エンドルフィンを分泌して忍耐力を鍛えよう
子育ての楽しみ方を、毎日配信させていただいております。本日は「やり抜く力」について解説致します。
エンドルフィンは、脳内で働く神経伝達物質のひとつで、子牛や豚の脳から発見されたもので「体内で分泌されるモルヒネ」を意味しています。モルヒネの数倍の鎮痛効果があり、気分が高揚したり幸福感が得られるという作用がありますので、思いっきり楽しく、幸せを感じられる物質なのです。
マラソンやジョギングをする時には、普通はだんだんと苦しさが増して行きますが、それを我慢し走り続けると限界を超えたある時点からは、逆に快感・恍惚感が生じることがあり、この状態をランナーズハイと呼んでいます。
苦しい筈のマラソンをやめられなくなるのは、ランナーズハイの気持ち良さを忘れられずに、再び味わいたくなってしまうからなのだそうです。
エンドルフィンを分泌して楽しむ為には、毎日の生活で次のようなことを注意して、楽しい子育てを実績してみてください。
①絶対に諦めない
夢や目標は、絶対に諦めなければ、いつか必ず達成出来るのです。ですから達成するまで絶対に諦めずに継続することがポイントとなるのです。
いくら時間が掛かっても良いので、夢や目標を達成して、金メダリストの北島康介氏のように「超気持ちい~」と叫んでみてください。
②世界一になれる
諦めずに前進をして行けば、いつか必ず日本一になり、その先では世界一になれるのです。
また、なれるまで絶対に諦めてはならないのです。日本人にはそれが出来るので、メイドインジャパンは世界ブランドとなっているのです。
③我慢する勇気
最期までやり通すには、我慢する勇気が必要になります。敢えてやらない、大人しく黙っているのが重要な場面が訪れた時に、それを実行するには、勇気こそが大切になるのです。
特に子育てにおいては、親の勇気が要求されるのです。
④長距離走
マラソンやランニングは辛いので、なかなか続かないことが多いものですが、親子で一緒に走るとなるとそのハードルも縮まります。
子ども達のフットワークは軽いので、一旦走り出すとついて行くのは、意外と大変なのです。
モチベーションを切らさずに継続する為のヒントとしては、地元主催の親子マラソン大会にエントリーをして、目標を決めて毎日練習に励むことなのです。運動会のかけっこを目標にするのも良いでしょう。目標を上手に設定することで、苦しい筈のマラソンも楽しみに変えることが出来るのです。
⑤最後まで食べ切る
食事を残さずに食べるのは当たり前のことなのですが、今では学校の給食を残しても怒られないそうなのです。我々の時代には、お百姓さんに感謝して、一粒も残さずにご飯を食べるように教えられて来ました。
レストランでは、子ども達に自分で注文をさせて、自分で注文したモノは最後まで責任を持って食べ切る習慣を付けてあげてください。
先ずは食べ切れる量と内容を自分の頭で冷静に考えられるように訓練する事が大切だからなのです。
もしも我慢が出来ない人間になってしまうと、人生全体が不幸になってしまうので、子ども達には早いうちから我慢して食べ切る習慣を覚えさせてあげてください。それが人生を愉しむこつにもなるからなのです。
⑥登山
教室の教え子に、小学生の6年間に毎年母子二人で富士登山を成功した親子がいました。
とても尊敬出来るのと同時に、その時の想い出はさぞかし素晴らしい宝物になっている筈だと思い、とても羨ましく感じてしまいます。
最初は高尾山や筑波山のようなハードルの低い山から始めて、どんどん高い山に挑戦することを楽しみにしてみてください。
⑦習い事はやり通す
習い事は受け身の姿勢でやっても身に付きません。自分から主体的に参加することと、継続することこそが最大のメリットになるので途中で中途半端に辞めてはならないのです。
直ぐに辞めてしまえば、負け癖や辞めぐせが付いてしまいますし、主体性を失ってしまうからなのです。
始める前に、「区切りまでは絶対に辞めない」と子ども達に約束をさせてから始めることが、習い事の成果を出せる決定的な条件になるのです。
