ドーパミンの放出「アイデンティティ」
本日は、子育てを楽しむための「アイデンティティ」について、書いて行きたいと思います。
①アイデンティティ
アイデンティティ「自信とプライドを持てる」力があれば将来、国際大会でも優勝できるようになれます。
私の息子にとっては、野球リトルシニアの日本代表でコアラカップに出場し優勝できたことが、自信とプライドを持つ上で、また自分のアイデンティティを確立するのに、大きな転機になりました。
ですから、子ども達にはプライドを持って生きて欲しいです。
まずは、自分の生き方に絶対の自信を持って生きること。
そして自分の今までやってきたこと、残して来た結果、そしてこれから達成しようとする大きな夢と目標を持つことが大切なのです。
自分と言う存在、自分の家族や先祖に対して、また日本人として生まれてきたこと、地球人として生まれてきたことに対してプライドを持つことです。プライドとは、絶対に譲れない誇りのことなのです。
自分が、自分であることを誇りに思い、自分を信じて、絶対に自分の生き方を譲らないことなのです。
その為には、自分が何者なのかを良く知らなければなりません。
ですからまずは、自分の先祖のことも知らなければなりません。
祖先の残した偉業や歴史を調べれば、自分自身に自信を持つことができるようになります。
先祖の歴史は、家族の菩提寺や神社にも記録が残っているケースが多いと思います。またお墓の石碑の記録や仏壇の中の過去帳や古文書が倉庫に眠っているかもしれません。
先祖の戸籍は、戦争で焼失していなければ、だいたい明治の初期頃までは、ほとんどの家系が遡れるまで保管されているので、本籍地の役所窓口で問い合わせることが可能なのです。
お墓や戸籍は、父親の直系で繋がっている筈なので、どうしても父親主導で調査し、子ども達に教える傾向になります。もし母親側の祖父が生きていれば、母親の子孫を辿ることもできるのです。
また自分や家族のことだけで無く、日本と言う国家や先人たちが行ってきたことを学ぶことで、さらに自分の立ち位置や、これからやらなければならないことがより鮮明に理解出来るようになります。
ですから子ども達には、日本史、世界史を学ばせ、郷土の歴史についても良く学ばせてあげてください。
外国人に対しても、日本について雄弁に語れるようになることが、とても大切なのです。
②日本人の使命
世界環境下においての日本人の使命とは、いったい何なのでしょうか。
私は日本人は世界の「お手本」「ひな形」となる使命を持っているのだと信じております。
日本こそが、真の世界平和を生み出す中心国であり、日本人こそが世界のリーダーとなりうるものと考えているのです。
戦争のない世界、反目斗争のない世界、それはどうしたら出来上がるのでしょうか。霊性開発の上に立つ世界平和運動、これこそ日本が総力を挙げてやらねばならぬ唯一絶対なる大仕事なのです。
そこで具体的にやらなければならないことは、
①正しい情報を共有し合うこと
マスコミの情報を信じてはなりません。
自分が信頼出来る人の情報、インターネット、YouTuber等の情報を冷静に分析して、正しい情報を確保することです。
本質を見極める正しい眼を鍛えて、単なるうわさ話やマスコミの偏った報道には騙されないこと。
②悪を認めないこと、潰してしまうこと
もし不正を発見したならば、断固として否定し、
潰してしまう為のアクションを起こしましょう。
黙って見逃していると、いずれ内部に侵入されて乗っ取られてしまうからです。
単なるお人好しでは、全てを奪われてしまいます。
③賄賂、脅し、不正に屈しないこと
一時の感情や欲求に流されずに、断固として拒否しなければなりません。不正な手を使う人間に協力したり、許したりしては決してなりません。
④決してブレること無しに、正義を貫き通すこと
信頼こそがお金にも勝る財産なのだと自覚して、約束、倫理、道徳、ルール、法律を絶対に守ることが人の道として必要なのです。信頼出来ない人を仲間にしてはなりません。
⑤思い遣りの心を持つこと
困っている人が居たならば、国籍や性別や年齢に限らずに助け合いましょう。
しかしながら、もし恩を仇で返す様な邪悪な人が居たならば、村八分にするのもやむを得ないかもしれません。簡単に信じてはならないと言うことなのです。
