パフォーマンス検定試験について
パフォーマンス検定試験とは、プレゼンテーション、ケーススタディ、ディベートと言ったアクティブラーニングの実践を通して、社会活動で最も必要とされる能力、すなわち1)忍耐力、2)創造力、3)信頼性、4)主体性、5)リーダーシップ、6)問題解決力、7)大志といった非認知能力を高める事を目的とし、その為の①場所(参加機会)②ものさし(数値化して目に見える形で評価)③アプリケーションソフトウェアを提供する試験の事を言うのです。
この試験の最終目標は、「未来のリーダーを育てる事」なのです。
現在の日本の若者達が内向き志向で、リスクを恐れ、チャレンジしたがらない傾向にあることが憂慮されているにもかかわらず、その具体的な解決策が無いのが現状となってしまっているので、若者達がたとえチャレンジで失敗しても、それを乗り越えて自らの道を切り開き、仲間とぶつかり合い、励まし合う、といったプロセスを実際に経験する「出稽古の場」を与え、それらの問題を解決するチャンスを提供したいと考えた結果、生まれたメソドロジーなのです。
なぜ必要なのか
1)日本人の強みを活かすEdTechが必要
日本人の「我慢強さ」、「最後までやり抜く
力」を再評価すると伴に、日本人のさらなる
潜在能力を引き出し、国民全体の総合力向上
を目指します。
そのような環境の変化に対応すべく、
教育の仕組みを再構築する事が求められて
いるからなのです。
2)幼少期にこそ高等教育が必要
アクティブラーニングを幼少期から導入する必要がある。その際の進行役MC(マスターオブセレモニー)が、特に重要なので、高度な能力と経験を要する為、マスター以上の学位を持ったスペシャリストに支援を依頼する事が必要になります。
3)創造力が必要な時代になる
AIに人間の職業が奪われかねないという
時代の中で、人間にしか出来ない繊細で
高度な能力が求められ、新たな発明や
新産業の開拓が望まれます。
そして、そのような時代に対応できる人財
を育てて行かなければならないのです。
4)たとえ一人では負けてもチームで勝つ
これこそが日本人の真骨頂であり、チーム
での相乗効果を生かして、個人や機械で
行うより大きな成果を生み出すことが、
戦前までの日本人がやって来たことで
あり、今後も力を入れて行くべきもの
なのです。
5)リーダーこそが必要な時代
高度経済成長期に求められたジェネラリストでは無く、チームをまとめ、より大きな力を生み出すリーダーの存在が益々必要になります。
つまりは、今までのような「言いなりのエリート」では無く、「自ら提案できるリーダー」を育てる環境を用意する必要があるのです。
6)世界のリーダーに
日本で育ったリーダーは、もちろん日本の成長の為に活躍してもらうとともに、さらにはアジアのリーダー、世界のリーダーとして世界平和と発展に貢献できる力を持っている事を信じたいのです。
これが新たな日本人の責任、
「ノブレス・オブリージュ」ではない
のでしょうか。
特徴
パフォーマンス検定試験とは、英語検定試験
や漢字検定試験のような、今までの検定試験
とは対極の試験なのです。
1)鉛筆とペーパー(問題・解答用紙)を使わないアクティブラーニングの体験型試験である事。
2)出された問題に対して受け身で答えるのでは無く、自ら積極的に参加し、答えを生み出して行くやり方。
3)個人単位では無く、チーム単位でお互いに協力し合う試験である事。
4)コーチからの絶対評価とメンバーからの相対評価を行う事。
5)蛸壺型組織では無く、自分と異なる分野の異才と横断的に触れ合い、評価し合う刺激が得られる事。
6)タテ型の年功序列社会では無く、昇格、降格、トレードといったダイナミックな組織転換を体感できる事。
7)リーダーや企業家を育てる機会となる事。8)人脈を構築できる場となる事。
9)アクティブラーニング型の学校への入学試験、就職活動、社内研修に対応出来る事。
10)チーム順位、個人順位、各能力のスコア、資格級が与えられる事。
試験当日の流れ
1)商品化するアイディアや発明「テーマ」を決める
2)発表用のパワーポイントを3枚以内で作成する
3)チーム内発表を互いに相対評価し、順位を決定する
4)一位「テーマ」での販促活動をチーム内で議論する
5)他人の「テーマ」販促活動をパワーポイントにする
6)チーム内発表を互いに相対評価し、順位を決定する
7)2チームに分かれ「代表テーマ」でディベートする
8)相手の「代表テーマについて」質問、攻撃する
9)相手チームメンバーを相対評価し、順位を決定する
10)総合点を計算し、全体での順位を発表する
パフォーマンス検定試験で付くスキル
1)商品化提案のスキル
2)パワーポイント作成スキル
3)プレゼンテーションスキル
4)コミュニケーションスキル
5)他人評価のスキル
6)マーケティングのスキル
7)ディベートのスキル
8)分析のスキル
9)時間管理のスキル
10)問題解決のスキル
これらの結果としてキャリアアップが可能になります。
アプリケーションソフトウエアの使い方
あるテーマについてチームを創り、そのチームを成長、発展させて行く
1)1チーム6、7名まで、コーチ役のMCが1名
2)脱退や組換え等、動きは自由かつダイナミック
3)昇格、降格、除籍、スカウト、トレードは日常茶飯事
4)アメーバ組織構造が形成される
5)リーダーとメンバーは師弟関係、メンバーは並列
6)メンバーがサブリーダーとなりその下に7名までのメンバーを抱える事が出来るので、
ネズミ算的に増やせる
7)ひとり最大3つのグループでリーダーをする事が出来る。メンバーになるのは自由。
8)他のリーダー組織と提携、フォロー(配下)出来る
9)パフォーマンス検定試験の受験もチーム単位を推奨する
以上のようなパフォーマンス検定試験を、1日も早く実現したいと考えているのです。
