日本でスパイ教育を受けたスノーデン

エドワード・ジョセフ・スノーデン氏は、日本の米軍基地内で訓練を受けた、アメリカのスパイであり、CIAやNSAの悪事をあからさまにした事で、今や世界の英雄となってしまいました。
なぜなら歴史はスパイが動かして来たからなのです。教科書で習った、フランシスコザビエルもシーボルトもスパイだったのだと考えられます。
スノーデン氏は、アメリカ合衆国の情報工学者で中央情報局 (CIA) 及び国家安全保障局 (NSA) の局員として、アメリカ政府による情報収集活動に関わった人物でした。
スノーデン氏は、アメリカより逃亡し2013年8月から2021年10月現在に至るまで、ロシアに亡命中です。
おそらく、CIAの汚い手口と情報を全てロシアに公開し、その情報をもとにプーチン大統領は、ウクライナ侵攻等の独自の動きを行ったのだと考えられます。
スノーデン氏は、2013年6月にガーディアン、ワシントン・ポストおよびサウスチャイナ・モーニング・ポストを通じてアメリカ国家安全保障局 (NSA) による個人情報収集の手口を告発したことで有名となりました(PRISM計画)。
それらの行動から、2014年1月、ノルウェーのボード・ソールエル(英語版)元環境大臣からノーベル平和賞候補にも推薦されたのです。
スノーデン氏は取材に応じ、CIA・NSA時代に見たアメリカ政府の悪辣な行為に幻滅していたと語っています。
一例として、スイス人の銀行員を酒に酔わせ、酒酔い運転で警察に捕まったところで取引を持ちかけスパイに利用するなどの行為を政府が実行していたと証言しており、こうした行為への反感が機密資料を公開する決意を固めた動機としているのです。
分かり易く説明すると、正義の味方だと思い込み、またアメリカへの愛国心からCIAに入り、その調査に協力をしていたのに、反対にCIAが犯罪を行っている事を知ってしまいました。今まで自分がしていたことを反省し、今後どうすべきかを考えた結論が、事実を世界中に暴露する事だったのです。
彼について書かれた書によると、アメリカ国家安全保障局(NSA)が2010年に国連安保理でイランへの制裁を議決する前に、当時の安保理の非常任理事国であった日本の国連代表団に対して盗聴を行いました。
当時使用した情報収集手段には、コンピュータへのハッキングなども含まれていたそうです。
NSAはさらにウィルスを使い、日本を含む世界の約5万台のコンピュータの画面を監視し、キーボードの操作を行っていたのでした。
書によると、スノーデン氏は2009−2011年に米国の大手パソコン企業DELLの従業員として日本に派遣され、他国の軍隊および民間のコンピュータに侵入し情報を盗み取るといった、NSAのサイバー工作員の特殊訓練を受けたそうなのです。
外務省は、「NSAの通信記録の収集に関する問題については、日米の間で適切に連絡を行なっている。しかし事件の性質を鑑み、どのように連絡したかといった質問については答えられない」と表明しました。
スノーデン氏は、2013年6月にメディアを通じ、NSAのネットワークと電話に対する監視・盗聴を暴露し、米国国内と国際社会で波乱を起こしました。
またスノーデン氏によると、過激派組織「ISイスラム国」は、米英イスラエル3国の諜報組織が連合して作り上げた組織であり「スズメバチの巣」作戦と称し、イスラエルの近くに厄介な組織(スズメバチの巣)を置く事で、注意と非難の矛先をイスラエルからそらす事が目的なのだと暴露していたのでした。
やはり世界の諜報組織は、連携をしていました。
ですから共産主義も資本主義も本当は、全く関係ないのです。
世界的なスパイ組織は英国のMI6から始まり、CIA、モサド、KGB、KCIA、かつての世界最大の麻薬生産地帯を作り上げた台湾のチャン氏、そして中国共産党と繋がっているからなのです。
チャン氏の「命の恩人」松岡松平氏、元自民党政調会長、その「腹心=実働部隊」海津一郎氏が、自民党、民主党、小沢一郎氏の 「政治資金」を管理し、海津氏の資金がCIAの麻薬資金に源流を持つ事は、沖縄米軍基地問題、TPP問題等で日本政界が絶対に米国に逆らう事ができない「本当の理由」となっているのだそうです。
世界の歴史を振り返ると、スパイこそが歴史を動かして来たことが、ハッキリと読み取れるのです。

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