中国、ロシアとでも手を組めるのか
中国とロシアの歴史を振り返ると、中国もロシアもとても凶暴で残虐な民族とお国柄であった事が良く判ります。
お互いに、大蛇や毒蛇にも例えられており、一癖も双癖もあり、本当につき合うのが難しい民族だと感じてしまうのです。
もしこちらが、隙でも見せようなものならば一瞬で丸飲みにされてしまうか、その毒牙で一命を奪われる危険があるかもしれないからなのです。
ソ連においては、第二次世界大戦中には、後出しジャンケンのごとく日本の敗戦が確実となった8月9日になって突如日本向けに侵攻する一方で、敗戦後には無抵抗の日本人約57万人を拉致して、シベリアで奴隷として強制労働に付かせるという、傍若無人の行動を行った極悪非道のずるい国なのです。
第二次世界大戦中に、スターリンとその共産党スパイ達といった、悪意を持った間違った人間が、誤った方法で日本の北方四島、南樺太、千島列島を強奪した事については、プーチン大統領も良く知っている筈なのです。
そして今となっては、それらの判断と行動が誤りであった事も明白なのです。
もしロシアが、正式な国際条約であるポーツマス条約に基づき、日本と正面から真摯に向いお互いの資源や知力を交換し協力する事が出来ていたならば、ロシア国民の生活も今以上に豊かになり、あらゆる面で素晴らしい国家となっていたものと確信するのです。
プーチン大統領は、歴代でもまれに見る頭の切れる大統領なのですから、全ての世界情勢を冷静に計算して、国内の反対勢力を説得して、日本と強力な同盟を結ぶことを選択するべきだと考えます。また既に考えている筈だと考えます。
現在のプーチン政権は、むしろロシア革命以前のロシア体制へと戻り、日露戦争で戦ったものの、基本的な精神は日本と友好的だった当時の政権時代へと回帰し、改めて日本と仲良く、協力的に両国のメリットを高める関係を築いていくべきなのです。
この話は、今までの20世紀型価値観に立ってしまえば、「とんでも無い事」だと言って、話にもならないで片付けられてしまうのかもしれませんが、もしも21世紀型の「ヴィジョン」で日露両国の未来を見通すことが出来るならば、領土問題、軍事力などは、極端に言ってしまえば、もう「どうでも良い問題」なのかもしれません。
21世紀には、本物を追及する事「奪う発想から、与える発想への転換」が最も重要なのです。
日本とロシアは、日本海を挟んだ隣国であり、地理的にも他国とは比べものにならない程近く、お互いに協力するメリットがある筈なのです。もし協力しようと思えば、日本はロシアから、天然ガス等の新エネルギー、自然資源や海産物や農産物等の食糧を輸入する事が出来るのです。
日本からは工業製品、技術力や資金の援助等、ロシアにとっての日本は世界で最も信頼でき、安定した取引国になる事は間違い無いのです。
さらに日本はロシアだけでなく、歴史的に関係が深く、民族的にも近い国家、すなわちトルコ、イラン、ウズベキスタン、インド、タイ、台湾といった国々と、より強い連携を目指して行くべきなのです。
そして中国とて同様なのです。中国にとって、最も見本となる国家は日本である筈なのです。
中国共産党は西安事件で、蒋介石と日本を裏切る密約を交わし、中国国民党と日本を戦争へと導きました。
南京大虐殺は、宋美齢が米国のマスメディアを引き込み、政治的に仕組んだプロパガンダ戦略でした。
つまり「でっち上げ」だったという事が、米国のマスコミ関係者からの証言と、捏造写真の証拠でほぼ証明されているのです。
それは、追いつめられていた国民党が苦し紛れに日本軍を装って行った「虚実」の残虐行為であったのです。
当時行われた、一般市民に対しての虐殺行為についてはそのほとんどが、おそらく中国国民党に送り込まれたロシア側の中国人スパイが日本人を装って起したものだと考えられるのです。
ですから、何も知らない大衆は、本当に日本人に虐殺されたものと信じてしまっているのです。
一方、尖閣諸島は日本の領土であり、中国人がかつてそこに住んでいたわけでも何でもありません。
ただ、海底にあるであろう地下資源や、軍事拠点、領海、航海圏の確保の目的で主唱しているに過ぎないのです。
21世紀には「見栄」とか「面子」は全く意味を成さない時代となり、中華思想を信じてそんな戯けた事を言っている時代では無くなるのです。
ですから、今直ぐにでも真面目に日本に協力を求めるべきなのです。
ロシアに対して述べた事と同じ事を言いますが、21世紀には領土の広さとか、軍隊の規模や力なんぞは、全く意味をなさない時代となっており、もはや人民解放軍は無駄使いで無用の長物となってしまっているのです。2015年秋に、習金平国家主席が人民解放軍を30万人縮小すると発表したのは、まさに正しい方向性だと評価する事が出来るのです。
強力な国家体制を維持する為には「強力な軍事力」「情報統制言・論統制」「強いトップダウンの組織」が必要だと考える者もいるのかもしれませんが、それまでして大金を浪費し今の体制を維持して行く価値そのものが、既に無くなっているのです。
そして、賄賂と利権頼みで生き延びて来た現在の共産党幹部の体制は、いったい何時まで生き続けられるのでしょうか?
