ご褒美 242
子ども達のギブアンドギブの精神を伸ばしたいのならば、子ども達に沢山のご褒美をあげてください。
褒め言葉、ハグ、笑顔の3点セットこそが、子ども達への最高のご褒美であり、ドーパミンをドバドバ出させる手段なのだと考えます。
子ども達にとって、ご褒美は何かを始める為の大きなインセンティブになります。
ご褒美のメリットは、
①自信を持たせることが出来る
何よりも大切なことは、「できた!」という自信を持たせることです。
「できた!」という事実の積み重ねによって、「自分ならきっとできる」と、新しいことにチャレンジしていける自信が生まれます。
そしていろいろなことに挑戦することが「楽しい」という気持ちにつながります。
得意なことだけではなく「苦手だったけれども、前に比べてできるようになったこと」などを見つけて褒めてあげましょう。
②「結果」ではなく「過程」を褒める
人は誰しも、はじめから物事を完璧にこなせることはまずありません。
誰だって最初は、うまくいかず失敗してしまうこともあるでしょう。
子ども達の勉強でもそれは同じ。最初の失敗で叱られてしまったら、挑戦するのが怖くなってしまいます。
たとえ答えを間違ってしまったとしても、その問題に「挑戦した」ことを褒めてあげられるようにしましょう。
「できなくても、もう一回やってみよう!」「あきらめないぞ!」という気持ちを持たせることこそが大切なのです。
内的動機が強くなった子ども達は、生活の中に楽しみを見つけることが上手くなり、身のまわりのもので遊びを考え出したり、創意工夫したりする過程が楽しくなるのです。
最後に使いすぎると、良くない結果をもたらす「ご褒美」なのですが、タイミングを選べばとても効果が高くなります。
たとえば、「最終的な結果にこだわる」ケースです。
入試など、結果の良し悪しがはっきりしており、人生であまりないようなイベントの場合は、特別感を出して「入試に合格したら、旅行に行こうね」などとご褒美を設定して後押ししてあげるのも良いでしょう。
また、緊張するシーンなど、「何かにチャレンジしたとき」にもごほうびをあげても良いでしょう。
たとえば大きな舞台に上がったり、実力テストを受けたあとなどに、一緒にレストランに行くといったことでも良いのです。
そういった形ならば、きっと家族の思い出にも残ることでしょう。
子ども達のギブアンドギブの精神を伸ばす為にも、子ども達に沢山のご褒美をあげましょう。
「ご褒美」の効果と危険性を理解して、子ども達の成長に役立ててください。
褒め言葉、ハグ、笑顔の3点セットこそが、子ども達への最高のご褒美であり、ドーパミンをドバドバ出させる手段なのです。
そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達たちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。