⑥最後まで逃げないこと
正しいことをやり続ければ、最後には、必ず成功が待っています。
途中で諦めてしまうから失敗なので、諦めてはいけません。努力を続けることこそが大切なのです。明けぬ夜が無いように、不運の次には幸運が待っていると考えれば、辛いことも乗り切れる筈なのです。
もしこれらのことが実行出来れば、平和な世の中に繋がる筈なので、日本人がそれらをやり続けることで、世界の人々もきっと気が付つ筈なのです。
それこそが日本の使命、天命なのだと考えます。
そして、それこそが日本という国の存在価値なのだと信じているのです。
子ども達には、真の世界平和を実現する為にも、世界の「お手本」「ひな形」となるべき日本人の使命を教えて、それらを実現出来るような大人に育ててあげてください。ひとりひとりの努力が日本全体で積み上がれば、必ずや世界平和に貢献出来るものと信じて止まないからなのです。
③親にゲームで勝つ
子ども達にとって将来、親を追い越すことは自分の前に大きく立ちはだかる壁の一つとなります。
ですから、逆にたまには子ども達にゲームで負け、壁を超える悦びを体験させてあげることも大切なのです。
子ども達は、たとえそれがまぐれであっても、親に勝つことで達成感と自信が溢れ、ワクワクドキドキの気持ちを体験出来るからなのです。しかし、あまり負けすぎると親の威厳が無くなってしまうので、親も負けすぎないように頑張ってみてください。
将棋やオセロやチェス等のゲームは、手軽に家庭でも出来、しかも親が絶対に勝つとは限りません。オセロでは小学生が世界チャンピオンになったり、将棋では藤井聡太氏が、中学生の頃からトップクラスに踊り出たように、歳が若くても大人に勝つことが出来るゲームだからなのです。
世界のホームラン王として知られている、福岡ソフトバンクホークス取締役会長の王貞治氏の名言に、
「勝つ喜びを知った人ほど、悔しさも大きくなる。それは頂点に立った者にしか分からないんだ。」と言う言葉があります。
頂点に立った人間でないとわからない景色と、精神状態を体験しなければわからない、貴重な感覚が有るのだと思います。
悔しいから頑張ると言う根性は、人間を成長させる上でとても重要な要素だと考えますし、日本人にはピッタリの精神力なのだと感じます。
勝つ喜びを知る為のポイントは、
①勝つだけでは喜べない
悔しさや苦しみの上に、初めて勝利が有るのだと言うことを知ることが大切なのです。
②結果を出すまでの「プロセス」に価値を感じる
もちろん結果も大事なのですが、それ以上に努力のプロセスが大事だと言うことです。だからこそプロセスをしっかりと管理しなければならないことにも気が付かなけれなりません。
③結果を得るために「できること(行動)」に意識を向ける
自分に出来ることをしっかりと意識して、目標とスケジュールを立てることから始めてみましょう。
頭で考えるだけでは駄目なので、実際に行動に移さなければ意味がありません。
子ども達のアイデンティティを育てたいと考えるのならば、積極的に家庭内でゲームで対戦をしてあげてください。
④日本史、世界史
歴史は「勝者の都合の良い記録」と言われているように、勝者が改竄したものが殆どなので、鵜呑みにしてはなりません。また歴史教科書問題でも明らかなように、政治に利用する為に支配者達の都合の良いように改竄されてしまうのが当たり前なので、そのまま信じては絶対にならないのです。
学校で教わる歴史については、歴史を知る上でのひとつの切っ掛けに過ぎないと割り切って、本当の歴史については、自分自身で調べて、頭で考えながら解き明かして行くプロセスが絶対に必要になるのです。
歴史を調べる時の致命的な問題点は、
①日本史を語る場合に、日本国内だけに焦点をあて過ぎていること
現代もそうなのですが、日本の歴史は外国からの影響で動いているので、外国の歴史と日本の歴史をマトリックス状に並べて比較しなければ、本当の歴史はわからないのだと考えます。
本能寺の変や文禄、慶長の役も海外からの影響を考え無けれ本質は見えて来ないのです。
②学会で認められた一次資料だけが根拠になると言う先入観と洗脳
