ノルマを課す 287
子ども達にランナーズハイを経験させたいのならばらノルマを課すことも大切です。
ノルマを課すというのは、目標を決めるのと同時に、ペナルティも同時に設定するので、アメとムチを組合わせた効果があります。
ノルマを課せられる子ども達にとっては、重荷を背負わされる気分になるので、決して歓迎出来るものではありません。
時には理不尽なノルマが課せられることで、肉体的にも精神的にも追い込まれてしまうかも知れません。しかしながら、その壁を乗り切った時の喜びと、自信は何事にも変えられない大きな価値をもたらしてくれるのです。
「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」と言うことわざがあります。本当に深い愛情をもつ子ども達に、わざと試練を与えて成長させること、またはそのようにして成長させるべきであるという考えを意味することわざなのです。愛情があるからこそ、勇気を持って、厳しい試練を与えることも必要だからなのです。
そして子ども達が困難を乗り越えた後に感じる快感、正にそれがランナーズハイと言えるのではないでしょうか。
例えば、自然治癒力を高める為のノルマを子ども達に課すのならば、
①朝起きたらすぐに舌を磨く
②鼻から塩水うがいをする
③白湯を飲む
④ストレッチ・ヨガをする
⑤果物を朝食べる
といった項目を設定してみましょう。
そして、アメとムチを組合わせる為にも計画表を作成して、見やすいところに貼っておきましょう。
毎日ノルマを達成出来たら、シールを貼ったりチェックを入れるようにして、達成の程度に合わせてご褒美をあげる約束をしてみましょう。
反対に達成出来なかった時には、ご褒美を無しにしたり、ペナルティとして、お手伝いや決められたトレーニングを課しましょう。
子ども達にノルマを課す為には、先ずは長期的で精密な計画を立てる必要があります。
行き当たりばったりで、子ども達にノルマを課しても、子ども達を潰してしまい兼ねないからなのです。
「困難を乗り越える力を付ける」と言う最終目標を達成出来るようになって貰うことこそが重要だからなのです。ランナーズハイを体験する事で、子ども達は、困難の先には快感が有ることを理解して、自ら進んで困難に挑戦出来るようになる筈だからなのです。
そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。
