食事 302

 子ども達に集中力を付けさせたいのならば、毎日良い食事を取らせてあげてください。
集中力を高める為に取るべき栄養素は、DHA、ペパーミントティー、ドライフルーツ、ナッツ・大豆や小魚、海藻等になります。もしサプリメントで補給したいならカルシウムとマグネシウムを摂るようにしてください。
また、日本人の食文化には、味噌や醤油をはじめとする発酵製品が欠かせません。
これは第五の味覚である旨味成分を生み出してくれるので、健康に良いのみならず、美味しい食卓を後押ししてくれる大切な文化でもあるのです。
発酵食品の効果は、
① 栄養をスムーズに吸収させる
発酵食品は、麹カビや酵母、細菌などの微生物の働きによって原料成分の栄養素が分解されています。
そのため、消化吸収しやすい状態になっています。
さらに乳酸菌や麹菌、納豆菌、酵母菌、酢酸菌などの善玉菌が豊富に含まれているため、腸内環境が整い、栄養をスムーズに吸収して体内に巡らせることができるのです。

② 免疫細胞を活性化させる
病気から守ってくれる免疫機能、細胞の活性化を手伝ってくれます。
乳酸菌や麹菌などの菌体は、体内の免疫細胞の約70%が集まる小腸壁の近くを通る際に、免疫細胞を活性化させる”指令ボタン”を押していくことが最近の研究で分かっています。
この免疫細胞を活性化させる「指令ボタン」を押すという働きは、生きた菌体も死んだ菌体も同じように持っています。
腸内を常に善玉菌優位の環境に整えておくことが出来るのです。

③ 栄養価アップ
微生物が発酵過程で多量の栄養成分を生産してくれるため、食品の栄養価が高まります。

④ 旨味成分アップ
味噌や納豆には特有の味と香りが生まれます。また、発酵によりタンパク質が分解されて旨み成分のグルタミン酸ができるため、より美味しくなります。

⑤ 保存性を高める
微生物には自分以外の微生物の生育を阻止または死滅させる作用があります。そのため、ある一定量を占めると、悪玉菌である腐敗菌が駆逐されて腐りにくくなり、
保存食や移動の際にも便利です。

⑥ 生活習慣病を予防する
発酵食品には、血管壁に付着した悪玉コレステロールを除去したり、高血圧を予防したりする作用があります。
子ども達に毎日良い食事を取らせる為には、両親が正しい食事と栄養素の取り方を知っていることが大前提となります。成長期には、体を大きくしなければならないので白米や小麦粉等の炭水化物を大量に摂取することもある程度は必要なのですが、個人的には白米よりも玄米、小麦粉よりもふすまやライ麦やオーツを取るべきだと考え、運動をする人は特にタンパク質を充分に取ることをお勧めしたいです。
さらにテストや試合前には、生モノや腐りやすいものは食べないことに心掛けて欲しいのです。万が一食当たりを起こしてしまうと、本番当日に力を出せなくなってしまうからなのです。

そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。

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