やり抜く力 253

やり抜く力、GRITER「絶対に諦めない能力」があれば将来、大学体育会でも活躍できる人になれます。
私の息子に関して感心したことは、浪人をしてまで自分の行きたい大学の目標を貫き通したことでした。浪人して一番辛いのは絶対に本人なのだとは思いますが、家族にとっても浪人生を抱える1年間は大変辛い1年間となりました。
現役の時には、他の大学を受けずに男らしく一本勝負で、しかも高い評定平均を持っていたにも拘わらず、敢えて推薦試験には目もくれずにペーパーテストの一発勝負に打って出たのでした。
しかしながらその結果は、ことごとく惨敗で複数の補欠合格を取ったものの、繰り上がり合格することもできませんでした。
浪人時代の1年間はただただ、予備校と家を往復する規則正しい生活の毎日で、重苦しい空気での1年間が続きましたが、絶対に諦めることはしないで、見事に早稲田大学法学部に合格を果たすことができました。
本人にとっても辛い経験を乗り切れたことで、今後の人生においても、絶対に諦め無い姿勢を貫いてくれるものと信じております。

ところで、ペンシルベニア大学の心理学教授のアンジェラ・ダックワース氏も、「やり抜く力」が人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」だと、著書「GRIT」 で発表しいています。
アンジェラ・ダックワース氏は米国内では「天才賞」とも称されるマッカーサー賞を2013年に受賞した方で、この「やり抜く力」は「情熱」と「粘り強さ」という要素でできていて、自分にとって最も重要と定めた目標に対して不変の興味を抱きながら粘り強く取り組む「情熱」と、困難や挫折に負けずに努力を続ける「粘り強さ」がそろっていれば、誰もが目標を成し遂げられると、説いているのです。
「やり抜く力」は教育界、ビジネス界、スポーツ界だけでなく、子育てに悩む親をはじめ、多くの一般読者に評価される理由となっています。 継続は力なり、と日本でも昔から言われています。
私は日本人の強みは、まさにこの「GRIT」の能力が世界一高いことと信じております。
ですから子ども達にも、絶対に身に付けさせたいのがこの力です。
両親は、「やり抜く力」を子ども達に付けさせる為にも、普段の生活でも「絶対に諦めない」を続けなければなりません。将来、きっと自分の目指す目標に到達することが出来る筈だからなのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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