インターネットなどの情報網からは、既に国民に真実の情報が知れ渡ってしまっている現代社会に置いて、多くの中国国民は気付かない振りを装ってはいますが、共産党幹部が行って来た悪事は実際には中国国民にバレテしまっているのです。
既に、中国共産党と国民のどちらのパワーがどこまで踏ん張れるかの我慢比べ状況である事は間違いありません。
ですから遅かれ早かれ、中国国内でクーデターが起きて現体制が崩壊しても、それは想定内の出来事と言えるのです。
旧ソ連が、当時のゴルバチョフ大統領による「ペレストロイカ政策」で崩壊した時と同様のプロセスが、同じ様に中国でも表面化する時期がまもなく来るでしょう。
そうなれば、ロシア同様に民族ごとに満州、内モンゴル、チベット、ウィグルといった地域が各々独立して行くものと予想されるのです。
日本から見ると、無駄な犠牲者を出す前に「無血開城」して中国の発展的な解消が望まれるのです。
そして今の内から、日本と比較的関係が強い地域、すなわち東北三省(旧満州国)、チベット、モンゴル、台湾、香港とは連携を強めて行くべきだと考えるのです。
中国人が何と言おうと、中国人は日本のおかげで中華人民共和国を建国する事が出来たのです。これは間違いない事実なのです。
中国侵略の歴史は、アヘン戦争に始まり、欧米各国は植民地政策で世界制覇を競っていました。
「中国を征する者が世界を征する」と考えられていたから、どの国も中国での利権が欲しくて、欲しくて仕方が無かったのです。
一方、そのころの日本はアジア主義、五族協和の大東亜共栄圏を目指していました。
孫文や蒋介石を支援し、満州国の独立を成功させたのでした。
中華人民共和国は、今でもイエズス会やバチカンを嫌っているようですが、彼らこそが中国侵略を行った張本人達なのだから、嫌うのは当たり前のことだと考えます。
もし日本と言う国が無ければ、ロシアにしても中国を完全に侵略していたに違いないのです。
日本と言う脅威に阻まれて、中国を侵略できなかっただけの話だと考えます。
ですから、中国国民も本当は可哀想な国民なのです。
そして、現在の中華人民共和国は共産党幹部の特権階級の為にあるような国家なのです。
果たして、現代の中国国民に言論の自由はあるのでしょうか?生活は豊か?人生は幸せか?
