ランナーズハイ

ランナーズハイ「楽がくるまで我慢できる」力があれば将来、下積みにも耐えられる人間になれます。
私も小学校から大学時代までを体育会で過ごした人間なので、大学一年生時の運動部の理不尽で奴隷のような辛さを良く知っています。
新人を鍛えて強くするためには千本ノックのような「かわいがり」もあって当然の習慣があったからなのです。
しかしながらその一年生を乗り越えさえすれば、地獄から解放されて、だんだんと自分の立場が上昇して行き、余計なことを考えずに練習にだけに専念できるようになります。
大学四年間の全体を考えれば、日本的で合理的なシステムなのかもしれませんが、1年生時の辛さは本当に厳しくて辛いものです。
まして日本の大学野球部界でも一、二を争う厳しさを誇る早稲田大学の野球部は、さぞかし辛い一年間だったと思います。
私は息子が厳しい夏合宿も乗り越えて、一年間の雑務、激務、裏方役を全てやり通したので、後は楽が来るまで待てばよいと、密かに安心していました。一番割の合わないのが一年生の時期だけなのを、肌身を通して知っていたからです。
そして辛い時にただ辛い気持ちでいるだけでは、中々乗り切るのは困難です。もし苦の後に楽が来ると知っていれば、なんとか我慢できてしまいます。
両親は子ども達には、そのこともしっかりと教えてあげて欲しいです。
それには実際にマラソンや運動を経験させて、本当に苦しい後には楽が来ることを体験させてあげなければなりません。
自分自身の経験でも、厳しい練習を体験して、もうすぐ倒れてしまうのではないか、気を失うのではないかと、追い込まれた経験が何度もありましたが、本当に倒れたことは一度たりともありませんでした。
完全なランナーズハイの常態では無いと思いますが、限界近くになると、脳内麻薬物質の影響なのか、忘れてしまったかのように楽になり、また体が元気になったことを何度も実際に経験しました。

ところで、回復力を鍛えるには親子マラソンが一番良いと思います。
毎日走る距離やタイムのノルマを決めて行うとプレッシャーにはなりますが、それらを乗り越える習慣が付くのと同時に、疲れた後に回復するまで耐えられる力も付きます。
そして、人間の体にはランナーズハイという機能が備わっています。マラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚してくる作用です。
類似の生体反応に「クライマーズ・ハイ (生体)」や「ワーカーズ・ハイ」があります。いずれもひとりのときより、集団で活動するときの方が陥りやすいとされています。
人間には苦しさの限界に陥ると、自分の体を守るために、脳の中にモルヒネのような麻薬作用のある物質,β-エンドルフィンが分泌されることが分かっています。ですから限界まで我慢すれば、その後には快楽が訪れる仕組みがあるのです。
ベテランのランナー達は、それらを体験しているので、苦しさが苦にならず、逆にランナーズハイを求めて、ついつい走りたくなってしまうそうなのです。
もちろんリスクもありますが、子ども達にランナーズハイを経験させてあげることで、子ども達は将来、とても高い壁を乗り越えて行く力を身に付けることが出来る筈だからなのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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