エンドルフィンの放出「七転び八起き」
本日は、子育てを楽しむための「七転び八起き」について、書いて行きたいと思います。
①七転び八起き
失敗は何度しても、最後にそれをひっくり返すことさえ出来れば、失敗では無く成功に出来るので、7回転んでも8回起き上がれば良いのです。
とてもポジティブなことわざで、素晴らしい知恵なのだと思います。
失敗を嫌う日本人にとっては、心が救われることわざだと感じてしまいます。
子ども達にも、この考え方を是非伝授してあげてください。全てクリアー出来る人生が送れるようになるからなのです。
②小さな失敗
失敗は何度しても良いのですが、いきなり大きな失敗をしてしまうと、リカバリーする前に潰れてしまう危険性もあるので、日頃から小さな失敗をして免疫性を高めておくことが大切なのです。
それには、絶えず挑戦をし続ける習慣が必要なのです。新しいことを始めれば、失敗は付き物だと言う余裕や遊びを心に持っておくことなのです。
③レジディエンス
レジリエンスとは、困難や脅威に直面している状況に対して、「うまく適応できる能力」「うまく適応していく過程」「適応した結果」を意味する言葉のことです。
また、復元力、回復力、弾力、自発的治癒力といった意味で解釈してみると理解しやすいです。
反対語は脆弱性になります。
おそらく、幼少期の体験に強く影響を受けており、潜在意識となって一生に影響を及ぼすものと考えられます。人間には元々、生き残る為の機能として備わっている力のようなのですが、その能力を開花させる為には、幼い頃からの公園遊びや体験学習が必要なのだと私は考えています。
④気晴らし
心の余裕が無ければ、回復力も湧き上がってこないので、日頃のストレスを上手くリセットする為の気晴らしの時間や趣味が必要となってきます。
何もやらずにボーっと、まったり過ごすのも良いですし、散歩をすることで、太陽の光を浴びたり、森林浴で新鮮な空気を吸うのも良いでしょう。何も考えずに没頭出来る趣味を持っていれば、なお話は早いのです。
⑤感情のラベリング
「 感情のラベリング」とは、心理学の用語で今の自分自身が感じていることを言語化して表現することを言います。例としては、「辛いね、こっちへおいで」「悲しいね、ギューッ」と言葉に置き換えて表現してあげることなのです。
これがストレスを緩和したり、ストレスへの耐性を高めたりする効果があるとされています。
感情をラベリングできる子どもは落ち着きが有り、幸せな子どもを育てている親には共通して見られる習慣であることが、研究によってあきらかになっているのです。
子ども達が、胸が悲しみで張りさけそうな時や、よろこび、怒り、嫌悪、心配、恐怖など経験するあらゆる感情にも、自分の気持ちに名前をつける方法を上手に教えてあげてください。
⑥我慢
我慢の出来ない人は、一生不幸になってしまいます。子ども達を不幸にしない為にも我慢の仕方を子ども達に教え、それらを共有してみてください。子どもは親の背中を観て育ちます。
親が自ら我慢を実践し、その姿を見せて行けば、子ども達にも自然に身に付きます。
日頃から、我慢させることを意識して、正しい子育てに励んでみてください。
⑦逆境を乗り越えられる
レジディエンスの力が身に付いていれば、どんな逆境をも乗り越えることが出来るようになります。サーフィンと同じで、最初から波を乗り越えなければ、何も始まらないのだとわかってさえいれば、逆境は乗り越えられるのです。
乗り越えようと決断する勇気こそが全てなので、迷っている時には、両親が背中を押してあげましょう。一度、踏ん切りさえ付けば、あとは自分一人で出来るからなのです。
⑧受験失敗にも負けない
逆境を乗り越える力がある人は、受験等を失敗しても、その失敗を成功に、変えることが出来る筈なので、辛い浪人生活にも耐えることが出来るのです。ですから思い切って浪人と言う選択肢を選ぶことが出来るのです。
両親には子ども達を信じて、浪人を認めて、サポートしてあげて欲しいのです。
