本当の自分の見つけ方
本当の自分を見つけたいのならば、子どもの頃に遊んだ記憶が有る公園、もしくは今の家の近くの公園を訪れて、幼い頃の自分を思い出してみてください。そしてその公園には、大切な忘れ物があるかも知れないからなのです。
どうやら本当の自分であるインナーチャイルドは、6歳までの経験や記憶や環境でプログラミングされて潜在意識となって固定されてしまっているようだからなのです。
そして人間の意思決定は、その95%以上が潜在意識で決定されてしまうと言う研究結果も出ているからなのです。
ですから、大人になってプログラムの不具合に気が付いた時には、潜在意識の扉を開き直して、6歳以前のインナーチャイルドまで遡る必要がありそうなのです。そこでインナーチャイルドと会談をして、不具合や足りない部分を書き換え、修正をしてあげない限り、問題は解決出来ないようなのです。
人間にとっては、知性で考えるのでは無く、インナーチャイルドの思うがままに行動することの方が、より幸せを感じられる方法になるので、人は知性に頼るのを辞めて、自分のインナーチャイルドの意のままに動くことが、望ましいのだと考えられるのです。
逆に考えると、6歳までの人格形成こそが潜在意識となるからには、それまでに家庭でしっかりと教育しておくことが必要になります。子どもは家庭に居る時間が一番長いので、当然両親からの影響を最も強く受けるのです。
それに加えて、保育園や幼稚園での幼児教育がとても重要になります。家庭の次に長く居る場所でもあるからなのです。
そして6歳までに人格形成をするのに決定的な場所が公園なのです。
公園では人生で大切なことを殆ど学ぶことが出来るのです。
①友達の作り方
挨拶から始まって、知らない友達を鬼ごっこに誘ったり、誘われたりして、新しい友達を作り、コミニケーションや強調性の切っ掛けを学びます。
②体力、運動能力
特に鬼ごっこは、集中力、瞬発力、持久力、忍耐力の全てを鍛えることが出来るのです。
鬼ごっこで走る距離は驚くことにキロメートル単位であっという間に増えて行くからなのです。
③創意工夫
鬼ごっこの次は何をして遊ぼうか、砂場では何を作ろうかとアイディアを考える習慣が付きます。これが出来ないと、何をして遊ぶか分からずに何も出来なくなってしまいます。
泥遊びは、創造力を伸ばす大きな機会なのです。
④日光浴、森林浴
日光浴でセロトニンと言うホルモンが分泌され、これが司令塔の働きをして、他のホルモンの分泌や抑制を上手に行い、能力アップに直結して来るのです。
⑤自然への興味
セミ等の昆虫やタンポポ等の植物や野鳥等の動物を身近に感じて、観察したり、図鑑で調べる切っ掛けにもなるのです。
⑥主体性
公園では親と離れて行動するので、自分自身で決断をしたり、行動を起こさなければなりません。
これが主体性に繋がります。誰かに言われた通りに行動するのでは無く、自分の意思が要求されるのです。親の指示通りにしか動けない子どもは、
勉強や仕事でも伸び悩んでしまうので、成長後にトラブルが頻発する危険性が高いのです。
⑦喧嘩の解決方法
子ども達が遊ぶ中では、必ずトラブルや怪我などのアクシデントが発生します。
喧嘩になった時には、何故喧嘩になったのが、どちらが悪いのが、どのように解決するのが、そしてちゃんと謝り、仲直りまでして、二度と繰り返さないように注意出来ることが、とても大切な経験となって行くのです。
⑧ドーパミンの分泌
公園には新しい発見が溢れています。毎日の新しい発見や成功や失敗を経験することにより、ドーパミンが分泌されるので、やる気と目標が湧いて来ます。その繰り返しが、ドーパミンサイクルを強化して、大きな好奇心へと成長して行くのです。
目標が大きければ大きい程、努力を必要とするので、大きな力や能力の開花に繋がって行くのです。ところが最近のお母さん達は、子どもを公園に行かせてあげません。
