期の体験に繋がっているので、幼少期に体験したことを思い出させるような感覚を共有して貰う必要があるのです。
それらの感覚を未来のヴィジョンと結びつけてあげることで初めて、人々は共感し、動いてくれることになるのです。
未来を共有する為には、過去を共有しなければならなかったと言うことになるのです。
ですから、子ども達には幼少期に沢山の体験をさせてあげてください。
それらの体験が沢山の人々と繋がる為にも役に立つからなのです。
週末は子ども達となるべく公園や海山に出掛けてください。キャンプや旅行などで遠出が出来れば、最高の体験になるのです。
特にお父さんが得意な分野になるので、是非ともお父さんに頑張って欲しいのです。