歴史を語ろうとすると学会に認められて無いと言うことで、都合の悪い文献は偽書と言う扱いで否定されてしまいます。そもそも一級資料の古事記や日本書紀自体が、藤原不比等の都合の良いようにアレンジされた文献であることがわかっているのですから、裏読みをして行かなければ、真実には辿り着かないのです。
③わざと隠していることがあると言う前提
大衆を従わせる為に、意図的に隠してしまうことが有るのです。韓国の歴史ドラマで日本のことがどのように描かれるのかを観ると、とても楽しいです。
韓国の支配層に都合の悪いところを直すので、逆に直してあるところが都合が悪いのだと言うことがわかります。
④外堀を埋める作業が必要
また、個人の歴史を知るのと同時に、私たちが住んでいる日本や世界の歴史を知ることで、自分の立ち位置がより鮮明になり、さらに自信とプライドを持つことにも繋がるので、アイデンティティを深めることが出来るようになります。
⑤お留守番
お留守番は、子ども達の主体性を伸ばし、アイデンティティを確かにして、子ども達の成長につながる経験になります。ひとりぼっちになることで、自分を見つめ直す絶好の機会となるからなのです。
しかし、それは安全な環境の確保や親からの精神面のフォローがあってこそ成り立つものなのです。
子ども達が安心して留守番できる環境づくりに勤めてください。もし限度を超えてやり過ぎると大変なことになってしまうからなのです。
お留守番を経験するメリットは、
①事故や火災、地震などの天災対策の訓練になる
子ども達が事故や火災を起こさずに留守番し、また地震の時などにも対応出来るように、防災訓練も兼ねて、地震などが起きた場合のシミュレーションを子ども達と一緒にしておきましょう。避難場所などを家族みんなで共有しておくことも大切なのです。
保護者の留守を狙った犯罪にあわないように準備をさせておかなけれなりません。
②正しい生活習慣の確認になる
普段の生活習慣がルーティンとして定着しているのであれば、留守番の際にも普段通りのルーティンを行えば良いのです。
火遊びや水遊び等の悪戯も、普段からしっかりと躾られていれば、事件が起こることもありませんし、ライターの置き場所やガスの元栓はしっかりと確認しておくことや、ベランダに足場になるような台やゴミ箱などを置かない、浴槽に水をためておかないなど、日頃から危険の少ない環境づくりに努めておけば、子ども達命を危険に晒すことも防げるからなのです。
③普段からのセキュリティー意識を高める
家のカギを出したまま道を歩いてはなりませんし、カギは家の玄関のすぐ前で出すことを子ども達には教えてあげましょう。
そして子どもがお留守番中に誰か尋ねてきても、絶対にドアを開けないように練習しておくことが大切です。窓のカギも開けないようにさせ、インターホンやドアのチェーン越しで話しをするようにさせましょう。例え、知り合いだとしてもドアを開けないようにした方が賢明です。おじいちゃんやおばあちゃんなど、ドアを開けてもよい人は具体的に教えておきましょう。
④主体性を高め、自信につながる
子ども達だけのお留守番には、心配ごとが多いのは当たり前です。家に帰ったら「ありがとう」「がんばったね」とたくさん褒めてあげましょう。
遊びやご褒美を用意するのも良いのかと思います。
お留守番は立派なお手伝いです。子ども達がお留守番をしてくれるから、両親は仕事ができたり、用事を済ませられるからなのです。両親はちょっと寂しいかもしれませんが、お留守番ができたことは子ども達の自信や自立にも繋がります。
⑤心の不安に打ち勝ち、忍耐強くなれる
親から離れたり、一人になったりすることを嫌がる子どもはたくさんいます。留守番を嫌がる理由の一つは「不安」があることなのです。
家に知らない人が入ってくるとか、両親が何処かに行ってしまう時には、すごく不安になります。
そんなときは、大丈夫と言い聞かせるよりも、何が不安なのかをゆっくりと聞いてあげましょう。
⑥責任感が芽生える
兄弟姉妹がいる場合には、上の子に下の子を守ってあげるという責任感を持たせるのが鍵になります。
子ども達が退屈せずに、お留守番に集中させるためには、ゲームや遊びを用意するのも良い方法になります。
子ども達にとって一人になることは、とても怖いものです。想像力豊かな子ども達は、大人では想像つかないことまで考えてしまい、それが恐怖や不安になってしまいます。
