私が好きな男優達
今日は私が好きな男優に付いて語ってみたいと思います。
①トムクルーズ
トップガンマーヴェリックを観てダントツでNo1になりました。
もちろん36年前のトップガンから観ていますし、ミッションインポッシブルのシリーズも観て来ましたが、今回のマーヴェリックを観て、過去も含めて見直すことが出来ました。
トムクルーズはイケメンカッコいいの知っての通りなのですが、何よりもスタントマンに頼らぬアクションシーンが凄いと感じてしまいます。
特に戦闘機や車やバイクの運転が上手くカッコイイと感じてしまいます。
演技力も超一流で、学習障害を克服した努力家でもあります。
笑顔が良いだけで無く、『アイズ ワイド シャット』ではニコールキッドマンと共演し、セクシーな男も演じられるところが魅力的なのです。
② スティーブマックイーン
『荒野の七人』や『大脱走』での爽快感は格別でした。体制に立ち向かって行く、世間からはみ出たアウトローな孤高感は、どの出演作でも感じさせる渋い男優なのです。
特に乗馬やバイクを荒々しく乗りこなす姿はとってもカッコイイと感じました。
男っぽさが滲み出る演技と表情、またマックィーンのチノパンとTシャツ、革ジャン姿は、俺流の感じが溢れていてとても魅力的に感じます。
③ポールニューマン
『スティング』や『明日に向って撃て』で好きになりました。
紳士でお洒落な男優でした。レーサーとしてもカッコ良く、日本ではスカイラインのCMに出ており、私もニューマンスカイラインを購入しました。
ロレックスのデイトナでも、存在感があるのが「デイトナ・ポールニューマン」です。
2017年10月のオークションで”史上最高額の腕時計”となったデイトナ・ポールニューマン個体もあるほどで、伝説の腕時計として伝説化されており、ブランド化した魅力的な俳優なのです。
④クリントイーストウッド
俳優としては、やはり『ダーティハリー』で演じたハリー・キャラハン刑事役や『夕陽のガンマン』ではダークヒーロー的で強烈な印象を残しています。単なる正義のヒーローにとどまらず、時に内なる衝動を暴走させる姿に、「真の正義とは何なのか?」と観客は深く考えさせられたものでした。
最近では監督として有名になりました。その中でも一貫して「正義とは何か?」という永遠の命題を私達に考えさせてくれることが一番の魅力なのです。『硫黄島からの手紙』では日本人の立場に立って太平洋戦争を描き、日本人の大和魂を感じさせて貰える素晴らしい作品だったと感じました。マカロニウエスタンから這い上がった力強さと優しさを兼ね備えた素晴らしい俳優だと感じています。
④ダスティンホフマン
スティーブマックイーンの脇役で出演した『パピヨン』でその魅力にハマってしまいました。
強い演劇愛と高い演技力が魅力で『卒業』の爽やかな青年、ベンジャミン役で一躍有名になったダスティン・ホフマンですが、『真夜中のカーボーイ』では別人の不潔なホームレス役のラッツォや『レインマン』では自閉症とサヴァン症候群を抱えるレイモンド役もそれぞれ大感動させて貰えました。
⑤リチャードドレイファス
1970年代、アメリカ映画で大活躍をしたリチャード・ドレイファスは、何といってもスティーブン・スピルバーグ(1946-)の映画によってでした。
『ジョーズ』(1975)では若き海洋学者、『未知との遭遇』(1977)では異星人との交信に憑かれた男を演じることにより、ドレイファスは一躍ハリウッドのスター俳優の仲間入りを果たしました。と同時に、スピルバーグ自身も映画界の革命児として頭角を現すことになったのでした。
しかしながら私がリチャードドレイファスを好きになったきっかけは、1973年の青春映画『アメリカングラフィティ』でした。私は彼の青春に自分の未来を重ねていた時期もありました。
控えめで決して目立たなくとも、存在感のある彼の演技をとても魅力的に感じてしまったのです。
⑥ロンハワード
今ではロン・ハワードといえば映画監督としてのキャリアの方が知られていますが、かつてはハリウッドのテレビ界を中心に活躍する子役の一人でした。しかも子役時代を乗り越え、ジョージ・ルーカス監督の『アメリカン・グラフィティ』の主要キャストの一人として人気を持続し続けてきた稀有な存在ともいえるのです。
理想的なアメリカンエリート像や未来への期待を、彼を通じて感じていました。
⑦ブルースリー
ブルースリーの魅力は、何といっても唯一無二の格闘スタイル。世界に認められた『燃えよドラゴン』や『ドラゴン危機一発』では信じられないほどのスピードで繰り出される蹴りはもちろん、残酷な攻撃シーンにも目を奪われずにいられませんでした。
リーのアクションとカンフー哲学を鏡の間のシーンに昇華させた代表作、未完成ながらクライマックスの塔のシーンが必見である『ブルース・リー 死亡遊戯』といった作品も、時を超えて観る者を熱くする傑作です。
特にエネルギーほとばしる空手の演技も魅力の一つでした。挑発するかのようなあごを突き出したしぐさや、相手を威圧する叫び声“怪鳥音”やヌンチャクを自由自在に操るリー独特の演技。
リーの演技はクールで決して表情豊かとはいえないが、そのあふれ出るエネルギーに惹き付けられてしまいました。
リーが鋼鉄の肉体一つで作り上げた迫力あるアクションと演技は、まだリーを知らない若い映画ファンにこそ知ってほしいものです。
⑧高野浩幸
初めて高野浩幸を知ったのは1972年に特撮テレビドラマ『超人バロム・1』実写版でした。
ヒーローに変身出来る白鳥健太郎は、子ども達の憧れでした。また木戸猛との子供同士の絆、友情は子ども達の胸に刺さりました。
恥ずかしいから自分はやりませんでしたが、バロムクロスって当時は流行っていました。
まだ白黒だった1975年のNHK青春ドラマ「なぞの転校生」での主役岩田広一役では、我々時代の典型的な学生リーダー役を演じてくれました。
中学2年生・岩田広一は団地の隣りの空き部屋にいつのまにか少年が住んでいるのに気づきました。ある日、広一とその少年が乗り合わせたエレベーターが突然、停電で真っ暗になりました。
すると少年は異常なほど恐怖におののき、ポケットから取り出した光線銃のようなもので扉を溶かし始めた…。翌日、その少年は広一のクラスに転校生・山根典夫として現れた。勉強もスポーツも万能の少年はやがてクラスの人気ものになっていくが、同時に彼の周りで不可解な事件が次々と起こっていったのでした。
⑨柳楽優弥
大河ドラマ『おんな城主 直虎』での目力とインパクトにハマりました。
『誰も知らない』や『星になった少年』など、少し影のある子役を演じることが多かった柳楽優弥でしたが、『二月の勝者ー絶対合格の教室ー』で演じたのは、人の心を感じられない冷酷無比な塾講師・黒木蔵人でした。
『北斎漫画』では、モデルとしての人体とはまったく違う次元の人体を、猛烈な勢いで演じました。北斎の瞬間をとらえる力は凄まじく、北斎が求めていた人間が身体とともに持っている自由を見事に表現した演技に、私は感動を覚えてしまいました。
