なるほど 319

子ども達に企画力を身に付けさせたいのであれば、子ども達が何かに腑に落ち、なるほどと思わず言ってしまうような体験を沢山させてあげてください。
「なるほど」を漢字で書くと「成る程」となります。
「成る」は「実現する」、「できあがる」、「成立する」といった意味を示します。そして「程」は「~の程度」、「~くらいまで」という意味なのです。
これらのことから「成る程」は、当初は「できる限り」といった意味を表しました。
本来「成る程」は古語であり、一つにはこの「できるだけ」あるいは「なるべく」という趣旨での用い方をされていました。
狂言の一節に「なるほど念を入れて」という句がありますが、これは「できるだけ心を込めて」という意味合いなのです。
また古代では「ずいぶん」、「なかなか」や、相手の言葉に同意して「いかにも」、「確かに」といった意味での使われ方もありました。
狂言や戯作などでの「なるほど甘うござる」は「ずいぶん甘い」であり、「なるほど致しませふ」は「確かにやりましょう」といった内容を表しました。

ところが、時代が進むにつれて、「なるほど」が持っていた「できる限り」という意味合いは、次第に「なるべく」や「なるたけ」という言い方に吸収されていきました。そして「なるほど」は「確かに」と相手の発言を肯定する表現に集約されていったのだと考えられます。
元来の「できる限り」という言い方が、「それ以上のものがない」、あるいは「他には考えられない」という意味を含むため、そこに通じるとして「その通りだ」という意味合いで使われるようになったともされています。
このように現代では、「なるほど」は、ものごとを確認したり、納得したりしたときの「まさに、それは本当だな」という気持ちを表す副詞となったわけです。
例えば「なるほど書いてあったとおりだ」、や「なるほどよくできている」といった用法になるのです。
子ども達が目上の人に、「なるほど」と表現してしまうと失礼になってしまいます。何故ならば「なるほど」は敬語では無いからなのです。もし敬語にするならば、「おっしゃる通りですね」や「まさに、その通りだと思います」などと表現するのが良いので、子ども達にはなるべく、「おっしゃる通りですね」や「まさに、その通りだと思います」と外では言えるように、教えるべきだと考えます。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。

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