セロトニンの放出「チームワーク」

 本日は、子育てを楽しむための「チームワーク」について、書いて行きたいと思います。

①チームワーク

「チームワーク」とは、組織に属するメンバーが共通の目標を達成するために、お互いに協力・連携しながら、相乗的効果を導く共同作業を指します。たとえチームが同じであっても、メンバーの特性は全く異なるものなので、チームの中でリーダーシップを発揮する人もいれば、フォロワーシップを発揮する人もいます。

それぞれが自分の役割・能力を認識し、どうしたらチームに貢献できるかを考え組織としての力を最大化させていくチームを作り上げていくことが、重要となるのです。

 つまり部分最適では無く、全体最適を目指して総合的なメリットを最大限に膨らませて、それらを個人に分配した方が個人の取り分も大きくなるので、チームと個人の双方にとってメリットが出る方法になるのです。

 日本人は正にこれが得意なので、小柄でパワーが大きく無いにも拘らず、世界でも闘うことが出来るのです。

②和の精神を持てる

この力があれば将来、和の精神を持てる人になれます。
日本人である以上、子ども達には和の精神を尊重できる人間に育ててください。
 私の息子は小学校一年生になる前から地元の野球チームに参加し、中学生になる前に硬式野球のクラブチーム浦安リトルシニアへ進み、そこでチームワークの大切さを学んでくれました。  
船橋市に住んでいた私達にとっては、浦安シニアへは越境しての入部となりましたが、とても温かく迎えて貰えました。その代わり、車で一時間以上の運転時間を要し、朝は四時半起床で試合へと遠征することも度々ありました。
一日中しっかりと練習や練習試合を行い、日が暮れると終了というスケジュールが三年間続きました。
テーマパークのすぐ横で練習していたこともあり、交通渋滞に巻き込まれると、帰宅には二時間以上を要することさえありました。
しかしながら、それだけの価値があると考えたので浦安リトルシニアに通うことを決めました。当時は立派な浦安市のグランドを使用できたこと、全国優勝の実績があったこと。また読売ジャイアンツの阿部慎之助選手という偉大な選手がOBであり、その父親がコーチでおられたこと、監督コーチやスタッフがとても熱心で尊敬できる人物であったことが理由でした。
 そして実際に息子が入部して最初のポジションで教えてくれた先輩が、現在オリックスバッファローズの西野真弘選手だったのです。後輩にはヤクルトスワローズの吉田大成選手がいます。
子ども達にとっては、本物の選手たちと間近で接することが成長の一番の原動力ですし、集まった選手達のレベルもさることながら、その父親や母親の野球に対する意識レベルの高さには只々驚くばかりでした。
高校に進学すると、多くのチームメイト達が甲子園出場を果たし、それらの選手やご父兄からは、たくさんのことを学ばせて頂きました。
 日本人にとってチームワークは、得意とする習慣なので子ども達にも、仲間と上手くやれる人間になって欲しいです。
人々の心の繋りこそが、大きな行動に繋り、やがては世界をも動かす力になるのです。
この世の中は、お金が全てなのではなくて、人財こそが最も重要な財産なのだと言うことに気が付いてさえ貰えれば、チームワークを大切にし、聖徳太子の和の精神で世界の人々とも仲良くして欲しいのです。
 そしてスポーツ界でも日本人の大きな武器と言えるのが、「和を持って貴しとなす」、のチーム力なのです。
ロンドンオリンピックや世界陸上でも、100mX4の400メートルリレーでメダルを獲得できたことは、日本人にとって大きな希望であり、誇りなのです。
 9秒台の選手がひとりも居なかったのにも拘わらず、9秒台を揃えた諸外国に日本が勝てたのです。
これこそが繊細な技術を繋ぎ合わせた日本人のチーム力でした。
たとえ、ひとりひとりの体格やパワー、身体能力は例え劣ってはいても、チームになって勝てれば日本人は良いのです。
そして日本人はこの能力を、ビジネスや社会活動にも生かし、世界の経済界をリードしてきました。
日本人は今後もその力を生かして、世界に貢献して行くべきです。日本人は幼稚園に入ると直ぐに集団での授業を行い、チームワークについて学びます。それらの体験から、どのようにしたら上手くチームのメンバーとやって行けるのかを学ぶのです。
 また集団での遊びや運動を通じて、チームワークの大切さを覚えていくのです。また学校での団体行動や部活動もチームワークを学ぶ上では、大変効果的な教育です。
 日本人は、日本人の伝統行事である、お月見、大晦日の伝統業を通して、また月見団子を食べる、年越しそばを食べるような伝統習慣を通じても、日本人であることをしっかりと思い出して欲しいです。

