孫子の兵法 358

子ども達を交渉の達人にさせたいのであれば、孫子の兵法を学ばせてあげてください。
孫子の兵法とは、中国春秋時代(紀元前500年ごろ)に、思想家孫武によって書かれたとされる兵法書のことを言います。世界での戦略論としての評価は非常に高く、クラウゼヴィッツの戦争論と並び、東西の二大戦争書とも呼ばれております。孫子は、紀元前500年ごろ、中国春秋時代に呉国に仕えた名将軍で、呉国の発展に大いに貢献した人物なのですが、現代においても孫子の兵法は実践されているので、特に中国人と交渉する際には、この孫子の兵法を頭に入れておかないと、スムーズな交渉が難しくなってしまうのです。
孫子の兵法を代表する考え方が、「彼を知り己を知れば百戦殆からず。」になります。
戦う際には、敵の実力や現状をしっかりと調べて把握し、過信せずに自分自身のことをよくわきまえて戦えば、何度戦っても、勝つことができると言う教えなのです。
何か問題を解決するときも、その内容を吟味し、自分の力量を認識したうえで対処すれば、うまくいくと言う教えなのです。


「こども孫子の兵法」の著者齋藤孝氏は、この「孫子の兵法」を大人だけのものにするのは、とってももったいないと考えて、子ども向けの本にして出版しました。こどもだって、競争をしなければならないときもあるし、人間関係で悩むこともあるからなのです。
また、将来に不安を感じることもあるかもしれません。
つまり、たいへんな環境で生きているのは、大人だけではないということだからなのです。
「孫子の兵法」は、きっと子ども達にも役立つはずだと考えて、この『強くしなやかなこころを育てる! こども孫子の兵法』を出版されたので、是非とも子ども達にも読ませてあげてください。
子ども達に孫子の兵法を学ばせたいのであれば、両親が先ずは「孫子の兵法」を理解して、それらが当てはまる事例を具体的に引用して、教えてあげてください。
古代の知人の知恵が現代でも使えることを、実感させてあげることで、物事を判断したり、交渉する際に大きな武器になる筈だからなのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。

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