子育ての楽しみ方
子育ては人生の宝物なのです。
私も子育てをしている時は無我夢中だったので気が付けませんでしたが、子どもが成人を終えた頃に自分の子育てを振り返って、はじめてそれが宝物であることに気が付けたのです。
ところが、現実はそうなっていないのです。
本来、子育ては楽しいものなのに、子育ての方法がわからない親、子育てが嫌いな親がいかに増えてしまったことか、それがとても嘆かわしい現実なのです。
このままでは、未来の日本はどうなってしまうのでしょうか?
そこで私が子育ての楽しみ方について、皆さんに少しでも伝わるように、紹介をして行きたいと思います。
子育ての楽しみ方のポイントは、
①出来る!を教える
知識を教えるのでは無く、「出来る」を教えるのが親の役目なのだと考えます。
例えば補助輪無しで自転車に乗れるように
また、泳げるようになるように指導することなのです。ただスイミングスクールに通うだけではその感覚は身に付かないと感じています。
②幸せホルモンに注目する
幸せホルモンが放出されると幸せになれます。
ですから親子で一緒に沢山の幸せホルモンを出す工夫をすることが子育ての楽しみに繋がるのです。
エンドルフィンは忍耐力、PEA は創造力、
ノルアドレナリンは信頼性、ドーパミンは主体性、オキシトシンはリーダーシップ、アドレナリンは問題解決力、セロトニンは大志の能力に繋がるのではないかと仮説を立てています。
③子ども達の目のギラギラに注目する
幸せホルモンは脳内物質なので、直接に目撃することが出来ません。
そして、幸せホルモンが出た時に一番変化が現れ易いのが目になります。ですから子どもの目を見る習慣を付けてください。
子ども達が目をギラギラさせた時が、正にその時なのです。子ども達が興味を持ち、我を忘れて夢中になって取り組み、クタクタになる迄動き回ってダウンする姿を見れることは、親にとっては何よりの喜びに繋がるのです。
④好きなこと夢や目標を見つける
子ども達を主体的にとことん学ばせて、親は子ども達が楽しむ姿を見ることが幸せに繋がります。
それが結果に結びつき、社会からも認められる成果を出した時の喜びは何事にも変えられません。
④親子一緒に楽しむ
お父さんやお母さんが子どもと一緒に遊びに付き合うことはあると思いますが、ほとんど子どもが好きな事を一緒には楽しんでいません。
ですので、ある程度は一緒に遊べても、しばらくすると待ちくだびれてしまいます。
自分のやりたいことではないため、長時間、子供の遊びに付き合うのは嫌になるのでしょう。
そこで、逆にお父さんお母さんの好きな事に子ども達を誘って一緒に楽しんでみてはどうでしょうか。
できるだけ、子ども達が楽しめるような物事を一緒にトライすると長続きするでしょう。
⑤いつも笑って過ごす
笑顔とハグと褒め言葉が子育ての三種の神器と言えるのです。その中でも、
「笑う門には福来る」という、ことわざがあるくらい、笑顔は幸せを呼びストレス発散に良く健康にも良いと言われています。
子ども達を笑わせてあげると、幸せホルモンが分泌され、脳の発達を促し精神的にも良い影響を与えることができます。
ですから、笑いの溢れた毎日を過ごすように心がけてみましょう。
⑥他の子とは比べない
子ども達はロボットではなく、感情もあり自分の意志もあるので、時には親の言うことを聞かないこともあるでしょう。
例えば、よその子はお利口さんなのに、どうしてうちの子はワガママに育ってしまっているんだろうと悩むお母さんもいますが、よその子は二重人格で、人前だけお利口さんで、自宅では超ワガママだったりするのかも知れません。
ですから子ども達を他の子と相対的に比較するのは、何の意味もないのです。
できるだけ、我が子に対しては良い面を褒めてあげて絶対的に見るようにしてあげましょう。
⑦子育ての役割分担をする
子育ては、お父さんとお母さんのどちらかに任せてしまうのが当たり前にしてはいけません。
夫婦で協力し合って、役割分担をすることが大切です。
平日はお母さんがほぼ四六時中子ども達と一緒で疲れていたならば、お父さんが週末は子ども達を外に連れ出して面倒を見ることで、お母さんが一人でリラックス出来る時間を与えてあげましょう。お父さんは外へ出たり、子ども達と触れ合うことで、仕事や平日のストレスを解放するように努めてみてください。
子育てを楽しむことが出来るか否かで、人生の充実度が全く変わって来てしまいます。
子育てを楽しむ工夫や考え方こそが大切になるのですが、それには幸せホルモンを意識して行動するようにしてみてください。
幸せホルモンをドバドバ出すことが出来るようになれば、人生も子育ても楽しくてたまらなくなってしまうからなのです。