ワーキングメモリー 313

 子ども達にデータアナリストの能力を付けさせたいのであれば、ワーキングメモリーを鍛えてあげてください。
ワーキングメモリ(Working Memory)とは認知心理学において、情報を一時的に保ちながら操作するための構造や過程を指す構成概念なのです。そして作業記憶、作動記憶とも呼ばれています。
現在、ワーキングメモリの構造や脳の関連部位を調べる研究が多数行われており、一般には、前頭皮質、頭頂皮質、前帯状皮質、および大脳基底核の一部がワーキングメモリに関与すると考えられています。
ワーキングメモリの研究は、人間の行動実験や脳損傷事例、イメージング研究、サルによる行動実験やマウスを使った脳部位の切除実験など、幅広い分野の研究成果に基づいて行われています。その研究成果は、自閉症や注意欠陥多動障害(ADHD)への理解を深め、指導方法を改善に導くのに有用であるとされ、人工知能研究にも応用されています。
ワーキングメモリを鍛えるために必要なことは、

①デュアルタスク
デュアルタスクとは、運動と知的作業という2つの異なるタスクを同時に行うことであり、「ながら動作」とも呼ばれています。運動によって脳の体を動かす部分が活性化することに加えて、知的作業によって脳の前頭葉の部分も活性化するため、結果的にワーキングメモリの強化につながるのです。
 最も簡単なデュアルタスクの例として、自転車に乗り前日に食べた食事の献立を朝食から順に思い出してみてください。運動をしながら、記憶を呼び起こすという知的作業を同時に行うことになるからです。
 ほかにも、散歩をしながらすれ違う車のナンバープレートの足し算を行うなど、デュアルタスクは日常の色々な場面で手軽に取り入れることができます。

②暗算
ワーキングメモリを使う作業の代表例と言えます。
例えば、頭の中で100か6を引き、引いた後の数字から同じく6を引く、という具合に、同じ数字を引き続けてみてください。実際にやってみると結構難しいものだからです。慣れてきたら桁数を増やすなど、徐々に難易度を上げてみてください。
また、ナンプレのような暗算をしながら解いていくパズルもおすすめです。DAIGO松丸兄弟がアプリを開発したみたいなのでやってみるのも面白いかもしれません。
子ども達のワーキングメモリーを鍛えるには、親子一緒になってデュアルタスクや暗算のアプリを楽しんでみてください。特にADHDやアスペルガーと診断された子達にとってもとても効果が出易いので、上手に教えてあげることが大切になります。一旦ハマってしまうと、ビックリする成果にも繋がる筈だからなのです。

③睡眠を十分にとること
上記のトレーニング成果を定着させるにも、十分な睡眠をとることが重要なのです。
必要な睡眠時間には個人差があるものの、7時間から8時間が理想と言われています。
日常生活が忙しいときは、ついつい睡眠をおろそかにしてしまいがちです。しかし、そのせいでワーキングメモリが減って、仕事のパフォーマンスが落ち、さらに睡眠時間が減るという悪循環に陥ってしまう可能性もあるため、忙しい時でも睡眠時間はしっかり確保しましょう。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。

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