10番列挙法 327
子ども達にクリティカルシンキングの能力を付けさせたいのならば、10番列挙法を教えてあげてください。
10番列挙法は、私が問題解決の際に実践している、お勧めの方法です。
10番列挙法は、問題解決に際して、そのテーマに対する解決策を直感で閃くままに10個箇条書きで列挙して行く方法になります。
問題解決策を考えようとする瞬間に、先ずは①〜⑩番までの数字を先に並べてしまうのです。10個の解決策を書く場所が10個確保されているので、思い付くままに解決策を箇条書きにして行けば良いのです。
10個書き終えるまでは、深く考え過ぎずに、10個を埋めることに全力投球して行けば良いのです。
10個書き終わると、なんとなく全体の構造が出来上がるので、その構造を通して全体を見直すと、新たな問題点や重要な切り口が浮かび上ってくるのです。
そのアイデアを基に、10個の項目に修正を加える作業を何度か繰り返すことで、10個の内容が精査され、かなり精度の高い結果に纏めることが出来るようになるのです。
子ども達に10番列挙法を身に付けさせる為には、とにかくリビングルームのホワイトボードに①〜⑩番までの数字を先に並べてしまう習慣を付けさせてしまうことが重要になります。場合によっては、あらかじめホワイトボードに①〜⑩番までの数字をふっておいても良いかもしれません。自分の考えを1つでは無く10個纏めて吐き出す練習になるのです。あれこれと無駄に悩んで、考え込む時間が無くなるので、スピード力を付ける練習にもなります。
10番列挙法をマスターすることで、将来は自分のアイデアを次々にアウトプットしてリーダーシップを発揮出来る人間になれる筈だからなのです。
そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。
