ハサミ切り工作 329
子ども達にクリティカルシンキングの能力を付けさせたいのであれば、ハサミ切り工作をさせてあげてください。昔は幼稚園の工作の時間にハサミ切りを行う時間も多かったのですが、最近は工作の時間でもハサミ切りをするチャンスが減っているようなので、お家でハサミ切り工作をさせてあげてください。
早い子では3歳、普通の子でも幼稚園の年中位になると、ハサミ切りの工作が出来る年齢になるので、様々な課題を与えてやらせてみてください。
注意するべきことは、ハサミを正しく持って真っ直ぐに切ることです。曲線や横向きの切り線に対しては、利き手と反対側の手で紙を持って動かすことがポイントで、くれぐれも自分の手を切らないようにハサミの先には手を置かずに、目を離さないことが重要となります。ハサミを使う作業は、子ども達の創造力を刺激し、手先が器用になるだけでなく、脳を健やかに発達させるためにも大変効果があると言われています。
ハサミの練習をする際は、子どもがハサミを使う面白さや達成感を味わえるように、ただ切るだけでなく、たとえばどくろをまいている蛇のように、切った物が立体的作品になるように作ると、より達成感が得られて良いでしょう。
子ども達がハサミ切り工作を上手になる為には、年中さんになったら、ドンドンとハサミ切りの課題を与えてあげることです。手を切ったら、心配だからと言ってハサミ切りをさせないことは逆に大きな機会損失となってしまいます。子ども達も危険性を意識して慎重に作業することを覚え、緊張感のある中での作業は脳を大きく刺激し、巧緻性の発達を促します。
将来は、手先が器用で丁寧な仕事が出来るだけで無く、クリティカルシンキングが出来る大人へと成長出来る筈だからなのです。
そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。
