超富裕層がやりたいこと7

 野村総合研究所の調査によりますと、現在の日本における純金融資産保有額が5億円以上の「超富裕層」の世帯数は、8万7000世帯と全世帯の0.16%を占めています。
そして金融資産は、超富裕層全体で97兆円となっており、世帯平均で約11億円の資産を持っているということになります。
 そして超富裕層は、モノを買うよりもコトを買いたいと考えており、お金を使う場所が少ないことが問題となっているようです。
 超富裕層がやりたいコトは、以下の7つなのだそうです。
1位 ビジネス (56.9%)するコト
超富裕層は単にお金を寝かせて置くのでは無く、お金をビジネスで有効に活用し、さらにお金を増やして行く発想に立っているのです。
その姿勢こそが、超富裕層に導いて来た原動力となっているのです。
自分のビジネスに関連する情報や人脈に対しては、積極的にお金を使って行きたいのです。
今後有望な投資エリアは、6Gメタバースの分野であり、それらに関する企業とのマッチング情報、M&A、経営者との交流にも大変興味があるようです。

2位 慈善活動、社会奉仕するコト(38.6%)
自分のお金を自分の為だけに使うのでは無く、稼いだお金を社会で役立てたいと言う欲求も高いようなのです。これこそが、最も有効なお金の使い方ぢからなのです。
事前活動を通じて、自分も高められるハイエンド体験型ボランティアやチャリティー、ボランティアのコミュニティにも参加したいのです。

3位 スポーツする、観戦するコト (33.0%)
スポーツを通じて、自らの健康を確保し、アンチエイジングにも繋げて行きたいのです。
高級ジムに通って、自分を鍛えたり、好きなスポーツ、NFL、バスケット、サッカー、野球、ゴルフやテニス等で贔屓のチームや選手を応援しています。
 また、タニマチとして、選手達に直接お金を使うコトも積極的に行っています。

4位 投資するコト(28.3%)
安定的かつ将来有望な産業や企業に投資したいと考えているのです。最近では新しく事業を始めたスタートアップの若者にも投資の機会を求めています。投資を通じて、次世代に活躍する人財を育てる事にも興味があるようです。
6Gメタバース投資や最新情報や魅力有る投資物件、スタートアップ投資、ヘッジファンド、不動産案件等の情報を欲しがっているのです。

5位 学ぶ、教育するコト(17.8%)
自らの教養や知識を高めること、また子どもや孫達への教育にお金を使いたいようです。
子ども達への学費は、投資と同じで将来大きくなって還元されるものなので、たとえ自分に直接返っては来なくとも、子ども達の大きな財産になるのならば、とても有効なお金の使い方と言えるのです。特にお金に関連する教育が本来は必要なのですが、日本ではお金に関する教育はタブー視されているのが残念な現況なのです。
 お金に関して学ぶ場所や機会を幅広く提供して行く場所が今の日本には必要なのです。

6位 アウトドア体験するコト(17.3%)
ありきたりのツアーやイベントでは無く、
今まで体験したことが無い様な、オンリーワンの異次元体験をしてみたいようなのです。
キャンプ、バーベキュー、焚火、サウナ、
カヤック、ドローン、世界遺産、パワースポット巡りを愉しみにしているようなのです。

7位 イベントに参加するコト(15.2%)
自分の趣味に関するイベントに積極的に参加したいようです。それらのサークルやイベントを企画して欲しいと期待をしているのです。
それらをコーディネートする仕組みや、場所、リードするMC人財が不足しており、超富裕層を満足させられていないようなのです。

以上のように、日本には超富裕層がお金を使える場所がまだまだ少ないので、今後は世界の超富裕層がお金を使える場所を増やして行く必要があるのです。メタバースの時代をリードする為にも、必須の課題なのだと感じているのです。

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