ドーパミンの放出「DIY」

本日は、子育てを楽しむための「DIY」について、書いて行きたいと思います。

①DOITYOURSELF(DIY)

「自分でやれる」力があれば将来、起業独立できる人になれます。
 子ども達には、「勉強しろ」とは絶対に言ってはなりません。
「勉強しろ」と言わないで如何に勉強させるかが、父親の腕の見せ所だからなのです。
 そのために、子ども達を自立させるように持って行けば、結果として、子ども達は自分から勉強する子へと成長するのです。
 ですから、子ども達には、幼い頃から責任を任せて自分で何でもやれるように育てなければなりません。
最近の母親が、何にでも口出しをしてしまうことで、子ども達の自立性を破壊しているどころか、先生にまで口出しをして、モンスターペアレントとなっているのは、由々しき現実なのです。
 私は息子にも自立できるよう、責任を持たせて育ててきましたので、結果として主体性を持ってベンチャー企業でもやって行けるようになりました。ベンチャー企業に幹部として働くことは、将来は新たに社長として独立し、新会社を立ち上げられる可能性も高いのです。
たとえ両親がこの世を去っても、子ども達には生き続けて貰わなければなりません。たとえ何かの理由でひとりぼっちになってしまったとしても、必ず生き抜いてもらわねばなりません。
その時に必要な能力こそが、ひとりでやれる「主体性」の能力だからなのです。
現代の子ども達は、温室育ちになり過ぎて、自分ひとりで何かをやり遂げる機会が極端に減ってしまっています。その結果、何ひとつ自分の意志で行動ができない子ども達も多いのです。
しかしながら、それらの原因を作ってしまったのは、両親なのだ、という自覚が必要なのだと、私は考えます。
将来のニートや不登校、自立できない子ども達を作らない為にも、両親がやらなければならないことは、子ども達に責任を任せて、子ども達にひとりでやらせる習慣をつけることなのです。
「はじめてのおつかい」ではありませんが、自分ひとりで外へ出て仕事をすることは、とても責任が重く、子ども達にとっては簡単なことではありません。
子ども達にとって、ファーストフード店で注文するのも簡単ではありませんが、お使いとなるとさらにハードルが上がります。
 将来独り立ちするための訓練は、身近なところから始まります。
子ども達は大人が考えているほど幼稚ではなく、本当に責任を任せれば、かなり一人前に近いこと迄できる能力が備わっているのです。
本人にその力を自覚させる意味でも、幼い頃から「ひとり立ち」の訓練を始めてみてください。
それには、たとえばお泊り会、知り合いに預けてひとりでキャンプ参加、スキー合宿、サマーキャンプ、田舎への一人旅など、
 「可愛い子には旅をさせよ」で、親自身が子離れをして、子ども達を一人旅に出してあげてください。
ひとりになって初めてわかる、不安、家族の優しさ、自分ひとりで生きているのではないことを知り、また寂しさや、恐怖に打ち勝つ方法を子ども達は学ぶのです。 

