七転八起き 

七転八起「逆境を乗り越えられる」力があれば将来、受験失敗にも負けない人になれます。
私の息子の最初の挫折は、慶應義塾高校推薦入試受験の失敗でした。
子ども達には、何度失敗しても良いから、その都度はい上がれる強さを持って欲しいのです。
私自身もそのような人生を歩んで来て、息子も実際にそのような人生を歩んで来たからなのです。
私の息子の場合には、慶應義塾高校の受験に失敗してから、大学受験にも失敗し、何度も挫折を味わう人生となりました。しかしながら、失敗を乗り越え、失敗を糧として、更なる成長を果たす方が、人生にはもっと大切な経験になったのです。
また、最近の子ども達の特徴として、ゲームをした際に自分が勝たなければ納得しない我儘な子ども達が増えているように感じます。もし自分が負けると、「もうやらない」「つまらない」と直ぐに駄々をこねてしまうのです。ひとりっ子が増えてしまった弊害かもしれませんが、そのためにゲームが続けられなくなることがよくあります。
負けた悔しさをバネにして、悔しいから「もう一度やりたい」「今度は絶対に勝つ」という前向きのエネルギーとハングリー精神を持って前進するのが正しい方向なのですが、負けると直ぐに逃避をしようとする、子ども達には、必ず「喝」を入れて正しい方向へ導かねばなりません。

日本人は世界一臆病な民族だと言われているので、失敗と言う言葉自体が禁句であり、失敗から目を背けてしまうことが多いのです。
ですから、意識して失敗の練習をする家庭は少ないと思いますし、失敗はしない方が良いと考えている家庭も多い筈なのです。
とかく日本人は失敗を嫌いますが、本当は「失敗は成功の母」なので、成功のためには失敗も必須条件なのです。むしろ、それを乗り越えて前向きに進んで行くことこそが大切なのです。
幸い日本には「七転八起」という、とても良いことわざも残っています。七回失敗しても八回目に起き上がり成功すれば成功で終わるから良いと言う、とても前向きな考え方で、古からの知恵なのだと考えます。子ども達の鬼ごっこや、かけっこという遊びや競技を通じても、負けたら次に勝てば良い、負けから勝ちへとひっくり返すプロセスや、最後にはひっくり返す執念がとても大事なのです。
米国社会では、特にシリコンバレーのようにベンチャー企業を育てる仕組みがしっかりしており、成功の為に、まさに失敗を苦にしないカルチャーができ上がっていますが、残念ながら日本のベンチャー支援制度は、まだまだそこまできておりません。
そのような日本の国内事情の中で、どのように「失敗力」をつけて行くのかということが、日本人の課題なのです。
子ども達が、七転八起の精神を身に付ける為にも、子ども達に小さな失敗を沢山経験させてあげてください。むしろ失敗する事に慣れてしまって、失敗しても落ち込まずに、直ぐに立ち上がって新たな挑戦が出来るようになる筈だからなのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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