近未来の大仮説

 現在の日本は、嵐の前の静けさが漂っているようです。今後の日本は、おそらく今まで経験したことの無いほどの大不況と混乱に巻き込まれる危険性がとても高いからのです。

どんなことが起きるかと言う仮説は以外のようになります。

①スーパーインフレ

ロシアへの経済制裁に絡んだ石油高、穀物高、ルーブル高は、スーパーインフレの始まりです。

コロナ対策の金融緩和とばら撒き過ぎで、間も無くバブル化した市場は破裂しそうです。

リーマンショック以上の大不況が到来しそうな状況にあります。

②世界中の富裕層の動向

富裕層やその財産を預かるファミリーオフィスは、おそらく米国債、米ドル、米国株から資産を一時的に金や芸術品や暗号通貨に逃避させ始めているのだと考えられます。

③中国の富裕層

上海等のロックアウトを受けて、富裕層が中国脱出を試みていると考えられます。その行き先は日本なのです。

日本は殺人が少なく安全、水や食生活が豊かで、物価が安く、なんでも最高なモノが手に入るからなのです。中国人富裕層は外国から財産を日本に移転させており、この傾向は今後も加速しそうなのです。

④日本の住宅不足

東京等の大都心に人口が集中しており、コロナが収まると共にタワマン価格はさらに高騰をしています。IT企業での成功者、アーチスト、パワーカップル、リタイア後の老夫婦、円安に伴い、中国富裕層、外国人投資家も参入し始めているようなのです。

タワマンは、駅前直結便利物件が買い、殆どの物件の利回りが15%以上なことが、外国人には魅力なのです。また、日本人にとってもタワマンは節税対策がまだ生きており、実はお得な投資先なのです。

金融緩和に伴い、米国ブラックストーンは、日本の不動産を8400億円分以上も買収しました。

⑤人件費の高騰

米国のシリコンバレーでは、エンジニアが不足しており、特にメタバース関係は元フェイスブックのメタ社がマイクロソフトやGoogleからも高額で人財を引き抜いており、エンジニアの年俸が高騰しており、年俸5000万円と言う声もちらほら聞こえております。

一方で日本では正反対で、エンジニアは不遇で、IT企業のブラック企業化が進んでおり、相変わらず安い賃金で過多な労働をさせられているのが実態なのです。リモートワークが当たり前の世の中になって来たので、優秀なエンジニアは海外の仕事を受注すれば、収入が2倍以上に膨れ上がってしまうので、このままでは日本企業はエンジニアに逃げられてしまいます。

⑥IT企業の買収合戦

今後メタバース市場が拡大して行くと、更にエンジニア不足が進行して行きそうです。

メタバースに力を入れている企業、特に外資は、おそらくエンジニアを確保する為に、企業まるごとのM&Aを仕掛けて行くでしょう。

ノウハウに長けている日本のアニメ作成会社ごとエンジニアを買収、投資する傾向も強まると予想されます。

⑦インド人村拡大

エンジニア不足の際に重宝されるのがインド人なのです。英語や数学の教育を受けており、比較的に割安な賃金で真面目に働いてくれるからなのです。

日本企業は、エンジニアを確保する為に、インド系企業をまるごとM&Aを進めて行くべきなのです。

それに連れて、インド人が好んで住む西葛西や横浜地区の土地がバブルになるかも知れません。

⑧日本のメタバース関連株が高騰

現在メタバース市場では、DecentralandやThe Sandboxが注目されていますが、必ずしもそれらがディファクトを取れるとは限りません。

おそらく更に未来的なシステムが登場するのではないかと期待をしています、

その際にゲームやアニメの世界で世界をリードしている日本にはチャンスが大きいと考えています。

将来を期待して、SONY、任天堂、スクエアエニックス等の有望企業株に先行投資しておくことも重要だと考えます。

⑨ネサラゲサラで世界統一通貨誕生

米国ドル、米国債、米国株の崩壊は間近です。

中露が金本位制に移行し、新興国からデジタル通貨の波が広まりそうです。

結果的には、ドルに代わりSDRのような世界統一通貨が誕生するのではないでしょうか。

⑩暗号通貨

世界統一通貨の裏では当然ながら暗号通貨が走り回ります。

日本政府も暗号通貨の所得税を税制改正で20%へ

削減する動きが急速に進んでいます。

一方で日常生活からは、銀行、ATM、お札が無くなりそうです。SBIの様なデジタル金融企業が、旧式の銀行を買収して、新たなビジネスモデルを展開してくれることでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次の記事

生き抜く力