私達に課せられている制限
私達は社会の枠組みの中に縛られており、毎日ストレスを感じながら生きているのです。
課せられいる制限を具体的に上げて行くと、
①法律と言う制限
それは、国が国民を管理する為に国会で定めたルールであり、守らなければ罰則が課せられます。
たとえ自分の価値観や性質に合わなくても、従わなければならない制限となっています。
②世間から課せられた常識と言う枠組み
法律で無くても、世間の人々が常識やマナーと考えていることに従わなければ、社会的な制裁を受けることになります。もし守らなければ、昔であれば村八分、現代であれば、いじめを受けることになります。法律でなくても、法律のように制裁を受ける結果になるのです。
それらを意識しながら、人間関係をキープするには、なかなかのストレスを感じてしまうのです。
③親や家族親戚から課せられた自分と言う枠組み
我が家、我が家系の伝統に従って、あなたはこうあるべきだと言う、不文律も制限になります。
勝手に決められて来たルールに従わなければ、その家族では生活しづらい状況に追い込まれてしまうのです。
④自分で自分だと信じている顕在意識の自分
知らない間に、価値観が洗脳されており、自分で勝手に自分はこんな人間だ、こうあるべきだと、作り上げてしまった虚構の自分。
自分が思うのだから、絶対に正しいと思い込んでしまう偏見。自分のことだけに、なかなか真実に辿り付けない一番厄介な制限になります。
⑤自分でも意識していない潜在意識の枠組み
自分でも気付いていない、表面にも現れない潜在意識はさらに厄介な制限になります。
しかしながら、自分で行う決断の95%以上は、潜在意識が決めるとも言われているので、一番影響を受ける制限なのです。
そして決断した後に、自分の顕在意識が決めたのだと、情報が書き換えられてしまうから、気付けないのです。
自分のインナーチャイルドと対話をして、インナーチャイルドをハイヤーセルフに近付けることが理想的な姿になります。
⑥お金、税金と言う縛り
日時生活で一番ストレスを感じることが、お金や税金です。お金と言う制限によって、多くの自由が奪われてしまうので、支配者側にとってはお金こそが支配の為の最善なツールとなっているのです。自由の制限こそが一番のストレスになるので、お金から自由になることこそが、制限からの自由を意味するのです。
⑦国籍民族と言う制限
生まれて来た国や民族によって健康、肉体、精神、言語、文化的な制限を受けてしまいます。
これは生まれながらに決まってしまっているので、如何ともしがたい制限なのですが、日本人として生まれて来たのはラッキーであり、比較的に制限が少ないと喜べるのではないでしょうか。
⑧年齢と言う制限
年齢、若さと言う制限もあると思いますが、年齢は全ての人に平等な制限なので、後は個人の努力で、若いのに立派な人間だとか、実際の年齢よりも若々しく見えると言って貰えるようになるのだと考えます。
⑨ジェンダーと言う制限
男だからこうだとか、女だからこうしなくては、と制限を掛けられることがありますが、それよりも人間としてどう振る舞えるかの方がよっぽど重要なことだと考えます。
ジェンダーを意識しないで良い環境こそが、最も心地良い環境と言えるのではないでしょうか。
⑩学歴と言う制限
幼い頃から、勉強をしなくてはならない、良い学校に進学し、安定的な仕事に付かなければ幸せになれないような、間違った教えや制限を受けて育って来たように感じてしまいます。
人生を経験して感じることは、人生にはもっと大切なことがあると言うことなのです。
以上、制限について述べて来ましたが、制限は自由を奪うと同時に、本物の自分をも奪ってしまうことです。
自分らしく生きるには、制限を突破して、自由になることなのです。
もちろん他人に迷惑をかけるのでは無く、むしろ他人の為に貢献する結果をもたらす自由でなければならないのです。