早口言葉 229

 子ども達に即断即決の力を付けさせたいのならば、早口言葉を練習させてあげましょう。ただの遊びに思われがちな早口言葉なのですが、実は結構実用的なのです。滑舌が良くなるのはもちろんのこと、頭の回転を速め脳の老化防止や集中力を増進、さらには口臭予防から小顔効果まで、さまざまな効果があるとされています。そして何よりも早口言葉は、即断即決の練習にとても向いているのです。
定番の早口言葉の例は、
生麦生米生卵
東京特許許可局
隣の客は良く柿食う客だ
バスガス爆発
坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた
赤巻き紙 青巻き紙 黄巻き紙
カエルぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ 合わせてぴょこぴょこ 六ぴょこぴょこ
新人歌手 新春シャンソンショー
スモモもモモもモモのうち
Peter Piper picked a peck of pickled peppers. 等がありますので、以上を子ども達の能力に合わせて覚えさせてあげてください。

早口言葉が上手になるコツは、
①ゆっくりと発音する
最初はゆっくりと発音し、慣れて来たらスピードを上げて行くことです。
②母音発声法
一語一語を母音にして、ハッキリと一語ずつ発音する練習法です。腹式呼吸でお腹から声を出すことが重要です。腹式呼吸が上手に出来るようになると、英語の発音もバツグンに良くなります。
③難しい部分だけ繰り返す
間違い易い所だけ集中して練習をします。
音で覚えて、さらにイントネーションの強弱を自分なりに付けることで、すらすらと言えるようになる筈です。
また、自分で新しい早口言葉を考えて作ってみるのも良いでしょう。
考える訓練にもなり、またユーモアーとして活用することも出来るからです。会話を抜群に楽しくして、リラックスさせる効果が期待されますね。

新しい早口言葉を考える時に抑えておくべきポイントは、                    ①母音を重ねる                           一つの単語内で同じ母音が重なると、舌がもつれて噛んでしまいやすくなります。                               ②紛らわしい単語を連続させる                   「東京特許許可局」や「新春シャンソンショー」なんかはこのパターンですね。一つ一つの単語に区切ればたいしたことないのに、文にすると噛んでしまいます。                      ③発音しにくい単語を使う                           かえるぴょこぴょこ等はとても噛みやすい言葉になりますね。                       子ども達に早口言葉を覚えさせるには、日頃の家庭内の会話に早口言葉を取り入れて、いつでも早口言葉が滑舌良く話せるようにしておく習慣を付けておくことです。将来アナウンサーやYouTuberやリーダーになりたいのならば、早口言葉は絶対に練習しておいて損はありませを。もしも滑舌良くスラスラと話をしたら、きっと皆が自然に話に引き入れられてしまうことになるでしょう。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達たちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。

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