そして最後には、小学校受験の勉強機会が残されたチャンスとなるのです。小学校受験では、就職試験と同様に、ペーパーテストに加えて、面接、運動、行動観察、工作や発表まであるのですから、潜在意識に必要な要件が十分に含まれているのです。
逆に、この大事な時期に主体性もコミュニケーションも教えてくれない、なんちゃってインターの幼稚園を親が選択することは、子どもにとっては虐待級の悪い仕打ちにもになってしまうのです。
一方で、胎児教育からの早期コミニュケーションはとても重要です。胎児の脳は生まれる前に既に機能しているのですから、生まれるまでコミュニケーションを取ってあげないのでは、胎児が可哀想になります。
最近の子ども達にコミニュケーション障害が多く、日本語が上手に話せなかったり、吃音だったり、やがてニート化してしまうのは、全て親の責任なのだと考えられます。
親が愛情たっぷりの笑顔、運動、ハグ、スキンシップ、コミュニケーションを行えは、子ども達は、それを財産として大人へと成長して行けますが、親が子育てがわからない、失敗したくない、先に進んで行けない、胎教は必要無いと、不安な気持ちで子どもを育ててしまうことが、最大の間違いになるのです。
その間違いは、敗戦時にGHQから自虐史観として日本人に植え付けられてしまったのが、始まりなのかも知れません。
ですから、親自体が自信が無く、挑戦をしない、疾しい気持ち、受け身になってしまっていたのです。
またマズゴミを使って国民の関心をスポーツ、スクリーン、セックスのSSSへ誘導してしまっていたのでした。
それらを治す為に内なる自分、インナーチャイルドとの面会をする必要があるのならば、その方法は、
① 6歳までの自分を振り返って、自分自身の潜在意識の扉を開いて、自分自身と向き合って会話をすること。
② マッサージ、ハグされることでオキシトシンをたくさん分泌して幸せな気持ちになる。
③温泉に行って本を読んだり日光浴でリラックスして幸せホルモンのセロトニンを分泌させる。
④セロトニンが出れば、脳波はアルファー波からミッドアルファー波、そしてシーター波になります。超意識と言われるまどろみの状態に身を置くことが出来ます。
⑤どんな時に喜びを感じるか書き出す
気持ち良いこと癒されること、ワクワクドキドキすることを書き留めることで、自分の現状と問題点が浮き彫りになってきます。
⑥死ぬまでにやりたい事を100個、反対に人生でやりたくない事を書き出す
行きたいところ、食べたいもの、欲しいもの等を書き出すことで、自分に足りないモノが何なのかが浮き上がって来ます。
⑦自分が生まれて来た意味、人生の目的を考える
神様が自分に課した役割や6歳までに両親から教わったこと、また教わって無いことが明確になって来ます。
⑧他人と比較する事をやめ、自分の弱点や失敗を認めて許す
自分の悪い所や失敗も含めて、自分を全て認めて、受け入れて、自分を愛する気持ちになることが必要なのです。そこで6歳までに身に付けられなかった忘れ物を取り戻してみて下さい。
⑨ファッションや身に付ける物、付き合う人を変える
明日からは、毎日変化を付けることで、ドーパミンがドバドバと溢れて、やる気と目標が浮かんで来るでしょう。
⑩旅行に出掛けたり新しいコトにチャレンジする
旅行や、新しいコトにチャレンジすることでも、ドーパミンはどんどん出てくるので、ドーパミンサイクルはさらに強化されて、本当の自分に限りなく近づくことが出来るようになれるのです。
本当の自分を見つける為には、ドーパミンやセロトニン、オキシトシンと言った幸せホルモンをドバドバ出した方が良いので、頑張って上記の方法を試してみてください。きっと自分に幸せが訪れてくれる筈だからなのです。
