生き抜く力

 これからの子ども達にとって1番必要なのは生き抜く力なのです。

いくら学校の勉強ができて、試験の偏差値が高くても、社会に出て立派に社会人として稼いでいくことができなければ、生きて行くことが難しくなってしまいます。

 今までの日本社会では、一流大学を出て一流企業にもしくは国家公務員や地方公務員になることができれば一生が保障され、安定した人生を約束されていました。

ところが、今後の社会においては今までのような安定した人生は一切保証されません。

日本で最大手のトヨタ自動車社長や、経団連の会長は終身雇用制の終了を宣言をしたからなのです。

つまりは、今後はたとえ一流企業に就職したとしても一生を保証される事はありません。

そのような世の中において、生き抜いていくためには人とは違う特別なスキルを身に付けておく必要があります。

たとえどんな事態が起ころうて、臨機応変に対応し生き抜いていく力を持たなければなりません。

どんな事態が起こるのかを事前に察知し、そのための準備をしていく必要があります。

そして、どのように対応したらよいかを判断し的確に判断対応していく必要があります。

そのための柔軟な能力やスキルを幼い頃から身に付けておく必要があるのです。

そのために必要な能力は、7つだと私は考えますつまり①大志②創造力③主体性④信頼性⑤リーダーシップ⑥忍耐力⑦問題解決力なのです。

 大志を持てば、たとえどんなことが起ころうと自分の方針がぶれることはありません。

また創造力を生かすことができれば、クリエイターとして様々な形で付加価値を生み出し稼ぐ方法が見つかるのです。

また主体性を持つことができれば、給料を与えられるのをただ待つだけではなく、自分から稼ごうと言う行動が伴うのです。

また信頼性があれば、人から頼りにされ仕事を任され、また新しいことを始める際にもすぐに協力してくれる人が出てくるのです。

そしてリーダーシップを持っていれば、多くの人の心を動かしチームを作り事業を進めていくことができるのです。

そして何よりも忍耐力が必要になるのです。

忍耐力があれば、たとえ失敗しても七転び八起きの精神でくじけずに新しい事業に挑戦し失敗をくり重ねながら成功へと自分を導いていくことが出来るからなのです。

最後に問題解決力があれば、目の前の問題を1つずつ解決し、また問題解決力がビジネスでもコミニケーションでも、現状の壁を打破し、ひいては自分を生き残らさせてくれることに役立つのです。

これらの7つの能力を駆使することで、今後のメタバース時代を切り開き、生き抜いていくことができるようになるのです。

私は今回で17回目の開催となる「お父さん勉強会」で、いつも語っているのですが、シャチの父親は子供に命がけで漁の仕方を教えるのです。

 子供が独り立ちして、生きていく為には絶対に必要なことだからなのです。

海のキングシャチにとっても、陸の王者ライオンにとってもそれは同じなのです。

 ですから人間の父親も子供に、命がけで生きる術や稼ぎ方を教えるのが本来の姿なのです。

これまでとは全く違う、メタバースの世の中になっても、生き抜いて行く力を子供に教える事こそが、父親が必ずやらなければならない責任なのです。

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