エンドルフィンの放出「自制心」
本日は、子育てを楽しむための自制心について、書いて行きたいと思います。
子育ては自分の学びでもあります。子どもを通じて、新たな自分や人生の楽しみ方を学べる機会でもあるので、子育てを積極的にやることは自分の為になることなのです。
①自制心とは、自分自身の感情や欲望などをうまく抑えたりコントロールしたりする気持ちや精神力のことを言います。
ほとんどの人に言えることは、実は自分自身のことを完全に理解していないと言うことなのです。
本当の自分を知る為には、ジョハリの窓分析をして、自分だけが知っている秘密、他人も自分も知っていること、自分が気が付かず他人が知っていること、自分も他人も気が付いていないことの4つを分析することが必要になるのです。
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」となり、自分自身をコントロールし易くなるのです。
自分をコントロール出来れば楽しく過ごせることにも繋がるのです。
②楽な道は選ばない
もしも大きな決断を迫られる2本の分かれ道に立ったならば、困難な道を選ぶ人間になるべきですし、子ども達にも敢えて困難な道を選ばせることが大切なのです。
困難に打ち勝ってこその人生ですし、そこに本物の喜びもあるからなのです。
楽な道を選ぶことが幸せに繋がることでは無いことを肝に銘じて生きることを教えてあげてください。
③洗脳されない
日本人は素直過ぎて直ぐに物事を信じてしまう傾向にあります。
学校で教わったこと、ニュースで報じられたこと、友達に聞いて来た情報が100%正しいと信じてしまうことが多いのです。
それらに対して疑問に思い、必ず自分自身で調べて確認する姿勢や視点を是非とも子ども達に教えてあげてください。
たとえ友達に、そんなことないぞと馬鹿にされても構わずに、真実を追求する姿勢こそが最後には自分を守ってくれることにも繋がるからなのです。
④緩衝力とは、対立している物などの間にあって、衝突や不和などを和らげること。また、そのもので車で言うとサスペンションの様な役割のことを言います。
肉体的にも精神的にも、相手からのプレッシャーに対しては、100%を直接受けてしまうとダメージが大きくなり過ぎてしまいます。
一旦は、受身の姿勢で留めて置いてから、本格的に処理する身のこなしや心のバッファーを持って置くことが大切なのです。
ナイキのシューズで言えば、エアマックスのクッションになり、怪我やダメージから救ってくれるからなのです。子ども達は真っ直ぐなことが多いので、クッションを持つことを教えてあげてください。
⑤貯金
お金についても、お金の現在価値や複利といった考え方を早くから教えてあげれば、有るだけ使ってしまうどんぶり勘定や欲しいモノは直ぐに手に入れなければ気が済まないと言った浪費癖を防ぐことにも繋がります。
お金の価値がわかれば、貯金をしてから本当に必要なモノを手に入れると言う考え方が出来るようになり、モノを大切に扱うことも覚えられるようになるからなのです。
⑥浪人
楽な道を選ばない為にも、浪人と言う選択肢も考えてあげてください。
浪人は一見すると遠回りで、無駄な行為にも思われがちなのですが、「急がば回れ」なのです。
本当の高き極みを目指すからこそ、敢えて遠回りを選択することが成功にも繋がるからなのです。
遠回りを面倒くさい、無駄だと考えずに、冷静になって自分の将来を選択出来るようにアドバイスをしてあげましょう。「ゆっくり急いで」行く考え方や態度が必要になるのです。
⑦ジム通い
自分で自分を鍛えて行くと言う考え方は、とても大切なので、早くからこの考え方を植え付けてあげてください。幼少期には両親が一緒に付き添う必要がありますが、年齢が上がるに連れてスイミングスクールや体操教室へとバスで通わしたり、ある程度成長したならば、自分の力でジムに通うことも支援してあげてください。
親は決して強制をしてはなりません。あくまでも自分の意志で通わせてあげることが大切で、身につく方法だからなのです。