②いきなり水泳

日本の場合には、子ども達に泳ぎ方を覚えるためには、まずスイミング・スクールに通わせる親が殆どのようです。初めて泳ぎを覚える子ども達は、全員が同じ初心者クラスに入り、カリキュラムに従い、マニュアル通りの順番で少しずつ、泳ぎ方を覚えていきます。
 水泳の先生は、手取り足取り丁寧に、泳ぎ方の理論とその練習方法について、マニュアルに則って順番通りの解説を行います。
これに対して、米国流の教育方法の一例としては、「まずは習うより、慣れろ」という発想で、いきなり泳がせてみます。もし水の中に入るのを躊躇している子どもがいれば、とりあえず水の中に放り投げてみます(ジョーク)しかし、コーチはしっかりと観察し、もし本当に溺れそうなときには、もちろん的確な手助けを行います。人間は環境適応性に高く、生まれつき泳げる能力があるので、出来るだけ自分の力で習得することに注力させるのです。
 もし泳げないのだとしたら、それは水に対する恐怖心や、泳いだことがないという偏見がブレーキをかけているだけだからなのです。そして試しに赤ん坊を水中で泳がせてみると、実にうまく泳げることがわかります。
 人間には生まれつき教わらなくても、自分で解決しようという本能が備わっているからなのです。
ですから、その本能を上手く生かす方法を教えれば良いだけなのです。
米国でのコーチの役割は、個性を尊重しつつ、個人の能力を最大限に引き出すということに着目しています。
一方的に押し付ける教育ではなく、日本のように手取り足取り指導するようなスタイルでもなく、個人個人の実態を見ながらTPOに応じて、最適なアドバイスをして行きます。アドバイスも基本的には生徒からコーチに主体的に質問を投げかけるスタイルなのです。 
結果として、日本のスイミング・スクールで泳げるようになった子ども達は、皆がほぼ同時に泳ぎをマスターし、同じようなフォームで同じように泳げるようになります。
一方、米国では個人差があり、泳げるようになるタイミングもばらばらですが、かなり早い段階で泳げるようになります。
泳ぎのフォームもばらばらで、それぞれが自分の泳ぎ方を模索しながら自分らしく、上手く泳げるようになります。
このような「いきなり水泳」の教え方は、モンテッソーリー教育の、「知る」「見守る」「助ける」というスタンスで取り組んでいる方法論とほぼ同じ考え方なのです。私は米国式の教えかたの方が、より「主体性」を育てられる良いやり方だと考えます。なぜならば、それらの体験を次の自転車や、一輪車乗り等の様々なチャレンジにも同様に生かすことが可能になるからなのです。さもなければ、何でも一からマニュアル通りにやらなければならなくなってしまうのです。
 ですから日本の場合には、次の習い事もまた一から手取り足取りで進めなければなりません。
また、コーチや父親のありかたも、米国式の方が本当は正しいのだと考えます。皆さんにも一度、真剣に考えてみてください。まずはやってみる、行動力が大切なのです。ただし闇雲に挑戦するのでは無く、責任は必ず自分で取ることが前提条件となることを忘れ無いでください。

③甘ったれ遺伝子抑制

チャレンジするよりも、失敗しない選択を優先してしまう日本人の遺伝子は、正に甘ったれ遺伝子なのだと言っても過言では無いと思います。
「責任を学んで人は成熟する。責任とは目の前で起こっている現実に反応する能力のことだ」と子ども達には教えてきました。目の前に起こるさまざまな問題と向き合い、それを解決していこうとする姿勢こそが責任です。そこには、「自分のやったことの結果は自分に返ってくる」という、はっきりとした意識が育ちます。また、そのように育つように導く必要があるのです。
 水をこぼしても、お母さんが拭いてくれる。   いけないことをしても、お母さんは許してくれる。お小遣いを全部使ってしまっても、頼めば追加のお小遣いが手に入る。宿題が終わらなくても、親が手伝ってくれる。このように「自分が何をしようと、そのあとは誰かが面倒を見てくれる。自分は困ることはない」と学んでしまっては、子ども達に責任を教えることはできないのです。子ども達が主体性を身に付けて、自分の力で人生を歩んで行けるように、両親が教育して行かなければなりません。
 甘ったれ遺伝子を持っている日本人だと言うことを意識すればこそ、それを克服出来るように、厳しく育てなければならないことに気が付く筈なのです。両親が、厳しく子ども達を躾けなければならない理由が、そこにあったのです。本当に子ども達のことを考えてあげるのならば、子ども達を厳しく躾けるのが、むしろ自然な姿なのです。

