将棋 356
子ども達を交渉の達人に育てたいのならば、将棋を教えて、親子対戦をしてみてください。
将棋のメリットは、
①将棋を覚えることで「待てる人間」になる=指示待ち人間ではない。相撲には”3年後の稽古”という言葉がありまして、今やっている稽古の成果は3年後に出てくるということなんですね。将棋も同じで、努力や勉強の蓄積が時間をかけて出てくるのです。
② 結果より大事なのはプロセス
がんばったプロセスを褒めてあげることで、子ども達には努力する喜びが生まれます。
③ 相手の側に立って考える思考法や駆け引き
④ 将棋を通して学べる「負ける経験」
⑤ ビジネスにも通用する「将棋脳」の存在
「マナー」「集中力」「先を読む」「決断する」「見返す」。
⑥ 何才からでも将棋は始められる!
ルールや駒の動きを、理解できる3歳くらいになったら将棋を始めてみることが大事だと私は思います。
最年少一般棋戦優勝・タイトル獲得、史上初の10代九段など多くの記録を更新している藤井聡太氏は、5歳で母方の祖父母から将棋の手ほどきを受け、小学6年生の時に史上最年少で奨励会初段、奨励会二段に昇段しました。中学1年生の時のに史上最年少(13歳2か月)で奨励会三段に昇段し、14歳2か月での四段昇段=プロ入りを決め、最年少棋士記録を62年ぶりに更新しました。
子ども達に将棋を覚えさせたいのであれば、個人差はありますが、3歳位になると記憶力が上がり、上達のスピードも驚くほど早いので、将棋を始めてみてください。最初は動物将棋や軍人将棋でも良いかもしれません。両親や祖父母が対戦をしてあげることで、家族のコミニュケーションが円滑になります。
また、子ども達は負けると悔しいので、何とか自分が強くなって両親を負かそうと、色々と工夫をする様になります。将棋の攻略本を読んで勉強してみたり、iPadの将棋アプリで独学をしてみたり、友達を誘って練習をしてみたりとあの手この手を考えるようになるのです。
将来はきっと将棋を通じて、社会に出ても何手も先読みをし、また駆け引き上手な人間になれる筈だからなのです。
そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。
