喧嘩する勇気 231

 子ども達に聞く力を付けさせたいのならば、逆に喧嘩する勇気を教えてあげてください、特に世界を目指して、英語でも喧嘩出来るように教育をしてあげてください。
喧嘩と言っても殴り合いの喧嘩では無く、ディベートのような激しい口論を想像してみてください。
仲間を調整するには、時として激論も必要です。特に欧米圏の人々との議論の際には、喧嘩さながらの議論が展開されることがよくあるので、それらに対応することが必要になるのです。つまり喧嘩する覚悟で挑まなければ、ディベートにも勝てません。議論が終われば、遺恨は残さずに綺麗さっぱりノーサイドというのが、彼らの考え方でもあるので、慣れてしまえば、そんなに難しいことではありません。そして、ディベートに勝つ為には、まずは相手の話をよく聞いて、どんな発言をしたかを一字一句聞き漏らさずに、相手の論理を分析して頭の中で整理しておく事が重要になるのです。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」のことわざのごとく、相手の発言を聞いて相手の情報を分析することが勝敗の明暗を分けることになるからなのです。そして、たとえ喧嘩しても良いのだと考えて、積極的に道を切り開く覚悟と勇気を持つことが必要になるのです。
日本人は平和好きな国民性を持ち、お互いに協力し、支え合って生きる習慣が根付いて来たので、厄介なトラブルは、誰もが嫌なことなので、なるべく避けたいという気持ちはよくわかります。
しかしながら、問題を解決する為には、敢えて火中の栗を拾う勇気も必要なのです。自ら率先して、嫌なことを引き受けるのもリーダーには必要な行動のひとつだからなのです。その為にも、敢えて喧嘩をする勇気を持って貰いたいのです。
子ども達に、聞く力を付けさせる為には、日頃から家庭でしっかりと両親の話を聞く習慣を付けさせてください。しっかりと聞くことに慣れる為には、長めの話、哲学のように奥の深い話でもしっかりと理解出来るようにしておかなければなりません。
逆に言えば、そのような話を聞く時間を、毎日の生活の中に当たり前のように組み入れて行くことを心掛けて生活をしなければならないと言うことなのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達たちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。

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