④自分で考える

自分自身で決断することが、とても大切な事なのは当たり前のようなのですが、実際の日常生活では自分で決断をしなくても済んでしまうことがほとんどなので、決断しなくても育ってしまうのです。           家族でレストランを訪れ、注文を決める際には、「今日は自分で言ってみようね」と子ども達を促してみましょう。                子ども達に、自分のメニューを決めさせ注文をさせることで、自分で決める力や、知らない人に話しかける 勇気、人にお願いするときの丁寧な言葉遣いを身に付けることができるようになります。
 もしも間違って自分の嫌いなモノ、食べきれない量を注文してしまった場合には、必ず自分で最後まで食べ切る責任をとらせることがポイントなのです。
たとえ嫌いなモノが入っていても、自分で頼んだのだから我慢して食べなければなりません。
 また、自分で頼んだのだから、残すことは許されません。もし残しそうになったなら、食べ終わるまでは絶対に帰れません。自分で決めたことに必ず責任をとることをカラダで覚えさせてあげてください。そして、オモチャ付きのセットを頼みたいのならば、なおさら自分で注文させてあげてください。欲しいもの、やりたいことは自分から行動を起こさない限りは手に入らない、という世の中の現実も、カラダで覚えさせてあげて欲しいのです。
注文の際に注意させること
①年上の人に失礼の無い言葉遣いで、ハッキリとわかり易く注文する
②待ち時間を考えて、なるべく時間がかからないものを頼む
③名前から、実際に出でくる料理をしっかりとイメージして、もしもわからない時にはちゃんと質問をすること
④アレルギー等、自分が食べられる料理なのか、量が多すぎず、少な過ぎず適量なのか。
⑤料金も意識して、高すぎない料理を頼むことが望ましいのです。
自分で注文することが出来るようになったら、次には、「はじめてのおつかい」に出してみましょう。初めは簡単なお使いで良いので、隣のお家に回覧板を回すとか、ごみ収集日にはゴミ袋を捨てに行く等から始めて、子ども達が自立出来るように、少しずつハードルを上げて行くのが、良い教育方法かと考えます。

⑤アンデルセン公園

子ども達の主体性を伸ばす為には、週末は家族揃って、外に出掛けましょう。千葉県船橋市にあるアンデルセン公園(入園料金. 一般, 900円. 高校生(生徒証を提示) , 600円. 小・中学生, 200円. 幼児(4歳以上), 100円)は、日本の人気テーマパークの第3位に選ばれた人気のテーマパークで、子ども達の主体性を伸ばすには、最高の公園なのです。
 その人気にもかかわらず、船橋市が運営しているので、小学生なら一日遊べて入場料はたったの200円の超お得な公園なのです。
 フィールドアスレチックなどのアウトドア活動に目が行きがちなのですが、一番のお薦めは「子ども美術館」ゾーンでのインドアワークショップへの参加なのです。
 アトリエでは、ワークショップ室、版画、食、染、織、陶芸、木、アンデルセンスタジオの8つ。プログラムは毎月変わりますが、大人から子供まで楽しみながら創作体験に参加することができます。 
一方で、ギャラクシティは、東京都足立区西新井駅近くの、「 こども未来創造館」と 「西新井文化ホール」の複合施設です。
テーマパークのように、乗り物に乗るアトラクションではなく、子ども達が自分の体を使って学べる施設なので、主体性を刺激します。
館内はとても広く、ゼロ歳でも遊べる施設もあります。
幼児施設にはゼロ歳用スペースもあって、はいだけの子どもも安心して遊べます。
小学生には3階建の大きなネットのアスレチックが楽しく、各階はトンネルで行き来できます。ライトも幻想的な雰囲気でゴロンと寝転がっても気持ちいいです。
小学生未満は親と一緒に並ぶ時間があります。アスレチックではケガ防止のため靴下着用が必須です!女の子はスカートNGなので、気をつけてください。
他にもクライミングウォールがあり、小学生未満は整理券必要、小学生は小学生の時間帯に先着順です。
他にも工作教室やプラネタリウムで遊べます。
プラネタリウムは大人500円、小学生以上100円です。

