中国を救えるのは日本だけ

日本人にあって中国人に無いもの、それは「品格」だと考えます。そして品格の根底には「大和魂」があります。命よりも大切な「大和魂」を持つ日本人は、絶対に逃げません。そして最後までやり遂げます。
命が一番大切な中国人は、命を守る為には逃げてしまうのです。岡村寧次総司令官率いる陸軍の歴史的事実が、それを証明しています。
中国人は、学校で中国漢民族の始祖は「黄帝(こうてい)」だと教わるそうです。
しかしながら、秦時代の始皇帝の血統がやはり「黄帝」に端を発すると言われているのです。
黄帝系図の「大費(だいひ)」、別名「伯翳(はくえい)」は舜帝(しゅんてい)から「羸(えい)」という姓を授かっています。つまり徐福も「羸(えい)」という姓を授かっていることから、始皇帝とは同族らしいのです。
始皇帝は、ユダ族でダビデの血統とされていることから、結びつけると、中国にもかつて日本の皇族と同じユダ族ダビデの血統が流れていたと言うことになります。
そして、中国が現在漢民族と言っている種族は、後漢末期の戦乱時にほぼ絶滅してしまった筈なのです。
その後、元の時代にモンゴル族に支配された中国大陸では、北方や西方の民族が現在の中国の地で入り交じり、これらの混成の子孫が現在の漢民族といわれている人々なのです。
ところで、21世紀において経済躍進の主役は中国でした。ところが、現在の中国は恒大集団のディフォルト騒ぎで、大変な混乱に突入してしまいました。
今後、中国の成長が南米やアフリカに抜かれてしまうような状況になれば、アジア地域の経済が沈滞化するだけで無く、世界経済全体の成長にも大きく影を落とす結果となってしまうでしょう。
ですから、中国経済が沈滞せぬように、周りのアジア諸国も手助けをする事が必要になるのです。
そのように考えると、今後の中国を支える事が出来る最強の国は、やはり日本をおいて他には無いという結論がハッキリとわかる筈なのです。
現在の中国において、トップクラスの大学を出た優秀な若者が、一流の仕事に就け無いどころか、就職にも苦労しているのが中国の現状だと聞きます。
外資系企業が1名の採用を募集したところ、千人を超える応募者が殺到し、公務員試験も空前の倍率だとニュースになっていました。
私は、彼らを救えるのは日本人しかいないと考えています。そして、日本に支援された人材が中国で新たな事業を起し、はじめて中国国内の雇用を広げる事が可能になるものだと考えています。
歴史を振り返ると、日本は中国が本当に困っている時期に、中国に対し最も多くの資金を提供し、最も多くの人材を派遣し、重要な技術も提供し、中国の再建を最も手助けしてきた事は明らかなのです。
それに対して中国は、恩をあだで返すような言動や振る舞いを繰り返してきた事もまた事実なのです。
しかしながら、日本はそのような事があっても、本当に困った時には必ず差し伸べて来たのです。
それが本当の日本人の心だからなのですが、それを学校等で教わる事は無いのです。
もしも、日本が中国を助けていなければ、中国はどのようになっていたでしょうか。
そもそも日本が孫文や蒋介石を育てていなければ、中国の独立や近代化は無かったでしょう。そして、日本と言う存在が無ければ、第二次世界大戦で中国は消滅していたのかもしれないのです。なぜなら、日本が中国国民党と戦う事が無ければ、中国共産党は消えて無くなっていたであろうからです。
例えば、アヘン戦争の際にも、日本の存在が無ければ、イギリス、ドイツ、フランスそしてロシアといった欧州の大国の植民地とされ、中国と言う国家は成り立たなかったと言っても過言ではありません。
特にロシアについては、日露戦争での日本の勝利が中国を守る決定打となりました。満州が、現在は中国の領土ですが、それも日露戦争の勝利があったからなのです。
第二次世界大戦においては、もし日本の存在が無ければ中国本土が大規模な戦場となっていたのは間違いないのです。
経済政策については、シンガポールやマレーシアのルックイースト政策と同様に、日本の経済システムを参考に、経済発展をする事が出来たと言っても過言ではありません。
文化的においては、高倉健主演の映画、山口百恵の歌謡曲、おしんなどの連続ドラマ、そしてドラえもんやワンピースといったアニメが中国にも大きな影響を与えて来たものと思われます。