③プロジェクト学習

日本の教育制度の問題点のひとつが、横並びです。同じ年齢同志が同期として、一斉授業を行う日本式の学習スタイルでは、全ての生徒が横並びという考え方なので、そこには年配の者、経験が多い者が、若年で経験の浅い者に教え諭すという関係が成り立ちません。
 本来は、若年の者でも、得意な分野は年配の者に教えることは必要です。
 一方で、年齢にとらわれずに、さまざまな年齢や立場の者達が、一緒になって学習する縦割り型のプロジェクト学習では、子ども達の学びの幅や深さが大きく広がるのです。 最近では、アクティブラーニングや探究と言うキーワードでプロジェクト学習を取り入れている学校がふえています。高校では堀川高校、中学校では21世紀型教育機構加盟校、小学校では開智望小学校が有名です。今後はプロジェクト学習が世界中でスタンダードになって行くのではないでしょうか。  
 ところで、プロジェクト単位で仕事をしているコンサルタントが、実際に参画するプロジェクトを決める際には、現時点の技術知識や自分の能力よりも少し高い能力を要求するプロジェクトに入るのがベストなのです。
新しい技術を絶えず勉強しながら、現場でも周りから技術やノウハウを吸収しながら成長していくというスタイルなのです。
コンサルタントは、ヒトより半歩先を進むために絶えず自転車のペダルを回し続けているような状態です。
もちろん走り続けることは大変ですが、もともと自転車はこぎ続けなければ倒れてしまいます。反対に停止することが楽とも限りません。
実力以上の仕事に係わり続けることは、その時点では確かに大変なのですが、目標に向かって走り続けることはとても充実して清々しいですし、目標を達成したときの喜びを考えれば、振り返ったときの苦労とは比較になりません。
日々努力を続けていれば、目標を達成した時点で、実際にスキルを持った成功者となり、成果が自分に帰ってくるので、それに勝る喜びはありません。
 もうひとつ日本と欧米との違いについて、日本人はどちらかというと、慎重で横並び意識の強い国民性です。
新しい技術に対しても、他の組織の様子を見ながら徐々に進めていくスタンスで、新技術の獲得が遅れます。
 また、各個人への仕事の任せ方も慎重です。徐々に仕事と責任を任せるので、自分の能力より高めの仕事を任せるのには躊躇します。
それで、日本の大企業ではエンジニアの技術習得スピードが遅いのです。
やはりエンジニアにとって最高の環境は、自分の能力より少し高めのプロジェクトを選ぶこと。絶えず挑戦し、最新の技術や現場のノウハウを自分のモノにするため努力を続けることが大切なのです。

④団体生活

和を大切にする日本人にとっては、個人での行動よりも団体での行動が重視されるケースが多いのです。 
 幼稚園に入るとお遊戯や楽器の演奏など、団体で行う催しに対応する練習で、団体行動の基本が叩きこまれます。小学校に入っても、運動会、学芸会、遠足などは全て団体行動となり、和を乱さないことを徹底的に教育されるのです。
 児童生徒が集団としての行動を秩序正しく、かつ安全で効率的に行うことは学校教育 活動を効果的に進めるだけでなく、社会の一員として能率的に行動するとともに、 周囲の状況を見極め、安全に行動することが可能となるよう、行動様式を. 身につける ことは非常に大切なのです。
 団体行動が身に付いていれば、日常生活において、身体の安全を脅かすような不測の事態 に対面したときに、的確かつ安全に行動することが可能となるからなのです。
 体育・保健体育の授業 において、集合、整列、交替など約束を守って迅速に行動することは、学習効率を高めるばかりで無く、社会に対応し生きて行く上での大切な能力となるからなのです。
 一方で主体性を持って行動することも、人生を生き抜く上で必要な能力となるのですが、日本の場合には主体性よりも、団体行動を優先する面が強いのが現状なのです。
 そして主体性にも、団体行動にもそれぞれのメリットとデメリットがあるのが事実なのですが、理想的で最強な姿は、主体性を持った人間同士が集まって団体行動が出来る仕組みなのです。今後の日本は、そのように理想的な仕組みを目指して、主体性を強化することが大切だと考えます。その際に、団体行動も忘れずに、しっかりと継続して教育して行くことが求められるのです。