答えは間違いなく「No」、つまり「生きて行くのに精一杯」な国民達なのです。
中国で幸せな思いをしているのは、一部の共産党幹部だけですが、国民が幸せで無い国は国家とは言えません。そして、21世紀には存在が難しいのです。
何度も言わせて頂きますが、領土と軍事力を広げて世界を支配するなどといった20世紀型の価値観はもはや通用しません。共産党の幹部たちもそれには薄々気が付いているに違いありません。
ですから彼らは、いつでも脱出できるように、家族と財産をシンガポールやオーストラリアやカナダ等の優遇政策を行う安全な海外に避難させているのです。
中国労働者の賃金上昇と、それに伴う経済停滞、技術革新出来ない国営体質、シャドーバンキングによる海外債務の膨張、恒大集団の債務不履行、不動産バブル崩壊の心配等の問題が限界に近づきつつあるのは間違いありません。
ですから、本当に国民を幸せにするためには、かつてのソ連がペレストロイカで15の別民族の地域を新国家として解放したように、発展的な解消を行う事が最も現実的なのです。
各地域や現場が本当の実力を付けて、経済を押し上げて行くしか生き残る道は無いのです。
さもなければ、南米の新興諸国さらにはアフリカの新興諸国にその役割を取って代わられてしまうでしょう。
そして満州、内モンゴル、チベット、ウィグルといった別民族の地域は新国家として開放すべきなのです。
中国では年間、数兆円規模の莫大な費用を投じて反日教育や言論統制がなされているのです。
残念ながら、今の中国の大衆国民にとっては、共産党幹部や人民解放軍に対して「No」と言う権利も力も充分ではありません。
しかしながら、中国国民は「面子」を捨てて、今こそ日本に学ぶべきなのです。
孫文も蒋介石も日本人が育てた人材です。日本には、中華人民共和国とは比べものにならない程古い、唐時代からの中国文化も息づいています。
日本人は、今まで中国に多大な投資をして来ました。教育、文化、インフラ基盤、様々な面で、もし中国の一般的な庶民が日本に来れば、自分達が今まで共産党に騙されていた事が良く判るでしょう。
それは、教科書で教えられた日本や日本人と現実があまりにも違い過ぎるからなのです。
中国がもし日本と協力すれば、今よりも豊かで、安全で、経済的で、幸せな暮らしが出来る事は間違いありません。ですから、尖閣諸島の領有権で揉めるなどという事や、政治的プロパガンダで世界の人民を騙そうとするつまらない態度は、21世紀には全くもって意味が無いのです。
ですから、それに対して日本は手荒な方法を使ってでも跳ね返すべきなのです。
憲法の合理的解釈の範囲内で行えば、憲法の精神を破る事にはならないのです。
日本をモデルとした客家の国、シンガポールやマレーシアや台湾が大成功を収めています。
そして、それらの国民が幸せに暮らしている様子を見れば、日本をモデルとし、日本と協力することによってアジア人が、いかに素晴らしい国家を形成する事が出来るかは明白なのです。
大韓民国も本当は今すぐに、日本に助けを求めるべき国家なのです。
竹島の不法占拠はやめて、今すぐにでも日本に返還し、日本と協力する立場を鮮明にする方が、韓国の未来にとってはよっぽど明るく、利益となるのです。
韓国の庶民も、やがて両班上がりの特権階級や政府官僚に騙されていた事に気が付くでしょうが、日本人も韓国国民が騙されていた事に気付いたなら、その時点で彼らを助ける努力をすべきなのです。
世界最古の文明を持ち、「世界の象徴」である日本人は今、世界の中で置かれているポジションをじっくりと考えるべきなのです。
日本は、特定の先進国だけと協力するのでは無く、逆にどの国とも特別な関係を結ばない「中立化」を進める事が選択肢としては最善だと考えます。
それは、スイスが行っている、金持ちの預金やその為の銀行を守る永世中立国家では無く「本物の平和」を目指す為の中立なのです。そして、21世紀風の「武士道中立」なのです。
「武」と言っても軍隊の武力は使わないから憲法9条には違反しません。
「サイバー攻撃」「生物細菌攻撃」「人工地震兵器」等に対抗すべき交渉力、知力と創造力を鍛え、国民全体が武士道で武装することなのです。
そして、中立の立場を貫くためにユーラシア大陸では、まず中華圏の客家勢力やロシア圏の王族勢力、旧ペルシャ・アラブ勢力と今以上に親密な関係を築いておかなければならないのです。
結果的には、中国が進めているAIIB、新通貨体制やエネルギー政策にも協力して行く事になるのかもしれませんが、あくまでも日本がアジアのリーダーとしてイニシアチブを取って行く事が望ましいのです。
もしも「中立」と言う言葉の聞こえが良すぎるのならば、皮肉を込めて「八方美人外交」と呼ばれても良いのかもしれません。