今後の中国を考えると、中国の抱える問題は経済問題、公害問題、渋滞問題、交通事故、オイルショック、バブル崩壊、自然災害等であり、分野別に分けると教育、経済、資源、食料、技術、医療、政治、軍事等のあらゆる分野で満載なのです。
しかしながら、それらの多くは高度経済成長時代に日本が抱えて来た問題そのものでもあります。
したがって、日本がそれらの問題を解決して来た際の経験やノウハウを使えば、問題の解決は可能となる筈なのです。
ところで三章では、日本人の曇った「眼」を晴らす方法を論じて来ましたが、その際に最も良いお手本となるのが中国人なのかもしれません。
日本人の曇った「眼」を中国人にあてはめてみると次のようになりました。
①中華思想は、いまだに天動説の世界
日本人はもちろん地動説に基き、自然を崇拝して自然と共生するという考え方が基本となっていますが、中国人はどうもそうでは無いらしい。
自然界から見れば「人間」は、自然を破壊する侵略者であり、エイリアン的な存在とも言えるのです。
②中華人民共和国は、たった68年の若い国家
中国四千年の歴史と言われていますが、中国も韓国も日本も約5000年以上前に栄えた古代オリエント文明の影響を受けている事は間違いありません。
その根拠の一つが、どの国の神話にも古代オリエント神話との共通性があるからなのです。そして、世界の歴史を明らかにすればするほど、歴史教科書問題などは議論するレベルに無い事は明らかなのです。
1949年10月に現在の中華人民共和国は建国されました。日本の縄文時代は、1万5千年もの歴史があります。
正しい歴史認識が全ての国の国民に求められているのです。
③面従腹背で面子が大事
日本人は、誠実につき合う事を基本としています。
それは嘘をついても必ずバレるし、もし信頼を失えば、その村で暮らして行けなくなり子孫にも影響する切実な問題となってしまうからなのです。
日本の様に、長く伝統が続く島国国家では、信頼を失う事は命に係わることですから、隠すより、隠さない事がより重要であったのかもしれません。
それに対して、中国人は面子を大切にし、面従腹背の文化だと言われているのです。
一方で、日本は全国民が平等に暮らす社会を目指す国家です。この考え方は、日本人にとっては当たり前の事なのですが、中国も韓国も特権階級が庶民を食い物にして生活する国家なのだという事に気が付かなければなりません。
特権階級は、庶民の不満の矛先を外部に向ける為に2兆円を軽く超えると言われる巨額の国家予算を毎年「反日政策」に費やしており、その甲斐あって庶民の不満を日本へ向ける事で、人民の不満を解消する事に成功しているのです。
もし日本のような、平等社会が築かれてしまったのなら、特権階級が搾取する場を失ってしまうのです。
もしも、日本人と仲良くする事が出来たなら、庶民の生活をもっと改善する事が出来た筈だったのです。
実は日本、中国、南北朝鮮の共通の支配層は「客家」なのです。
彼らの出自をたどって行くと、もともとイスラエル出自のペリシテ人、もしくはエフライム族だと思われるのですが、彼らの自称は漢人、つまり中国人だと主張しているのです。
秦の時代に、徐福が日本へ避難して来て以来、日本でエスタブリッシュメントの地位を確保しているのです。抽象度が高く、自分達だけに有利な制度を次々に生み出し、美味しい部分は全て持って行き、富を独占し、とても恵まれた生活をし続けて来ている特権階級の人々の事なのです。本国の同じ中国人や朝鮮人から見たら、これほどうらやましい事はないことでしょう。
言い方を変えると、本当は日本文化が大好きで、好きでたまらないのが中国人、朝鮮人達なのです。
ところが、特権階級、イルミナリティの政策や政治的なお国事情で、日本好きを公言する事が出来ないというのが本当の事情なのです。
反対にイルミナティにとっては、中国や朝鮮が日本と団結してしまったら、とても厄介な事になるので、それだけは絶対に阻止しなければならない最重要問題なのです。
遺伝子的にも、日本人独自のD型染色体を除くO2とO1遺伝子は、中日韓に共通しており、三国はもともと同族同士なのだから国境を越えても連携するのは当然であり、現在のように日中韓が反目し合っている方がむしろ不自然な姿なのです。
現在、日本で特権階級を占めている中国人末裔の方々には、今までの様に内向きで利権ばかりを貪る事は辞めてもらい、むしろ内政や国内事業からは撤退をしてもらいたいのです。
