米国支配の終焉
私の個人的な感情としては、昨今の米国の沈没が寂しくて仕方ありません。
米国は20世紀から、経済力、軍事力、政治力を持ち世界のリーダーとして世界を支配して来ました。しかしながら、ここへ来て米国の支配力が急速に衰えて来たと言わざるを得ません。
そんな米国の問題点を検証して行きたいと考えます。
①自由の国アメリカは何処へ行った
私が幼い頃から憧れていたアメリカは、まさに自由で明るい国でした。
日本での生活には、「そうあるべき」「皆と同じにやれ」「空気を読め」のような堅苦しい習慣が有り、不自由さを感じて育って来たから、米国が自由に感じたのだと思います。
実際にアメリカは挑戦に対してや、機会に対しては平等で自由な国だったのです。
ところが現在のアメリカは一部を除けば、そんな輝きを失ってしまい、自由で明るい国とは言い難くなってしまいました。
②大学や学問の世界
ハーバード、MIT、スタンフォード大学は、学問でも、自由な世界をリードして来ました。
今や米国の大学の学費は高騰し、数千万円の学費が掛かり高嶺の花になってしまいました。
今迄は卒業後の金融会社、コンサルティング会社やIT企業から得る高収入でペイ出来るシステムだったのですが、たとえ高収入を得ても、シリコンバレー やシアトル、ニューヨークでの不動産価格の高騰で生活は苦しくなるばかりなのです。
③国際基軸通貨ドルの崩壊
今回のロシアに対しての金融制裁が米国ドルの崩壊を決定的にしてしまいました。
石油を始めとする国際決済は今迄ドルで支配して来ましたし、それに逆らう国家には制裁を加えて来ましたが、歯止めが効かなくなり、ロシアがインド、トルコ、ブラジル、中国といったBRICS国家とルーブルでの国際決済取り引きを始めてしまいました。ルーブルは金本位制に移行するので、今後の経済は安定し、インフレーションや不況が無くなり、逆にドルが崩壊してしまうでしょう。
④SWIFT廃止
今迄はSWIFTと言う国際送金システムで世界の銀行を支配して来ましたが、ドルが国際通貨で無くなることでSWIFTは必要無くなり、量子金融システムや仮想通貨のXRPがブリッジ通貨としてSWIFTに代わって国際決済を行うようになるので、今迄の様な銀行システムが一掃されることになる筈です。
逆に貧しい新興国の多くの人々が銀行口座を開けずに不便を強いられていましたが、スマホさえ持てれば、送金や決済が簡単になり、多くの人々を救うことになるでしょう。
⑤ドル安
ドルが崩壊する過程では、インフレーションや資産の逃避、最終的にはディフォルトといった厳しい現象が米国を襲うことになります。
今迄、ドルで蓄財して来た人々は今のうちに財産を移動しなけれは、無一文と化してしまうでしょう。
⑥ウォール街
FRBディフォルトに伴い、今まで世界金融界の中心で支配していたJ.P.モルガンJPMやゴールドマンサックスGSも終焉を迎える筈です。
現在は、ロシアの財産を逆張りで購入し、延命工作を続けていますが、今迄のように金融市場を裏から動かして、不当な利益を得たり、支配することが出来なくなるでしょう。
⑦バイデン大統領失脚
米国はウクライナでの紛争を回避するどころか、紛争を煽り、ウクライナでのバイデン家の悪事が露呈する結果となりました。
米国の大統領自身が犯罪者なのですから、恐ろしい現実を目の当たりにしてしまいました。
これで、米国がもはや世界の警察になり得ないことを露呈してしまうと共に、国家としての大きな信頼を失ってしまいました。
⑧NATOの終焉
米国軍の弱体化により、NATOの力が弱まり、存在価値さえ失いかねない状況に陥ってしまいました。軍事力や暴力で人類を支配しようとする思想にはうんざりしています。
根本的な悪の思想や、悪の兆候の段階から罰していかないことには、問題は解決されません。
生物化学兵器やサイバー攻撃も、準備した段階で殲滅しなくてはならない問題なのだと考えます。
ウクライナ紛争で国連は何も出来ないことで、国連が機能していないことがハッキリしてしまいました。
これにより、アメリカにある国連本部も必要無くなり、日本も無駄な援助金を払う必要が無くなります。
⑨新経済圏勢力
ロシア、中国、インド、ブラジル等のBRICS連合の新しい経済圏が誕生しつつあります。
米国優位の資本主義国家連合は、資本主義の意味を見直す必要に迫られ、自由市場からブロック経済に歴史は逆戻りとなりそうです。
⑩ディープステイトDSの終了
ウクライナ紛争により、今迄は裏に隠れていたDSの存在が日の下に炙り出され、資本主義経済の問題点が浮き彫りにされました。
ハイパーインフレ、大不況、ドルからの逃避が進行すると同時に、NWOでは無い、新たな世界秩序が構築されて行くことになるでしょう。
日本やインドといった暴力に頼らない思想を持つ国家がリーダーシップを発揮して、世界を良い方向に導かなければならないのです。