新たな仕事の誕生

 メタバース時代へと向かうに連れて、仕事の在り方も全く新しくなるでしょう。

新たなタイプの仕事が誕生し、正社員、終身雇用、年功序列賃金と言った、日本的経営の伝統的な就労スタイルは崩壊して行くことでしょう。

それに伴い、所得税制や雇用保険、健康保険の在り方も抜本的に改変しなくてはならなくなりそうです。

 新たな仕事のタイプは

①メタバース関連の新たな仕事分野は、

ブロックチェーン、スターリンク、NFT、VR、メドベッドの分野で新たな仕事が次々に生まれて行きそうなので、企業も個人もこれらの分野での仕事開拓を進めて行かなければなりません。

②P2E

Play to Earn(P2E)は「遊んで稼ぐ」という考え方で、ブロックチェーン技術を組み合わせたオンラインゲームで使われます。

オンラインゲームにブロックチェーンの技術を加えることで、ゲームをプレイする人に対して報酬を与える仕組みが誕生し、フィリピンのように新たな仕事としての広がりを見せています。

さらにこれらが拡張し、STEPNのように歩くだけで仮想通貨を稼げる「Move to Earn」のNFTゲームも誕生しています。リフティング、縄跳び、鉄棒等、あらゆる動きに応用が可能で、スマホで手軽に始められるブロックチェーンゲームとして、急速にユーザー数を伸ばしており、新たな仕事の分野を広げています。

③アフィリエイト

TVや雑誌媒体からネット広告への移行によって、人々が個人で広告収入やアフィリエイトの収入を増やすことが可能になりました。

youtuberは、まさにこれにより収益を稼いでいる人々になります。あらゆる行動が広告収入に結び付く可能性が生じて、それを仕事にする人々も増えて来ると予想されるのです。

④デリバリヤー

ネット販売は拡大の一途を辿っていますが、これによりUber eatsや出前館のような直接配達サービスが拡大しています。

今後はデリバリヤーと言う職種に発展して、単に配達をするだけでは無く、御用聞き、コンシェルジュのように、顧客の相談、注文、配達までのあらゆるサービスを受け持つ営業マンのような仕事に発展して行くと予想されるのです。

取引量の拡大に伴い、ひとりのデリバリーヤーがカバー出来るエリアはどんどんと集中化し狭くなり、デリバリーヤーの人数は急速に拡大して行くでしょう。

⑤リモートワーカー

今後も会社に通わずに、自宅で出来る仕事が増えると予想されます。

自宅で出来る仕事を増やして行く為には、

大きな仕事を分割し、細分化を担当する仕事が必要だと予想されます。

大きな仕事を落札して再分配し、新たな仕事を創って割り振る仕事が重要になるのです。

アルバイトサイトとも提携し、割り振った仕事を的確に市場に流して行かなければなりません。

⑥クリエ仕事の拡大

クリエとは、クリエイティブでアーティスティックな仕事のことですが、クリエの仕事をやる人々も増えて行きそうです。

ここならやミンネ等のサイトで顧客を探すのと同時に、メタバース上で個人のお店を開いて、そこでサービスを売るようになると予想されます。

⑦フリー営業マン

一定の企業には所属しないで、その時に売れて儲かりそうなモノを自由に売って行くタイプのフリー営業マンの仕事も増えて行きそうです。

歩合制になり、売れた分だけ営業マンに報酬が与えられるので、企業側は無駄な営業マンを抱えるコストが掛からないメリットが有るのと同時に、エージェントフィーの条件を良くしないと売上が伸び無くなってしまいます。

⑧1000円サービス

今迄は自分でやっていた家庭内の仕事や、小さな雑用が全て仕事として手軽に外注出来るようになるでしょう。

掃除、洗濯、料理、家政婦、シッター、お迎え、家庭教師、電気水道工事、植木植栽等、短い時間単位に分割して、千円程度の安価で発注出来れば、その仕事量は膨大になると予想されるのです。仕事量が増えて行けば、近所で空いた時間だけ手軽に仕事が出来るので、お小遣い稼ぎ、ボランティア感覚、老後の生計手段として喜ばれる仕事になりそうです。

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