もしも6歳程度なら、まだまだ小さな子どもです。
両親の中には年齢が2桁になるまで絶対留守番をさせないと決めている方もいらっしゃいますし、アメリカでは留守番させるのは虐待になりますので、留守番は12歳からと法律で決まっているようです。
考え方は人それぞれなのですが、急遽留守番をさせなくてはいけない状況になった場合に備えて10分、30分と短い時間から練習させることが大事です。
留守番時に起こりうるリスクについては、軽視せずに大人がしっかり考えてあげましょう。
留守番には、デメリットもありますが、それを乗り越えた時のメリットも大きいので、子ども達の主体性やアイデンティティを確立させる為にも、留守番の経験を敢えてさせてみてください。
⑥自我境界
自我境界(じがきょうかい)とは、言うならば、自分と他人の間にある意識的な境界線のことなのです。
人の行動や意識の主体となる概念を、心理学では「自我」と定義しています。これは、その人が自己と他者ととを区別できているからで、この区別の境を心理学では「自我境界」と呼んでいます。
人は、この自我が健全に成長、発達し現実の生活に適応していく中で、他人とは違う価値観で生きていると言う意識が芽生えるのです。
他人はその人自身の都合にしたがって動くのであり、こちらの望み通りに動いてはくれない。ということを、多くの人は理解出来ています。それは自我境界を認識しているからなのです。
生まれて間もない赤ん坊は、きわめて自己中心的で、母親と自分との間も区別できない母子一体の状態なのです。それが次第に自我を成長させ、自分の世界を広げていき、並行して自分と母親との違いを理解していくようになります。
自我境界の形成が十分でない人は「他人は自分とは違う」「考え方も違ってあたりまえ」ということが、理屈では理解できるのに精神では実感できないのです。このため、周囲の人が自分の思うように物事を考え、ひいては手足のように動かせると錯覚考してしまうのです。その一方で、他者が自分の望むように動かないと、支配的な感情が芽生え、カッとなって怒ったり、苛立ちを覚えたり、暴力をふるったりするするようにもなってしまいます。
逆にいえば、自我境界が確立している人とは、他人が何を望み、何を楽しみに生活し、何に不満を感じるかということは、あくまでその人の問題であり、自分の問題ではないということを、冷静に頭で理解できている人だと言えるのです。
私たちは誰しも、知的・精神的「境界」を持っています。 それらは私たちの 信念や価値を決定するものなのです。 「自己」の感覚を持たない人にとって、他人と親密に なることは難しいのです。
人が自己の感覚を形成する方法は、強固な「自我境界を」 発達させることなのです。
子ども達が無視や虐待、放置や厳しすぎるしつけ等によって傷つくと 、自我境界線は破れ、見捨てられることや呑み込まれてしまうことに恐怖を感じてしまいます 。 反対に、自分は自分であると知っている人は、呑み込まれることを決して恐れません。
子ども達のアイデンティティを育てたいと考えるのならば、自我を育てるのと同時に、他人との間に存在する、自我の境界もしっかりと意識出来るように、子ども達に教育をしてあげてください。
そして自我境界は、子ども達と両親の間にも存在しているので、子ども達との自我境界の一線を踏み越えて、土足で子ども達の自我に踏み込むような真似はしないように意識をして生活をしてください。
⑦国際大会で勝てる人
アイデンティティ「自信とプライドを持てる」力があれば将来、国際大会でも優勝できるようになれます。
自信とプライドを持てるようになれば、ひとつの道をコツコツと極めるまで貫き通すことが出来るようになります。
前進をし続けることで、やがては日本でのトップになり、それが更に世界に出てみたいと言う気持ちを後押しして、たとえ周りに反対されても挑戦を続けて行くことになるでしょう。何年掛かるかはわかりませんが、結果として国際大会でも勝てるようになれるのです。
努力が出来る人こそが天才でもあるのですが、
努力を支える為には自信とプライドが何よりの薬となるのです。
子ども達には、是非とも親や子孫の逸話を聞かせて、子ども達が強いアイデンティティを持てるように育ててあげて欲しいのです。