ひとたび日本がこのような動きに出れば、当然ながら現在の同盟国である米国やNATO等の勢力から、大きな反対や外圧、嫌がらせ、最悪の場合には武力を使った脅迫に晒されるかもしれません。
しかしながら、世界平和をめざす独自の歩みは、日本に求められている「本物の使命」だと信じて疑いません。ですから、たとえ苦難の多い道でも、その道を選択していくべきなのです。
その一方で日本は戦わずに、平和を維持して行くために、世界一の実力をつけなければなりません。
ですから以下のような分野で、世界一を目指して行く必要があるのです。
①個人の体力・忍耐力の世界一⇒日本国民は空手、柔道、合気道などの武術鍛錬を国技として学校、職場、地域を上げて必修とし、全員が参加する全国大会を毎年開催し、体力、精神力でも世界一を目指して行くべきです。
②ディベート世界一⇒問題解決には議論で論破する事が最短の近道なのです。youtuberのひろゆき氏の論破の方法は、とても参考になります。
世界中の人々に語りかけ、正しい情報を伝えるためには、それらを論理的に表現し、説明し、納得させるディベートの力が必要なのです。
家庭から学校職場、地域においてもそのような議論を交える場を頻繁に設け、日本人はいつでも議論でき、世界中で最も論理的でディベートが得意な民族だと言われるように、世界一を目指していかねばなりません。
もちろん、マスメディアの世界で最も効果的にアピール出来る事が重要となります。
③忍者サスケ世界一⇒専門のインテリジェンス(諜報機関)の設立。
歴史を見ても、世界の歴史を動かしてきたのは諜報員すなわちスパイでした。
日本に江戸時代以前から伝わる、忍者の特性を生かした、諜報活動を独自の力で進める必要がありそうです。④軍隊では無く、国民の安全を守る為の質の高い特殊救助部隊(縄張りを取り払い、消防署や警察署が連携)を日本各地に配備すべきです。⇒同時に一人でも良いから尖閣諸島へ派遣する事も必要な事だと考えます。
自分からは攻めないが、悪意を持って侵入してくる者がいれば徹底的に攻撃すべきなのです。
⑤テロ対策の専門部門を作る⇒サイバー対策部隊世界一、生物兵器処理部隊世界一、超音波対策部隊、核処理部隊、迎撃弾世界一など、最先端の軍事研究に、人財や資金を投入するべきです。
⑥武器製造技術世界一⇒「相手を知り己を知れば百戦危うからず」戦争を防ぐためには最新の技術を絶えずリードする必要に迫られます。
その為にはあえて踏み込んで、製造販売・輸出も行い技術と市場での優位性を磨いていく必要が有ります。
強国に隣接した、弱い国家を守る為にはそのような援助も必要となって来るはずなのです。
結論を言うと、この際日本人は「中立国」という選択の道を選ぶべきなのです。
もしも、日本と同じ道を選ぶ国が出て来てくれれば、やがて二つが三つ、二十が三十になり、もしかしたら世界190ヶ国ほぼ全てが同じ道を選んでくれたなら、この世から戦争は無くなる計算になるのです。
そして、それらの国々へ、教育や技術、ノウハウの提供、人的援助を惜しみ無く行うのが、日本人の使命なのではないでしょうか。
その為には、まず日本が真の意味で自立独立し、国際社会で独自の立場を貫かなければなりません。
もちろんそれには、決死の覚悟が必要です。
それと同時に、例え非難され嫌がらせをされたり、脅されたり、生命を奪われたとしても、決して怯まない、強い信念、即ち大和魂が必要になります。
それでも、平和を愛する日本人ならば、お互いにその価値観を共有出来るものと、私は強く信じて疑いません。
日本に住んでいる多くの中国人にとっても、日本に馴染めば考え方事態が変わり、中国文化よりも日本文化を好むようになるようだからなのです。
要は、今の中国で生きて行くなら、生き抜く為に中国人を演じなければならないようなのです。
すなわち、「面子(体面)に重きを置く、嘘を付く、唾を吐く、過ちを認めない、時間に遅れる、真面目に働かない」は彼らが生き抜く為の必要悪であるらしいのです。
しかし、ひとたび日本人の文化で楽しさや幸せを味わってしまうと、そのような中国人に対して、中国人自身に嫌気が刺してしまうらしいのです。
言葉を変えれば、日本のような環境で生活する事が出来れば中国人も変われるのです。
大韓民国も同様であるが、一般階級B層の大衆にとっては、長期的に本質的な事を考えるよりも、日々生き抜いていく事の方が易しい為、どうしても支配者層に騙されてしまうのです。また「長いモノには巻かれろ」で騙された振りをしてしまうのです。
悪意を持った支配階級ほど、この一般階級B層の大衆を上手く洗脳して、管理する仕組みを採用しているのです。ですから日本が教育を施すべき層は、大衆レベルでは無く、もっと上位のインテリ層であるべきなのです。彼らが、上手く一般階級B層の大衆を説得することで、やっと世の中は大きく変われるのかもしれないのです。