大どんでん返しが始まる

歴史的に見た、大ドンデン返しの例をあげるならば、中国共産党と中国国民党の内戦で95%近く国民党が勝っていたにも関わらず、西安事件を期に大どんでん返しが起こった事例があります。
また朝鮮戦争における共産主義連合軍は、朝鮮半島の約95%を占領したにもかかわらず、国連軍が組織されるや否や、大ドンデン返しの後退を強いられてしまった事例もあげる事が出来ます。
そして、今後の日本において起こるであろう大ドンデン返しとは、「日本国の復活」なのです。
①ユダヤ教、キリスト教の真実が明らかにされ、封印が解かれた出雲族が復活します。
②世界の原点シュメール文明、縄文文明への回帰
③藤原氏と秦氏による日本支配から、D型Y染色体を持つリーダーによる国家体制
④そしてメタバース時代になると、アニメから始まるコンテンツ世界のリーダーとしての日本が復活するのです。
世界経済フォーラムが2019年に発表した世界の観光競争力で、日本は世界4位でした。
観光競争力は、事業者や市場を取り巻く環境、観光政策、受け入れインフラ、自然・文化的資源の4領域とそれらを細分化した14項目90指標で測ります。
主要14項目のうち、日本は7項目で順位を上げました。改善が目立ったのがビジネス環境、安心・安全、地上・交通インフラでした。質の面ですでに世界トップクラスの評価を得ている鉄道に加え、港湾の評価が上昇しました。大型クルーズ客船の寄港増を受け、主要港で急ピッチで進められているターミナル整備などが反映されたとみられます。
日本は素晴らしい国な筈なのに、残念ながら世界79億人の内でその良さを分かってくれる外国人はまだまだ足りません。その原因は、日本人が大人し過ぎてアピールが下手な事もあるのかもしれませんが、本当は「封印」され隠されていたのだから仕方が無い事だったのです。
そして、日本人の文化や「ヴィジョン」に生で触れた経験を持つ者の割合も少ないからだと考えます。
しかしながら、モーゼの「三種の神器」やイエスの「遺品」が、もしも本当に公開されたならば、日本はたちどころに、東洋の「エルサレム」世界の「聖地」となり、世界中から巡礼者が訪れる事となるでしょう。
コロナ禍以前の2019年時点での日本への観光客は、中国の6570万人に比べて、たったの年間3188万人程度でした。
東洋の「エルサレム」となる事で、フランスが誇る年間8932万人の観光客を超える事も夢では無いのです。
日本人はそうなった時の事を想定して、今から外国人が日本に来易くするような手段を考えて、みんなで工夫を始めましょう。
SNSでの発信から始めて、外国語の学校、ガイド、ガイドブック、看板、色々と考える事が出来る筈です。
確かに、現状では初めての外国人が成田空港を降りて、自力で東京の中心地にたどり着くのは難しいのかもしれません。
日本人だけでなく、外国人や旅行客にも手伝ってもらい、YouTubeやInstagramのようなサイトに分かり易く英語での案内をどんどんアップロードしてもらい、江戸時代のようにお巡りさんや消防士さん達が、英語が上手くなって案内役を積極的に担ってくれたら、もっと頼りがいが出て来ると考えるのです。
日本人が外国人を「おもてなし」する為には、まずは「受け入れる為の環境」が整っていなければなりません。
衣食住で言えば、「衣」については、ユニクロに代表されるように、衣料品の世界ではファッション的にも、機能や素材的、価格的にも世界最高品質の「衣」が日本には有ります。
また、世界中の文化に適応した衣類が日本で手に入れる事が可能なのです。
日本の繊維メーカーが用意する化学繊維についても、世界一の素材が揃っている事は日本人の誇りとするところなのです。
次に「食」ですが、日本が誇る「和食」は世界文化遺産にも登録され、五つの味覚、見栄え、健康のどれをとっても世界最高の食事を提供できる国となっています。
砂糖や塩を使わなくても、甘味や旨味が出せる麹の食文化は世界一と言っても過言ではありません。
ただし、イスラム対応のハラール基準やインドなどのベジタリアン対応については、まだまだ不十分です。
しかしながら、日本ではどこへ行っても「水道の水」がタダで安全に飲めます。
外国人は、レストランでお水やお茶やおしぼりがタダで出て来る事や、街頭では無料でティッシュの広告が配られ、レストランやタクシーでチップが必要ない事にも驚くのだそうなのです。
ましてや、デパ地下で高級食材の試食品がタダで食べられるシステムにも大変喜ぶのだそうです。
今後の日本の課題としては、日本の食料の大部分が輸入に頼り過ぎてしまっていますから、自給率を高めて行く事なのです。
農家の法人化、大規模工事化、各家庭や学校や職場でも、食料となる木や野菜を栽培する事を広める事。
空き地や休閑地を畑化する為の支援策、水耕農業の拡大を行うべきなのです。
魚を圧縮して骨を柔らかくして骨ごと食べられるように保存する技術をTVで見せてもらいましたが、今まで捨てていて食べなかったモノを、食べられるようにする発想は本当に素晴らしい事だと感じました。
大豆のおからは米麹で蘇り、チーズのホエイもタンパク飲料として蘇る等、今まで処分していたものも、また食べられるようになる物が、日本のどこかにある筈なのです。
また、ビタミン錠剤やカロリーメイト、カップ麺の様に、必要な栄養分を凝縮して小さく保存する技術は、日本が得意とするところであり、緊急時の食料を保存する目的にも合致することですから、そのような技術で食料の自給率を高めて行けば、安心して海外からのお客様を引き受けられるようになると考えるのです。
最後に「住」ですが、日本の様に狭い国土ではこの問題が一番大きかったのです。しかしながら、日本は決して狭くありません。地方に行けば、逆に過疎化が進んで土地が余っているのです。
コロナ禍で明らかになったように、今後の日本は集中と分散化が進んで行きます。
リモートワークが盛んになれば、必ずしも毎日会社に出社する必要はありません。
多くの企業が、東京本社を移転、縮小、売却を始めています。
メタバースの時代になれば、1849年のゴールドラッシュ時代人々の様に世界中からゲームファンやアニメファンが東京に押し寄せて来るようになりそうです。
中国に抜かれて、経済衰退してしまった日本経済の復活と大どんでん返しが起ころうとしているのです。

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