⑥ヨコミネ式

ヨコミネ式の幼稚園では、子育ての目標を「子供の自立」と考えています。
 子ども達が自分で考え、そして最後までやりきる。子ども達が自分で乗り越えると、その分だけ力が身につきます。そんな経験が「自立した子どもを育てる」上で大切なのです。そして褒めるのではなく、認めてあげることも大切なので、上手に出来たときには「100点、合格!」と言ってあげましょう。逆にできなかったら、「30点、やり直し!」と短く言ってやり直しをさせてみましょう。
 家庭では、基礎の基礎である「読み・書き・計算」に取り組むのがおすすめです。子育てには、飴と鞭が必要なので、状況に応じて「無視する」「突き放す」というテクニックも家庭で使ってみてください。また「できる!」を積み重ねるためには、「少し難しいことに取り組ませる」と子ども達はどんどん勉強が好きになって、次第に難しいことにもチャレンジしてくれるようになります。
 ヨコミネ式は、『学ぶ力』『体の力』『心の力』という3つの力を重要視しており、子ども達が自分で考えて答えをみつけることで、自ら学ぶ力、体の力、心の力を育むのです。両親は、子どもが「難しいから教えて!」といったときだけヒントをあげて、あとは見守っているだけで良いのです。絵本は読んであげるのではなく、簡単な絵本を子どもが両親に読んで聞かせるのです。子どもの自分で読む練習にもなりますし、両親は自分達のことをしながらでも聞けて楽なので、お互いにとって良い取り組みになります。 子ども達はみんな天才なので、たとえ時間がかかっても必ず自分で解決出来るのです。
ヨコミネ式教育法「4つのスイッチ」とは、
①子どもは競争したがる
 子ども同士で刺激を与えあうことが、やる気を保つための原動力となります。
「負けたくない」「もっとできるようになりたい」そんな子どもの自然な競争心を大切にします。
②子どもは真似をしたがる
 お手本となる子どもの様子を観察することで、「自分にもできるかもしれない」「やってみたい」という向上心を育みます。
③子どもはちょっとだけ難しいことをしたがる
 子ども達はできるようになった「簡単なこと」には飽きてしまいがちなもの。しかし逆に「難しすぎること」を強要されるようでは、やる気を失ってしまいます。一人ひとりの子どものペースにあわせて、少しだけ難しい課題を与えることで、子どもの育ちをサポートしていきます。
④子どもは認められたがる
 褒められれば誰でも嬉しい気持ちになるものです。ヨコミネ式教育法では、子どもの「できること」「成功体験」を積み重ねていくことで、子どもの達成感や自信を生み出し、自然と意欲が高まるように工夫しています。
 ヨコミネ式教育法でもうひとつ大切にされているのが「才能開花の法則」と呼ばれるもので、
「できることはおもしろい→おもしろいから練習する→練習すると上手になる→上手になると楽しい→次の段階に行きたくなる」という積み重ねによって、子ども達の持つ力を引き出してあげる法則を指しています。
 以上のように、もし子ども達の主体性を伸ばしてあげたいのならば、インターナショナル系の幼稚園に入れるのでは無く、ヨコミネ式の幼稚園に入れてあげましょう。英語が下手なことでは無く、主体性の欠如こそが日本人最大の弱点だからなのです。 怪我をし易いことがデメリットと考えるご家庭もあるようなのですが、その怪我を乗り越えれば、もっと強く丈夫になれると言う当たり前のことを忘れてしまってはいけないのです。      将来大きな壁にぶつかっても、克服出来る強さを鍛えておかないと、潰れてしまうからなのです。   温室育ちでは、そのような強さは鍛えられないからなのです。

⑦起業独立できる人

DOITYOURSELF(DIY)「自分でやれる」力があれば将来、起業独立できる人になれます。

 本当に自分のやりたいことを実現したいのならば、起業独立するのが一番の選択肢になります。

 但し起業独立はハイリスクハイリターンになるので、生活が安定しないことが一番の欠点になるのです。したがって、結婚して子どもが出来ると、かなり厳しい状況に追い込まれてしまうかも知れません。

 そうならない為には、出来るだけ早い時点で起業し、早い時期に安定を勝ち取ることが望まれるのです。

 現在では、私の教室の生徒でも高校生から起業する生徒が出て来ていますので、今後はそれが当たり前になるかも知れません。

 小学生の博士ちゃんやyoutuberも話題になっており、早期からの起業が珍しくなくなりつつあるのです。

 子ども達が将来起業出来ることを可能にさせる

為にも、日頃から子ども達を大人と同様に扱い、主体性を持たせ、何でも自分の力でやり切れる人間に、是非とも育ててあげてください。

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