ラセンス会の生徒特徴
ラセンス会は私が運営している、小学校受験の教室です。小学校受験は9月から始まりますので、夏休みが大詰めのレッスンになります。
ラセンス会の生徒は、以下の通り他の指導塾の生徒の特徴と大きく異なります。
それでは順番に説明して行きます。
①勉強の楽しさを学んでいます。
テストに合格させる為に、鬼のように厳しく、詰込み教育を強制するような教室が多いことに私は驚かされています。
子ども達に過度のプレッシャーと多量のペーパーワークを与え過ぎては、子ども達の人格まで破壊してしまう恐れがあるのです。
しつけは厳しくしなければなりませんが、勉強は楽しいものなので、その楽しさを教えてあげなければなりません。
また、楽しく勉強することを覚えてしまうと、小学校に入ってからの成長もとても早くなるのです。もっとやりたい、またやりたいと言う言葉が子ども達の口から出るようになるのが、理想の教育だと私は信じております。
②大きな声と笑顔で自己紹介が出来ます。
子どもらしく、元気良くハキハキと発言出来ます。当たり前のように思える方もおられるかも知れませんが、最近の子ども達にはハキハキが明らかに無くなって来ているのでは無いでしょうか。
元気なこと、信頼性を表現出来ることは一番大切なことだと私は考えています。
③自分の夢を皆の前で堂々と語ることが出来ます
夢は自らが思い描くもので、親から決められるものではありません。
夢や目標が無いのに、受身で塾に通わせられること程の悲劇はありません。
子どもの可能性を潰してしまう危険さえあるのではないでしょうか。
自らの大志を描き、頭の中でイメージを膨らませることが一番のモチベーションであり、それが推進力になるのだと確信をしております。
④志望校に入りたい理由をハッキリと語れます。
目標や大志がハッキリとイメージ出来ていれば、志望校も直ぐに決まりますし、本人の口から志望校に入りたい理由がいくつも浮かんで来る筈なのです。5つぐらいに絞って発表すること等は、いとも簡単に出来るのです。
⑤工作や折り紙の細かい作業、色塗り、ハサミ切りやのり付けが上手に出来ます。
手先の器用さと頭の良さには相関関係がありそうです。また折り紙や模造紙を見て、何が造れそうかを想像し、そこから実際の作品として表現する能力が創造力なのです。
最近の子ども達は、のりを使う機会も少なく、手が汚れることを嫌う傾向がありますが、手先の器用さ、すなわち巧緻性を鍛えなければ、頭の切れは良くなりません。
子ども達の頭は柔軟に出来ているので、難しい折り紙も練習すれば、自分一人で出来るように上達することが可能なのです。
⑥お話や指示をしっかりと聞き理解が出来ます。
読み聞かせが必要な理由は、ただ単にお花を聞く能力だけで無く、それらの話を自分なりに整理、纏めて理解し、解析、自分で考え、さらにイメージを膨らませる訓練にもなるからなのです。
整理する過程ではワーキングメモリーが強化されます。また、イメージを膨らませる過程では
創造力の強化にも繋がることになります。
結果として素早く切れ味の良い判断が出来る人間になって行くことが可能になるのです。
もちろんテストでも、問題や課題を素早く処理し解決することが出来るようになるのです。
⑦友達と協力し、助け合って行くことが出来ます。
最近の子ども達は一人っ子のご家庭が多く、また公園で遊ばせだがらないご家族が多く、コミュニケーションに問題が出て来るケースが多いのです。つまり両親が問題を作り出してしまっているのです。その結果、我儘で素直さや忍耐力のない子ども達が増えてしまっています。
子ども達には、友達とのコミュニケーションを通じて、協力すること、助け合うことを教えてあげなければなりません。その為には友達との作業時間を作ってあげることが必要となるのです。
泥遊びを知らないで大人になってしまうと、問題解決が苦手な人間になってしまう危険性もあるのです。
⑧お話した内容を絵で表現、説明することが出来ます。
お話を聴いたならば、それで終わりにするのでは無く、頭の中で創造やイメージを膨らませて、最後にはそれを表現するところまで、導いてあげましょう。主体的に行動し、皆を纏めるリーダーシップに繋げる為にも、絵で表現出来ることが大切なのです。レオナルドダビンチや葛飾北斎などの天才は、メモ書きする習慣から大作を発表するまでに繋げていたのです。
自由に書いて良いと言われた時に、何を書いてよいのか分からなくなってしまうようでは、将来創造力を生かす仕事には付けません。
落書きをする習慣も本当は必要なのです。
子どもの頃から自由に絵を描く習慣を身に付けておくことが必要なのです。
⑨言われた事を鵜呑みにするのでは無く、
自分の頭で主体的に考えることが得意です。
先生の言うことを聞くことはとても重要なのですが、鵜呑みにしてはならないのです。
必ず自分の頭で考え直してから、自分の頭に整理して行く習慣が必要なのです。
考える習慣が出来るようになると、今迄体験したことの無い問題が生じても、自分で解決策を考え出せるようになるからなのです。
勉強したり能力を鍛える目的は、まさにここにあるのです。先生たれど完璧ではありませんので、間違えることもあるのです。そんな時にも自分で考えて、自分のものに変換、吸収して行くことが出来るようになるのです。
⑩リズム良く体操、運動することが出来ます。
運動神経が特段に良くなくとも、反射神経やリズム感は練習することで身に付きます。
反射神経が良くなる運動やゲームを楽しく学ぶことで、習慣化して行けば行動観察にも対応出来るようになるのです。
ラセンス会では、生徒が主体のカリキュラムを組んでおります。その内容は、
①パズル、迷路
②お話の絵画化
③工作、折り紙
④積木、共同作業
⑤発表
⑥ダンス
⑦ペーパー、過去問
⑧解説、父母親の指導
となっております。
残りの2ヶ月間も生徒達と共に頑張って行きたいと思います。
