美術館 305

子ども達に鑑定士の力を付けさせたいのであれば、子ども達を連れて美術館や世界遺産を巡ってみましょう。
美術館は、子ども達にとって、芸術教育・心の教育・楽しく過ごせる場所だからなのです。
美術館を親子で利用している人の4割弱が、親子で教育普及活動に参加した経験があり、子ども達と一緒に楽しいときを過ごし満足しています。是非とも子ども達と一緒に美術館を楽しんでください。人気の展覧会で大混雑の中で鑑賞するのもよいのですが、たまには小さな美術館でゆっくりとした、贅沢な時間を過ごす習慣をつけることもお薦め致します。
国立西洋美術館は、東京都台東区の上野公園内にある美術館です。フランスの政府から寄贈返還されたコレクションを基本として、西洋美術を対象とする唯一の国立美術館であり、展覧の他、西洋美術に関する資料・作品の収集や調査研究、保存修復、教育、出版物の刊行などを行なっています。 設立の趣旨である松方コレクションの作品および創立以来毎年購入しているルネサンス以降20世紀初頭までの作品およびモネ、ゴッホ、ピカソ等の印象派の作品から現代の作品まで様々な作品を楽しむことが出来ます。
本館は「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として2016年に世界文化遺産に登録されています。美術館そのものが、世界遺産にも指定されている素晴らしいデザインで、庭にはロダンの考える人等の素晴らしい彫刻が並び、鑑賞する価値がとても高いので、美術作品と世界遺産鑑賞を同時に楽しんでみてください。
また故・岡本太郎氏の「明日の神話」は、1970年の大阪万博のために制作した「太陽の塔」と同時期に制作され、同氏の最高傑作のひとつと言われています。
現在、JR線渋谷駅と京王井の頭線渋谷駅を結ぶ連絡通路(マークシティ内)に無料で展示されていますので、渋谷駅を利用の際には、是非楽しんでみてください。
このように、わざわざ美術館に行かなくとも、街中にも素晴らしい作品が展示されていることに注目する眼を子ども達に持たせてあげてください。
きっと子ども達の感性が刺激されて、毎日の生活がより豊かになる筈だからなのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。

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