環境 240

 子ども達に、ギブアンドギブの精神をマスター出来るようにさせるには、その為の環境を提供してあげてください。なぜならば、環境が人を変え、人を作るからなのです。
「環境が人を作る」のは本当です。
人に何かを与えるためには、自分が豊かで余裕がなければ、なかなかできることではありません。
ですから、余裕のある寛容を与えることは、両親の重大な責任でもあります。環境が変わると自分が変わります。
まず、付き合う人が変わります。
周りが努力家ばかりなら、その中の落ちこぼれ組ですら少なからず努力家になります。
反対に周りが落第組の集団なら、その中のトップですらまだまだ改善の余地が残ります。
人は本能的に、時間をかけて、周りの環境と調和しながら生きて行く生き物なので、環境を変えれば自分も変わります。
環境に慣れるまで、最初は辛いかもしれませんが、頑張るしかありません。
その良い例として、孟母三遷の教えがあります。中国の春秋時代、孟子の母は、最初、墓所の近くに住んでいましたが、孟子が葬儀のまねばかりするのを見て、こんどは市場の近くに引っ越しました。
ところが、こんどは商人のまねばかりします。
そこで3度めは、学校の近くに引っ越し、やっとやっと安堵したという故事があるのです。
現代に合わせて更に細かく考えるのならば、子ども達に最高の教育環境を与える為には、近くの学校を選ぶのでは無く、その子たちに一番良い学校を選んであげる事が必要だと言うことになり、その為には引越しをすることも重要だと言うことなのです。
子ども達に、いかに最高の環境を用意してあげるかが、親の責任であり、また力の見せ所なのだと考えます。子ども達がギブアンドギブの精神を持てるようになるには、豊かな環境で育つことこそが大前提となるからなのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達たちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。

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