宣言させる 366

子ども達に七つの叡智を身に付けさせたいのであれば、宣言させることを覚えさせてあげてください。
日本の教育制度の特徴は、受身型で先生の講義を一方的に聞くことなので、主体性がなかなか育ちません。
受身型から積極的な能動型に180°転換させる為には、
自分で宣言させることが、一番効果があるのです。
受動型ですと、自分の頭で考えることが少なくなってしまいますが、能動型になり宣言してしまうと、自分自身で考えざるを得なくなってしまうのです。

目標を宣言させると上手く行く5つの理由は、
①宣言した目標は洗練される
公に宣言することで、自分自身と向き合って真剣に答えを出す時間を持つことになり、より真剣にまた具体的に目標を設定することに繋がります。
②宣言すると途中で挫折しづらくなる
公にしてしまうと、簡単に諦めてしまった際に、馬鹿にされたり、信用されなくなってしまうので、軽はずみな行動がとれなくなります。
③ホーソン実験効果で行動の質が上がる
ホーソン実験効果(hawthorne effect)とは、
注目を浴びることで、「相手の期待に応えたい」という心理になり、パフォーマンスが向上する現象のことです。宣言したことで、注目を浴びてしまうので、それに応えようと、自然に努力してしまうのです。
④宣言と実行のサイクルは自信を育む
宣言したことで、実行出来るようになり、そのことが自信を生み、更なる行動に繋がって行けるのです。
⑤目標を応援・支援・協力者と繋がれる
宣言を聴いた人の中から、思わぬ支援者が出てきて、応援、協力を受けることで、自分一人でやる以上の結果を生み出すことにも繋がって行くかもしれません。
子ども達に積極的に宣言させる為には、まずは、自分で、何時までに何をやるのかの予定を具体的に宣言させることです。
終わりの時間が自分でわかるので、もたもたしていられずに直ぐに取り掛かることができるようになります。
自分で宣言すると、他人からの目を気にしてやらざるを得なくなるからです。
また小さな目標を設定し、必ず達成する小習慣を毎日繰り返すことで自信を高めて、さらなる目標に発展させて行くことが、とても大切になるのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。

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