⑤運動会、学芸発表会

学校行事だけで無く、企業が主催する運動会もあることを忘れてはいけません。
 企業の運動会は、会社員間の交流が増えることにより、チームワークが向上する、職場全体が明るくなり、仕事へのモチベーションがアップする、社内の健康意識が高まるなどのメリットがあるからなのです。
 一方で、子ども達にとっての運動会の目的は、
(1)「今の自分の全ての力を出して見せる」こと
そのためには、一生懸命に全力で競技・演技することが大切なのです。そんな小学生達にとって、大切なツールが「瞬足」なのです。「瞬足」は、アキレス社が開発した運動靴です。今迄の常識をくつがえし、「右足の内側」と「左足の外側」に左右非対称のスパイクを配置したシューズなのです。 晴れの舞台で力を出し切って最後まで走れるように…と作られた「瞬足」は、子どもたちの「速く走りたいという気持ち」を応援するシューズなのです。そして運動会のもう一つの大切な目的は、(2)「仲間と協力して運動会をつくる」ことなのです。
 特に高学年の生徒達が、上級学年者として更に成長していくためには、ただ係を受け持って活動をした、一緒に応援したというレベルから、「自分が運動会をつくる」という明確な意識こそが必要なのです。
こうした学びの姿勢を育て、すべての生活の中で活かせるように、子ども達を育ててあげてください。
 ところでリーダーにとって必要なことは、人々の興味を引き、集まった人々の意見を纏めて、目的の方向に導くことなのです。
人々の興味を引く為には、やはり何かを提供してあげなければなりません。
それは情報、情熱、モティベーション、機会、お金、人脈など、人によって異なります。
その中で大切な考え方は、「ギブアンドギブ」なのです。
 ビジネス等では、お互いにメリットのある取引を「ギブアンドテイク」という言葉で表し、何かを与えるから何かをよこせのような発想となっています。
それらの考え方は合理的で間違いではありませんが、本当に強い推進力を生むためには「ギブアンドギブ」という思い切った奉仕の精神が必要なのです。
最近では「WinWinの関係」という表現の仕方もありますが、「ギブアンドギブ」によって、結果として自分にもメリットが返ってくるので、両者ともハッピーになる「WinWinの関係」となれるのです。
 ところで人間にとって理性も大切なのですが、原始的な感情は、もっと重要な要素なのです。
理屈では分かっていても、感情的に抑えられないこと、自然に喜びがこみ上げてくる、または自然に涙が零れ落ちることは、人間ならば当たり前のことなので、理性だけで割り切れるものでありません。
そして、それらの感情を育てるのに良い機会となるのが、運動会や学芸会で燃え上がることなのです。
それらの感情の共鳴は、人と人との信頼関係の絆を強固に結び付け、その結果、一生の仲間となれるかも知れません。
 前の日までと比べて、ずっと仲間意識が高まって、楽しい人間関係が築かれたことを実感出来るようになれるでしょう。

⑥ ソーシャルキャピタル

将来、和の精神を持てる人になれると、周りの人々とも協力して、楽しく豊かな人生を送ることが出来るようになります。

 周りの人々と歪み合い、絶えずストレスを抱えて生きて行くのと、協力し合い支え合って生きて行くのでは、雲泥の差になります。

 前者では、精神的には生活も楽しく無くなり、

肉体的にも疲労が蓄積し、病気になったり、動け無くなったりしてしまい、結果として寿命も縮まってしまうでしょう。

 日本人が世界的な長寿国である理由のひとつが、ソーシャルキャピタルの高さになります。

ソーシャルキャピタルとは、信頼や規範、ネットワークなど、社会や地域コミュニティにおける人々の相互関係や結びつきを支える仕組みの重要性を説く考え方のことです。

日本には支え合って生きて行けるコミュニティの存在が広まっているのです。

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