性悪説
性悪説とは、紀元前3世紀ごろの中国の思想家荀子が、孟子の性善説に反対して、
「人の性は悪なり、その善なるものは偽(ぎ)なり」と唱えた人間の本性に対する主張なのです。
ただし、ここで言う悪とは、人間は様々な意味で弱い存在であり、必ず犯罪や悪事に手を染めるという意味でもありません。
反対に、日本人の多くが、性善説を採っているのではないでしょうか。その方が安心して毎日を暮らせ、ストレス無く暮らせるからなのです。
日本が島国であり、外部からの侵略に強い地政学的な利点がこの考え方を可能にしているのかも知れません。
しかしながら、大陸国では「人を見たら泥棒と思え」が常識なのです。また、現代の資本主義も性悪説を基本に動いているのですが、日本人はそうで無く、この大きな問題に気が付いていないのです。
性悪説を理解出来ると、現在の世界で起こっている様々な問題も見えて来るのです。
なぜ、世界の一部の金持ちに富が集中しており、世界の大部分で貧困問題が起きているのかも分かるようになるのです。
世界の一部に富が集中している理由は、彼らが世界を支配し、意図的に富を奪い取っているからなのです。
彼らの実態については、国際政治学専門の大学院でも教えて貰えませんし、私の様にイルミナティの幹部が経営する会社で働いた経験があったとしても、その実態については、なかなか理解出来るものでは無いのです。
少なくとも、性悪説が分かることで外国人に騙されたり、失敗をする事が無くなりますので、基本的には「人を見たら泥棒と思え」のスタンスは忘れないでいて欲しいのです。
世界中の人が、性善説を採り、人を信じて支え合う世の中になれば、皆が平和で安心して生きれる世界になる筈なのですが、そうはなっていません。
反対に、人々を騙して奴隷のように働かせて、その富を奪い取って、のうのうと暮らしているのです。
お金と言うツールや税金を利用して、盲目に働かせることを目論んでいるのです。
性悪説に立って世界を見回してみると、そんな彼らの悪意が読めるようになるので、自然に回避策も分かるようになって来ます。彼らの悪意を避けながら、自分でお金を稼ぐ方法を見つけ出し、お金を稼ぐことでお金に縛られずに、自分がやるべきことを純粋に目指すべきなのです。
彼らの洗脳にハマってしまうと、純粋な目標を見る余裕すら無くなってしまうので、優秀な人財が表に出づらくなってしまうのです。そのような問題を解決するためにも、先ずは性悪説に立って、世の中を見回すことが要求されているのだと考えています。