戦わずして勝つ方法
第二次世界大戦で一番美味しい所を取っていったのは、今のロシアでした。
彼らは、実際の戦闘現場では大きな損失を出しましたが、戦わなかった部分で大勝利を収めたのでした。
彼らが戦わずに勝利を納めた方法は、
①スパイを中に送り込み、内部から潰す
第二次世界大戦もロシアのスパイで圧勝でした。
日本はゾルゲの二重スパイにやられてしまいました。近衛首相にも息が掛かっていました。
開戦のキッカケになったのもハリーホワイトが仕掛けたハルノートでした。
諜報力を駆使し、調略を使い、忍者の様に忍び込み、相手の弱点を突くのです。
ロシア革命は明石元二郎の諜報活動が起こした結果だとも言われていますが、相手は上手で、手のひらで転がされていた可能性が高いのです。
②要人の親族取り込み
戦国時代の将軍が政略結婚を行なっていた様に、要人の親戚を取り込み、スパイにしていました。
近衛首相や蒋介石の息子をロシアに留学させたのは、その作戦です。
留学=スパイ育成と言えるのではないでしょうか。明治維新の際の明治政府の要人や山本五十六も留学して、取り込まれてしまったのかも知れません。
③ヤルタ密約
第二次世界大戦が始まる前から、戦後処理についての密約を交わしていました。
しかも、それだけに満足せずに、更に鼻を伸ばして、簡単にはヤルタ合意を守らなかったのです。
結果として、最後の8月8日になって日ソ中立条約を一方的に破って、日本を侵略したのでした。
④シベリア開発
自分達が開発出来なかったシベリア地方を、日本人捕虜を使って開拓させ、使える領土に転換しました。領土を奪い取る発想は同じですが、更に悪どく、最低なやり方をするのです。
⑤サイバーテロ
最近ではこの方法で、富を盗んだり、マスコミをコントロールしたりして、軍事的に活用しています。プログラミングや理系に強い人財がいるのが強みとなっているのです。宇宙開発においても、先手を打っているのです。
⑥資源と食糧
戦争に必要な石油や石炭等の資源を自国で確保していることが、強みになっています。
日本は樺太も取り返されてしまいました。
また、世界的な穀倉地帯でもあり、食糧を確保していることが、戦争を始める上でもとても重要なのです。
⑦弱みは見せない
ロシア人は日本が好きなのに、それを表には出しません。ノモンハン事件では、日本軍の大失敗、大敗退だと考えられて、いましたが、本当は五分五分の戦いだったことが戦後に判明したのです。
秘密主義で弱みを見せない態度で、日本人は気がつくことが出来なかったのです。
それに対して、丸腰の日本人は一番危ないのです。日本は、戦う前から、負けていると言っても仕方がありません。
①食糧無し
食糧自給率が約37%と、致命的に低いのです。
海の幸山の幸が豊かな日本なのですが、米国が導入した学校給食制度やマクドナルド文化の侵略に侵されて、輸入体質を植え付けられてしまいました。
本当は、パン不買でパンを食べない生活、日本のモノで自給自足する生活にしなければ、戦うことなど不可能なのです。
②エネルギー無し
本当は日本は自然エネルギー大国なのですが、開発を阻止されているとしか思えません。
第二次世界大戦を始めたのも、石油に目が眩んだからでした。
日本の技術で超音波解析装置や海底探査機の精度上げて、自国の地下資源で生きて行くことを真剣に考え無ければ、戦争問題の解決はありません。
③非武装
武器を持たずでは、それだけで相手に攻撃のきっかけを与えてしまいます。
最新鋭技術、防御機雷を準備して、実際に導入せずとも、抑止力として核装備を公言すべきなのです。
④スパイ防止法
日本はスパイ天国でスパイ防止法が最大の弱点なのです。
日本人の振りをして、長年日本に住み着いているスパイ達を厳しく処罰して、日本からスパイを一掃しなければ、内部から乗っ取られてしまいます。
⑤戦略、戦術無し
米国のGHQ占領政策によって、日本人には国防の意識がありません。
自分のことは自分で守る。
日本は日本人で守ると言う信念を忘れて生きてはならないのです。
北海道と日本を守る為にも、ロシアに対しては、国交断絶も視野に入れて、厳しい態度で交渉をして欲しいのです。