そして、今後とも日本に留まらず、中国本国及び世界中に広がる華僑ネットワークをコントロールする役割を是非とも担って貰いたいのです。
中国本土へは、多くの日本の企業が工場を移転したものの、失敗して撤退する企業が後を絶たないのが現状です。今後は、中国への投資は激減せざるを得ません。
契約書すら通用しない中国人とのビジネスは、やはり同族の客家に任せるのが一番ですから、彼らとしっかりと協業する事で、今後の日本や世界の発展に貢献してもらいたいと、強く希望するものです。
中国人の定義とは、日本が日本人と言う同一人種の集まりでは無いのと同様に、中国人という人種の定義ではなく、中国人という「文化上の概念」の事なのです。
古来の漢民族は、後漢の時代にほぼ滅亡しており、現在漢人と言われているのはモンゴル民族と北方系西方系民族との混血民族と言う事になります。
あえて人種として分けるとすると、「蛮」「夷」「戎」「狄」の子孫なのだそうです。
中華思想は、この「蛮」「夷」「戎」「狄」を外敵とする思想なのですから、中華思想自体が天動説のように、現実では有り得ない矛盾する思想なのだと言わざるを得ません。
中国・モンゴル文明の歴史については、岡田英弘氏と宮脇淳子氏の研究が詳しいです。
さらに、中国から日本に移住してきた呉、越や徐福氏の子孫である物部系の人々の血や、それらの人々が日本に伝えた古代中国文化は、いまだに日本では大切に守り続けられているのです。
「中華思想」とは、北宋が契丹に対して、二人の皇帝の存在を公式に認めさせられた屈辱に対して、自分達を誇示する為に生み出された「負け惜しみの文化」だったようなのです。
現代の中国で、反日活動が未だに止まない理由は、「負け惜しみ」というキーワードで、日本人にもかなり理解ができるのではないでしょうか。
また、1895年の日清戦争敗北以後の中国の文化は、日本を真似する日本型近代化路線そのものだと言う事にも気が付いて欲しいのです。
日本式の文体と語彙、口語の白話文、マルクス文献の日本語を介した翻訳などは、中国文化発展において不可欠であり、日本文化の支えが無ければ到底達成出来なかったからなのです。
一方で、日本式の軍隊も人民解放軍が力をつける上で頼るべき「お手本」となりました。
これは、北朝鮮にも言える事なのですが、日本の最強軍隊組織は全てにおいて、彼らの「お手本」となり、日本の叡智無しでは巨大かつ統率のとれた軍隊組織の完成は有り得なかったのです。
このように、教育、文化、建築、農業といったあらゆる方面で、日本の技術や文化がアジアでの民族独立、自立、国家の成功に貢献して来たのです。
また、シンガポール、マレーシア、台湾と言ったアジアで成功を収めた国々が「ルックイースト」を公言して来たのは、まさに日本が「お手本」となるべき国家だったからなのです。
それに対して、日本側は出しゃばる事無く、惜しみない協力を中華人民共和国に対して行い、ともに共存して行く道筋を開いて行くべきなのです。
台湾の故宮博物館の展示物が、説明なしで人々の心に感動を与えるように、文化や芸術と言うのは、取って付けた歴史的解釈などは一切必要無く、無条件で人々の心に伝わるものなのです。誰の所有物だとか、本当はどこが最初の起源などと言った事後解釈は全く必要ないのです。
「中華思想」「反日思想」を、政治的に利用するのでは無く、「国家の理想」を掲げて国民を引っ張って欲しいのです。今後の中国の行く末は、極めて難しいと考えられます。
一帯一路、AIIBや南シナ海の軍事施設の設置で、経済的な落ち込みと国民からの不安を払拭しようと必死になって活動して来たは解りますが、もはやシャドーバンキング、不動産バブル、金融株式バブル、低労働コストによる競争力の神話は、崩壊直前なのです。
欧米や日本企業は、中国からの撤退を加速しており、中国経済がこれ以上持たないのは、明らかなのです。
不満を抱えた庶民や若者達の不満が、バブルの様に膨らみつつある状況下で、ひとたび、政治・軍事クーデターが起これば、かつてのロシアや東欧諸国のように、雪崩をうって中国が多数の小国家へと分裂して行く事が手に取るようにわかってしまうのです。

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