米国の失敗

米国のバイデン政権は、数々の失敗を重ねて、6月14日公表のロイター/イプソス調査によると、バイデン米大統領の支持率は39%と3週連続で低下し、5月に記録した就任以来最低の36%に迫りつつあります。一方、不支持率は56%でした。このままですと、11月の中間選挙では、民主党の大惨敗が予想されています。
それでは何故、米国は失敗してしまったのでしょうか、以下で見て行きましょう。
①経済制裁が効かない
ウクライナ問題でロシアに課した経済制裁が効かずに、むしろブーメラン効果で欧米に跳ね返って来てしまいました。旧態依然の考え方やシステムを一掃しない限り、今回の問題は解決出来ないでしょう。
②石油価格が高騰
ロシアからの石油や天然ガスの輸入制限により、国際的な石油価格が高騰し、エネルギー不足とインフレーションに拍車を掛けてしまいました。
ロシアは輸出先を中国、インドやBRICS諸国に振替えるだけなので、経済制裁を切り抜けることが出来るのです。
③金融制裁
金融制裁も効きませんでした。
国際銀行間送金システムのSWIFT排除も逆効果で、ロシアは金本位制に切り替えて、むしろ価値を高めており、欧米諸国はロシア撤退により、投資物件の回収も出来なくなって、大きな資産流失を余儀なくされてしまいました。
④世界的大不況
ロシア制裁がインフレーションと国際的なサプライチェーンの分断を加速したことで、大不況が始まってしまいました。米国は短期的には軍事産業や石油関連での利益を上げたものの、これからの大不況で致命的なダメージを受けることになりそうです。
⑤世界的ディフォルト拡大
大不況は米国の財政破綻を加速させますが、その前に、欧州を中心に中央銀行の破綻が始まりそうなのです。一度破綻が始まれば、世界的に連鎖が広がって行き、世界中がディフォルト問題に巻き込まれてしまいます。
米国とてその影響を防ぐことが出来なくなるのです。
⑥ FRB崩壊
諸外国のディフォルトが起これば、その影響が米国にも及び、米国主導の世界的金融システムが崩壊してしまいます。
国際基軸通貨だった米ドルが存在意義を無くし、FRBの権力は崩壊するでしょう。
⑦インフレーションをコントロール出来ない
もはや、FRBの市場金利操作では、インフレーションも世界景気も、コントロール出来なくなってしまいました。新たにデジタル法的通貨が誕生し、今迄の赤字問題を解決して行くことになるでしょう。
⑧軍事力
ウクライナ問題では、NATOの軍事力や暴力的な脅しでは問題解決が出来ないことを露呈してしまいました。むしろ人工衛星での情報通信や、Twitterでの暴露の方が、戦況を作用する効果をもたらすことがわかってしまい。
嘘で固めた侵略行為では効果が無いことがハッキリしてしまいました。
⑨世界の警察を辞めたこと
今回のウクライナ問題で決定的だったのは、米国が世界の警察を辞めたことでした。
口先介入と軍事物資は提供しますが、基本的には参戦しない態度がロシアに利用されているのです。プーチン大統領が言っているように、もはや一極集中の世界秩序の時代は終わったのです。
⑩ DS支配
ウクライナ問題では、ディープステイトと呼ばれる軍産複合体が背後に隠れていましたが、今のところ惨敗となりました。
彼らの企てたグレートリセットによる世界統一が失敗したと言うことなのです。
それに対してNESERAGESARAによる世界統一が始まったと言えるのです。
したがって、国連もWHOもNATOもFRBもバイデン政権も終わりを迎えることになるでしょう。

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